日本 プロライフ ムーブメント

見よ、ナワリヌイ・ラインを!!

ロシアの著名な反体制派活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の追悼式とミサが1日、モスクワ南東部の教会で行われ、その後、近郊のボリソフ墓地で埋葬された。外電によると、ロシア当局はナワリヌイ氏の追悼式会場の教会や墓地周辺の広範囲を封鎖し、開始の数時間前には通行人をチェック、インターネットを遮断した。にもかかわらず、ドイツ民間ニュース専門局ntvによると、数千人の国民が追悼式と葬儀に参加し、教会まで2キロ余りの参加者のラインが出来たという。

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信念の人!杉原千畝

昨日25日日曜日10時からのテレ朝「Sundayフロントライン(メインキャスター小宮悦子)」の特集で、本田宗一郎、松下幸之助、土光敏夫、後藤田正晴(三宅島大噴火の際の決断)などの方々と一緒に「杉原千畝」氏が最も時間をかけて紹介されていた。 今回の東日本大震災でいち早くイスラエルが医療機器、医療薬と共に約60人の医療団を南三陸市などに送りこんでくれました。その理由が、ヒトラーのユダヤ人大虐殺当時、リトアニアの領事館にいた外務官杉原千畝氏(1900-1986)がユダヤ人6000人を救ったそのお礼だそうだ。

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司教の手紙 ㊵ 「いのちの福音」について

教区の皆さま、お元気でしょうか。 今月は聖ヨハネ・パウロ2世教皇の回勅「いのちの福音」の内容についてお話いたします。 聖ヨハネ・パウロⅡ教皇回勅「いのちの福音」 1995年に発布されたこの回勅は、声も出せない弱い立場に置かれている人間のいのちに関するものです。具体的には、人工妊娠中絶で葬りさられる胎児や自らの意志を提示できず、他者の手に委ねられる末期患者のいのちが、合法的に容認される社会ができつつあることへの警告を発する内容になっています。この主題を取り上げたのは、二つの理由があります。一つは日本の事情で、2000年7月13日、「優生保護法」が改訂され、「母体保護法」として、再施行されたことと、もう一つは、アメリカの事情で、今秋の大統領中間選挙の争点になっている、各州の人工妊娠中絶法の是非です。

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真理:カトリック教会とLGBTQ+

「真理はあなたがたを自由なものとするだろう」(ヨハネによる福音書 8:32)とイエスは約束された。 若い頃、私はアメリカのミネソタ州の農場に住んでいた。農夫なら誰でも言うだろうが、農作業で最も困難なことのひとつは、種を受け入れるための土づくりである。掘り起こし、移動させる必要のある木や潅木、岩石を取り除き、土地を整地するのは大変な作業だ。土が整ったら、肥料を与え、生育に必要な十分な栄養素があることを必ず確かめなければならない。最後に、土壌に十分な灌漑を施さなければならない。そうして初めて、植える種を支える土壌の準備が整うのだ。

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子どもたちに対する戦争: ダウン症ジェノサイド – 90%が殺害された(パート13)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。) テレビでニュースを見たり、朝刊を開いたりするたびに、毎日世界中で、人と人との憎しみがもたらす影響を目にする。暴力は家庭、職場、公共機関、学校、医療施設、そして街頭で起こる。それは実に多くの無意味な形で起こり、女性や子どもたちがしばしば犠牲となる。私たちはまた、戦争状態にある世界の多くの場所で、暴力と憎悪がもたらす壊滅的な影響を目の当たりにしている。その典型的な例がウクライナだ。かつては家族を養い、生計を立てていた人々がいた場所には、焼け落ちた家や事業の灰しかない。私たち人間は怒りに満ちて、その過程で誰を破壊しようとも気にしなくなることがある。この世で起こるすべての破壊は、人間の心の中に潜む罪という一つの源を持っている。私たちは他人を非難したくなるかもしれない。世界の不幸を政府やその他の組織のせいにするかもしれない。しかし、結局のところ、憎しみと暴力は、神と神の愛を拒絶する人間の心から生じている。

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vol.423 許せない苦しみがあなたをやさしくする

「傷つけた方と傷つけられた人どっちが悪い?」聞かれたらきっと多くの方は「傷つけた方だ」と言うと思います。でも日々カウンセリングをしていると、傷ついた人への風当たりは結構強いなあと思うんです。 機能不全の家庭で育った痛みをもつ人が自分の親について語ると「親を悪く言うべきじゃない」「甘えてる」という言葉に再び傷つくことが多いからです。

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2023年幼子イエスさまはどこにおられるの?

