司教の手紙 ㉗ 聖母月に寄せて — 神の望まれる家庭像
教区の皆さま、お元気でしょうか。今回は「聖母月に寄せて―神の望まれる家庭像―」についてお話ししたいと思います。 聖ヨゼフ年に相応しい「家庭」の考察 ご存じのように今年は、聖ヨゼフ年に指定されています。ヨゼフさまといえばマリアさまということで、この5月に夫婦によって始まる家庭について考察することは相応しいことだと思います。
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教区の皆さま、お元気でしょうか。今回は「聖母月に寄せて―神の望まれる家庭像―」についてお話ししたいと思います。 聖ヨゼフ年に相応しい「家庭」の考察 ご存じのように今年は、聖ヨゼフ年に指定されています。ヨゼフさまといえばマリアさまということで、この5月に夫婦によって始まる家庭について考察することは相応しいことだと思います。
Continue reading教区の皆さま、お元気でしょうか。 今月は聖ヨハネ・パウロ2世教皇の回勅「いのちの福音」の内容についてお話いたします。 聖ヨハネ・パウロⅡ教皇回勅「いのちの福音」 1995年に発布されたこの回勅は、声も出せない弱い立場に置かれている人間のいのちに関するものです。具体的には、人工妊娠中絶で葬りさられる胎児や自らの意志を提示できず、他者の手に委ねられる末期患者のいのちが、合法的に容認される社会ができつつあることへの警告を発する内容になっています。この主題を取り上げたのは、二つの理由があります。一つは日本の事情で、2000年7月13日、「優生保護法」が改訂され、「母体保護法」として、再施行されたことと、もう一つは、アメリカの事情で、今秋の大統領中間選挙の争点になっている、各州の人工妊娠中絶法の是非です。
Continue reading教区の皆さま、お元気でしょうか?昨年12月8日に発表された使徒的書簡で、教皇フランシスコは、2021年を「聖ヨセフの年」と宣言なさいました。これは、聖ヨセフを「普遍教会の保護者」と宣言した、教皇ピオ9世の使徒的書簡発布の150周年を記念して催されるものです。
Continue reading9/1から10/4 すべてのいのちを守るための月間 日本の司教団は、本年2月の定例司教総会において、日本の教会として2020年より、 毎年9月1日から10月4日までを、すべてのいのちをまもるための月間」とすることを決めました。
Continue reading教区の皆さま、お元気でしょうか? 「教皇フランスコ訪日講話集」(カトリック中央協議会 2020年1月25日) のはしがきで菊地功東京大司教は次のように書いています。
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