日本 プロライフ ムーブメント

広島平和宣言【令和6年(2024年)】

皆さん、自国の安全保障のためには核戦力の強化が必要だという考え方をどう思われますか。また、他国より優位に立ち続けるために繰り広げられている軍備拡大競争についてどう思いますか。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やイスラエル・パレスチナ情勢の悪化により、罪もない多くの人々の命や日常生活が奪われています。こうした世界情勢は、国家間の疑心暗鬼をますます深め、世論において、国際問題を解決するためには拒否すべき武力に頼らざるを得ないという考えが強まっていないでしょうか。こうした状況の中で市民社会の安全・安心を保つことができますか。不可能ではないでしょうか。

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【緊急声明】

新型コロナウイルス感染症予防接種に導入されるレプリコンワクチンへの懸念 〜 自分と周りの人々のために 要約 一般社団法人日本看護倫理学会は、次世代型 mRNA ワクチンとして、世界で唯一日本のみで認可され、2024 年 10 月 1 日から定期接種を開始するとされている自己増幅型 mRNAワクチン(レプリコンワクチン)の安全性および倫理性に関する懸念を表明します。

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長崎平和宣言  2024年

長 崎 平 和 宣 言   原爆を作る人々よ!しばし手を休め 眼をとじ給え昭和二十年八月九日!あなた方が作った 原爆で幾万の尊い生命が奪われ家 財産が一瞬にして無に帰し平和な家庭が破壊しつくされたのだ残された者は無から起ち上がらねばならぬ血みどろな生活への苦しい道と明日をも知れぬ”原子病″の不安とそして肉親を失った無限の悲しみがいついつまでも尾をひいて行く

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『道をひらく』は私の“心の救急箱”(押切もえ)

松下幸之助氏の「道をひらく」(初版1968、PHP研究所)が500万部を突破したそうだ。永遠のベストセラーと言われているこの本が、ファッションモデル、タレントの押切もえの愛読書との記事が「PHP Business Review松下幸之助塾2014年3・4月号のトップに掲載されている。実は名前は聞いたことがある程度で、あまり押切もえを良く知らないが、インターネットで見ると恋人の死、家庭崩壊、ハワイでの大事故など波乱の多い人生を歩んできたとある。そして読書好きで週3冊は読んでいるらしい。20代の時、本屋でこの本に接し、‘人を立てる’ことの大切さや、素直さ、謙虚さを説く文章が並んでいて心に響き買った。以降、こころが弱くなってパワーがほしい時に本棚から手に取って読み返すと立ち直る力がもらえる、まさに私にとっての“心の救急箱”だと言う。「道をひらく」のことは各種メディアでたびたび語っているそうだ。押切もえが感銘を受けた言葉を紹介する。

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【ブログ】今こそ停戦を-Cease All Fire Now

2024年1月24日(火)19時から、東京・青山にあるウィメンズプラザのホールで開催されたJazz HIKESHI主催による「Ceasefire Now! 今こそ停戦を」と題するプレゼン&トークに参加しました。午後に開催された『夢見る給食』の初上映会(参加できず)と同じ会場です。ろ 18時30分の開場時には、会場の外まで長い列ができていました。指定席のチケットを交換してもらって会場に入ると、何と最前列中央の特等席!

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「端午の節句とリウマチ」

鯉のぼりと整形外科学  万葉の時代には端午の節句に菖蒲などの薬草を摘んで健康を願った。武士の時代になって「菖蒲」は「尚武」へと変わり、男子の誕生を祝って幟を立てた。これが庶民の間で鯉幟へと変化した。鯉のぼりは「登竜門」の故事に由来し、子供の元気な成長を願って立てられる。 日本で鯉のぼりが普及したのは江戸時代中期のようだが、同じ頃に西洋で子供を真っ直ぐに育てる医学が誕生した。それはフランスのニコラス・アンドレという医師によってオルソペディアと名付けられた。日本語では整形外科学と訳されるが、オルソは「真っ直ぐ」ペディアは「子供」を意味する。当時は手足や背骨や関節が曲がった子供が多かった。今ではワクチンによってポリオが殆ど無くなった。ビタミンD欠乏性くる病も食生活の改善で非常に稀な病気となった。脊椎カリエスも結核が治療できるようになって激減した。しかしまだ治療が難しい骨や関節の病気が沢山ある。その一つに関節リウマチがある。

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世界は本当に戦争下にあるのか

フランシスコ法王は27日、ローマからポーランドの古都クラクフで開催中の第31回「世界青年集会」(WJT)に参加するため、ポーランド入りした。バチカン放送によると、WJTには189カ国、35万人以上の青年たちが参加している。 フランス北部のサンテティエンヌ・デュルブレのローマ・カトリック教会で26日午前、2人のイスラム過激派テロリストが神父の首を切って殺害するという テロ事件が発生したばかりだ。それだけに、27日から始まったローマ法王フランシスコの5日間のポーランド訪問の安全問題が懸念されている。

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あらためて、キリスト教とは何か

キリスト教と言えば聖書、あるいは教会というのが常識である。『Pen』誌の『キリスト教とは何か』を見る限り、その感を強くする。そこでは、聖書や教会が美しい写真や名画でキリスト教が紹介されている。しかし、それだけだろうか。外観だけでキリスト教を批判する人もいるから、あらためてキリスト教とは何かを問うてみたい。 前々回に述べたように、イエスは教会の中に生きており、教会を通して働いて救いのわざを続けておられる。しかし、その姿を肉眼で見ることはできない。教会の中にイエス・キリストを確認できるのは「信仰」だけであって、信仰がなければ教会の外観をもってキリスト教を判断するしか手はないわけである。

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「仕えられるためではなく、仕えるため」(マルコ10:45 )

4月は新生活、新たなスタートの月です。 これは少なくともここテキサス州・サンアントニオでは顕著に見られます。 天気は暖かくなり、緑はますます青くなり、ブルーボネットが満開になり、イースターを迎えています。 最近、私はサンアントニオに来て春とイースターを経験できることを嬉しく思います。 さて、司祭が聖週間に休暇をとるのは珍しい機会だと思います。 今年、私は宣教地である日本を離れ、聖なる過越の三日間とイースターを経験する機会に恵まれました。 私が最も印象に残ったことの一つは、聖木曜日の「洗足式」でした。司式者は数人の足を洗った後、会衆に同じことをするよう勧めました。 恥ずかしがらずに典礼に参加する多くの人々が前に出て行く姿は美しかったです。私は 小さな女の子がお父さんの足を洗っているのを見て感動しました。 彼女の顔に浮かんだ笑顔は父親への愛を表していたと思います。 少女は足を洗うことの意味を理解していなかったかもしれませんが、父親にしたことは彼女の記憶に残ると思います。

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キリスト教のシンボル・十字架の神秘

キリスト教最大の祝日・キリストの復活祭は、今年はいつもより遅くて4月24日に祝われる。そして復活祭の爆発的な喜びは、それに先立つ「キリストの十字架」をどう見るかにかかっている。そこに、十字架がキリスト教のシンボルとなったわけもある。では、「十字架の神秘」とは何か。 周知の通り、イエス・キリストは十字架につけられて殺された。この十字架をどう見るか。聖パウロは言う。「わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユデア人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが、ユダヤ人であろうがギリシャ人であろうが、召された者には、神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです」(1コリント1,23~24)。聖パウロのこの言葉は、キリストの十字架に対する人間の態度に三様のものがあることを示している。

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見よ、ナワリヌイ・ラインを!!

ロシアの著名な反体制派活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の追悼式とミサが1日、モスクワ南東部の教会で行われ、その後、近郊のボリソフ墓地で埋葬された。外電によると、ロシア当局はナワリヌイ氏の追悼式会場の教会や墓地周辺の広範囲を封鎖し、開始の数時間前には通行人をチェック、インターネットを遮断した。にもかかわらず、ドイツ民間ニュース専門局ntvによると、数千人の国民が追悼式と葬儀に参加し、教会まで2キロ余りの参加者のラインが出来たという。

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信念の人!杉原千畝

昨日25日日曜日10時からのテレ朝「Sundayフロントライン(メインキャスター小宮悦子)」の特集で、本田宗一郎、松下幸之助、土光敏夫、後藤田正晴(三宅島大噴火の際の決断)などの方々と一緒に「杉原千畝」氏が最も時間をかけて紹介されていた。 今回の東日本大震災でいち早くイスラエルが医療機器、医療薬と共に約60人の医療団を南三陸市などに送りこんでくれました。その理由が、ヒトラーのユダヤ人大虐殺当時、リトアニアの領事館にいた外務官杉原千畝氏(1900-1986)がユダヤ人6000人を救ったそのお礼だそうだ。

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「降誕とアレルギー」衛生と花粉症

マヤ夫人、万が一の死亡  四月八日は花祭り、お釈迦様の誕生は喜ばしいが、実母のマヤ夫人は産後一週間で亡くなられたという。死亡原因は産褥熱(産後の細菌感染症)であった可能性が高い。 十九世紀半ば、ハンガリーの産科医ゼンメルワイスは出産介助の前に手を洗うことで産褥熱が防げることを発見した。この少し後、パスツールは感染症の原因が細菌であることを説き、これがコッホにより完璧な実験で証明された。パスツールが考案した低温殺菌法(パスツリゼーション)はワインの腐敗を防ぎ、巨万の利益をフランスにもたらした。免疫治療は十八世紀末ジェンナーの種痘に始まるが、パスツールのワクチン開発は多くの感染症治療に道を開いた。細菌そのものではなく細菌の産生した毒素が破傷風という病気を起こすことを証明し、かつ抗毒素血清を作って治療を可能にした北里柴三郎の功績も光っている。二十世紀前半フレミングによって抗生物質が発見された。その後の研究で実際にペニシリンが作られ、平均寿命が急上昇する結果となった。そして現在先進国の妊産婦死亡は万が一以下となっている。

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キリスト教における「死の神秘」

人間は誰でもやがて死ぬ。これほど明らかな現実はない。仏教では「生老病死」の四苦を唱えているが、その指摘を待つまでもなく、「死」は人生最大の苦であり悩みである。それゆえ、大昔から、死の意味を理解し、死を克服するために人類はあらゆる努力を傾けてきた。はたしてその努力は報われたであろうか。

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確実性への要求は必ずしもスッキリするとは限らない

前回の記事では、同性愛に関するカトリック教会の公式な客観的教えに触れた。「真実:カトリック教会とLGBTQ+」の記事である。今回はその続きとして、カナダの小教区で助祭を務める親友のダグラス・マクマナマン氏からいただいた記事を紹介し、主観的/司牧的アプローチについて述べたいと思う。ダグラス・マクマナマン助祭は、Lifeissuses.netのライターであり、高校生にカトリックの性倫理を教える教師であり、多くの書籍や記事を書いている。この記事の掲載を許可してくださったダグ助祭に感謝します。同性愛を扱う場合、客観的側面と主観的側面の両方に重点を置くことが必要だと思う。どちらか一方を避けることは混乱につながるからです。

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司教の手紙 ㊵ 「いのちの福音」について

教区の皆さま、お元気でしょうか。 今月は聖ヨハネ・パウロ2世教皇の回勅「いのちの福音」の内容についてお話いたします。 聖ヨハネ・パウロⅡ教皇回勅「いのちの福音」 1995年に発布されたこの回勅は、声も出せない弱い立場に置かれている人間のいのちに関するものです。具体的には、人工妊娠中絶で葬りさられる胎児や自らの意志を提示できず、他者の手に委ねられる末期患者のいのちが、合法的に容認される社会ができつつあることへの警告を発する内容になっています。この主題を取り上げたのは、二つの理由があります。一つは日本の事情で、2000年7月13日、「優生保護法」が改訂され、「母体保護法」として、再施行されたことと、もう一つは、アメリカの事情で、今秋の大統領中間選挙の争点になっている、各州の人工妊娠中絶法の是非です。

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真理:カトリック教会とLGBTQ+

「真理はあなたがたを自由なものとするだろう」(ヨハネによる福音書 8:32)とイエスは約束された。 若い頃、私はアメリカのミネソタ州の農場に住んでいた。農夫なら誰でも言うだろうが、農作業で最も困難なことのひとつは、種を受け入れるための土づくりである。掘り起こし、移動させる必要のある木や潅木、岩石を取り除き、土地を整地するのは大変な作業だ。土が整ったら、肥料を与え、生育に必要な十分な栄養素があることを必ず確かめなければならない。最後に、土壌に十分な灌漑を施さなければならない。そうして初めて、植える種を支える土壌の準備が整うのだ。

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未来へのバトン

レイチェル・カーソンは、1964年4月14日、「沈黙の春」が投げかけた波紋が広がるなかで、この世を去った。 「沈黙の春」の出版は、20世紀をふりかえるとき、忘れることのできない画期的な出来事であった。「沈黙の春」は、1962年6月に「ニューヨーカー」に発表され、その9月に単行本として出版されたのだが、発表と同時にたいへんな反響をよんだという。

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子どもたちに対する戦争: ダウン症ジェノサイド – 90%が殺害された(パート13)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。) テレビでニュースを見たり、朝刊を開いたりするたびに、毎日世界中で、人と人との憎しみがもたらす影響を目にする。暴力は家庭、職場、公共機関、学校、医療施設、そして街頭で起こる。それは実に多くの無意味な形で起こり、女性や子どもたちがしばしば犠牲となる。私たちはまた、戦争状態にある世界の多くの場所で、暴力と憎悪がもたらす壊滅的な影響を目の当たりにしている。その典型的な例がウクライナだ。かつては家族を養い、生計を立てていた人々がいた場所には、焼け落ちた家や事業の灰しかない。私たち人間は怒りに満ちて、その過程で誰を破壊しようとも気にしなくなることがある。この世で起こるすべての破壊は、人間の心の中に潜む罪という一つの源を持っている。私たちは他人を非難したくなるかもしれない。世界の不幸を政府やその他の組織のせいにするかもしれない。しかし、結局のところ、憎しみと暴力は、神と神の愛を拒絶する人間の心から生じている。

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vol.423 許せない苦しみがあなたをやさしくする

「傷つけた方と傷つけられた人どっちが悪い?」聞かれたらきっと多くの方は「傷つけた方だ」と言うと思います。でも日々カウンセリングをしていると、傷ついた人への風当たりは結構強いなあと思うんです。 機能不全の家庭で育った痛みをもつ人が自分の親について語ると「親を悪く言うべきじゃない」「甘えてる」という言葉に再び傷つくことが多いからです。

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人生の奈落から立ち上がった「命の授業」講演者の腰塚さん

以前も、村上和夫先生(筑波大学名誉教授)のお蔭で、JR福知山線事故に遭遇し医者も諦めた(脳がぐしゃぐしゃ)女性が、北京パラリンピックの水泳に出場できるまでに回復したことを紹介した(http://okinaka.jasipa.jp/archives/26)。その記事の中で、「良い遺伝子を目覚めさせるのは、感謝、感動、利他の心、笑い、何事にも一生懸命になる素直さ、病気も落第も自分に与えられた試練でありがたいと思う心など、人生を前向きに目標を持って励めば遺伝子のスイッチはオンになっていくそうです。本来人には優劣が殆どなく、成功者とそうでないのは、どれだけ遺伝子をオンに出来るかということだそうです。」との村上先生の話を紹介した。

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霊性を生きる宗教の本質は「祈り」

肉体をもちながらも霊的な存在である人間の生活の本質は「祈りの生活」であると言ってよい。つまり、祈りなくしては人間の生活は成り立たないというわけである。そして実際、昔から人間は何らかの形で神性を信じて祈りをささげてきた。そこで今回は、祈りの生活について考えてみたい。

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「彼岸と免疫」般若波羅蜜

般若波羅蜜 もうすぐ春彼岸、春分の日の前後各三日間に古くから追善供養の風習がある。 春分の日は、国立天文台からの情報に基づいて、春分の時刻を含む日に決定され、前年二月の官報で公表される。法律で「自然をたたえ生物をいつくしむ日」とされているが、明治十一年からの宮中行事「春季皇霊祭」で祝日となった。

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「待降節」

カトリック教会が11月27日から「待降節」に入りました。それは、クリスマスを待望する日が始まったということです。 待降節にあたり、聖書は、「目を覚まして祈ることの大切さ」を教えています。目を覚ましている状態とは何でしょうか。教皇フランシスコによると、それは、気をそらせることなく、注意しているということであります。すなわち、「心が鈍くならないように」、霊的生活が生ぬるいものにならないようにということです。自分の精神を鈍くしているものは何なのか、自分の生き方を麻痺させている生ぬるさは何なのか、自分を地面に押し付けて頭を上げることを妨げている悪い習慣は何なのかを自問するのは有意義なことであると思います。

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2023年幼子イエスさまはどこにおられるの?

今年もこの季節がやってきた。クリスマスだ。パンデミック(感染爆発)、地上の軍備増強、独裁者の人権抑圧、生まれている子どもと生まれてくる子どもへの戦争、トランスジェンダー男性が女性スポーツを乗っ取ること、日々のフェイクニュースなど、朝刊の見出しを見ればこれらのニュースは星の数ほどある。そして2023年のクリスマスは、確かに祝日としては到来した。しかし、今日の問題だらけの世界に欠けているものは何だろう?簡単に言えば、クリスマスが欠けている。キリストが欠如しているのに、12月25日を祝えるはずがない。私たちはキリストなしでクリスマスを祝おうと主張している。それは、あなたのいないあなたの誕生日を祝うようなものだ。

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さまざまな立場

このところ墓地内に建設中の永代供養墓のことでいろんなことを考える。大勢の人々がそれぞれの立場から協力してくださり、それがとてもありがたいのだが、時にはその立場の違いで意見の違いが出てくる。今問題になっているのは、屋根の上まで伸びてきている桜の大きな枝である。枝先が少し枯れているのだが将来的なことも考え、どこで伐ろうかと議論が盛んなのである。

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「いのちだいじに」ーいのちの行進  #5

待降節前日は産まれる前の子どものために祈る土曜日ベネディクト16世の呼びかけに応えて その日を「The Unborn Saturday 〜 産まれる前の子どものための土曜日」にしましょうー2010年、前教皇ベネディクト16世は、全世界の教会に向かって、そう呼びかけられました。教皇ベネディクトは昨年12月に帰天されましたが、日本のマーチは今年、その尊い呼びかけにこたえます。夏につづいて12月2日土曜日に、ふたたび「いのちの行進」をおこないます。御子の誕生を待ち望む日々を迎える前に、産まれる前のすべての子どもの霊魂のために祈ります。産まれる前の胎児のために祈る。産まれることができなかった胎児のために祈る。冷凍保存されている胚のために祈る。冷凍庫から棄てられた胚のために祈る。プロライフにとってとても大事な日になるにちがいありません。黙想し、ミサを捧げ、そして行進します。新しいマーチが始まる日本のプロライフが集まる場所は、調布のサレジオ神学院です。

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