今年もこの季節がやってきた。クリスマスだ。パンデミック(感染爆発)、地上の軍備増強、独裁者の人権抑圧、生まれている子どもと生まれてくる子どもへの戦争、トランスジェンダー男性が女性スポーツを乗っ取ること、日々のフェイクニュースなど、朝刊の見出しを見ればこれらのニュースは星の数ほどある。そして2023年のクリスマスは、確かに祝日としては到来した。しかし、今日の問題だらけの世界に欠けているものは何だろう?簡単に言えば、クリスマスが欠けている。キリストが欠如しているのに、12月25日を祝えるはずがない。私たちはキリストなしでクリスマスを祝おうと主張している。それは、あなたのいないあなたの誕生日を祝うようなものだ。

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「いのちだいじに」ーいのちの行進  #5

待降節前日は産まれる前の子どものために祈る土曜日ベネディクト16世の呼びかけに応えて その日を「The Unborn Saturday 〜 産まれる前の子どものための土曜日」にしましょうー2010年、前教皇ベネディクト16世は、全世界の教会に向かって、そう呼びかけられました。教皇ベネディクトは昨年12月に帰天されましたが、日本のマーチは今年、その尊い呼びかけにこたえます。夏につづいて12月2日土曜日に、ふたたび「いのちの行進」をおこないます。御子の誕生を待ち望む日々を迎える前に、産まれる前のすべての子どもの霊魂のために祈ります。産まれる前の胎児のために祈る。産まれることができなかった胎児のために祈る。冷凍保存されている胚のために祈る。冷凍庫から棄てられた胚のために祈る。プロライフにとってとても大事な日になるにちがいありません。黙想し、ミサを捧げ、そして行進します。新しいマーチが始まる日本のプロライフが集まる場所は、調布のサレジオ神学院です。

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「排除される胚の立場を考える」産婦人科医・久具宏司さんとの対話

「ダイアログフォーライフ」第1回 着床前診断が事実上解禁となった今、誰よりもこの本の著者に会いたいと思った。本のタイトルは『近未来の<子づくり>を考える〜不妊治療のゆくえ』(春秋社)で、その著者が久具宏司(くぐ・こうじ)さん。体外受精の導入期から30年以上の長きにわたって不妊治療に携わってきた産婦人科の医師である。不妊治療(あるいは生殖医療)の現場で個々の患者と向き合ってきた経験と肌感覚が書かせた渾身の書き下ろしである。無自覚に、ただ資本の欲望のままに、坂を転げ落ちるように突き進む社会の未来に警鐘を鳴らす。欲しいときに欲しいこどもを計画的に作り出す「デザイナーベビー」が当たり前になる時代がすぐそこまで来ている。これは本当にわたしたちが望むゆたかな未来の姿なのだろうか?

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いのちを守るために~原発のない世界を求めて (その2)~

【5.神のことを思わず人間のことを思う】 ここでイエス様のみ言葉に耳を傾けたいと思います。「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」(マルコ福音書8章33節)これはイエス様がペトロに向かって言われた叱責です。この叱責の意味することは、人間のことを思ってはいけないというのではなく、忘れてはならない順序があるということに気づくようにということではないでしょうか。神のことを思わず、人間のことを思う、経済優先はいのちを貴ぶか、原発事故から考えさせられることを思い巡らしたいと思います。忘れてはならない順序とは、いのちを大切にするということを第一に置くということです。この思想は、ほとんどの人の共通項でしょう。しかし、「神の存在を全く考えていないか、たとえ神を信じていても、人間は怒りやねたみ、独占欲や支配欲に突き動かされたり、金銭や物に心を奪われてそのとりこになったりする時、神を忘れ、理性を失い、他の人のいのちさえ奪ってしまうことがあります。神なしだと人間は、権力、体力、知能、所有物などの点で自分より劣っていると思う人に対して、そのいのちを自分より軽く見る傾向がある」(社会司教委員会「非暴力による平和への道」13頁より)と言われています。

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「いのちだいじに」—いのちの行進  #4  

『いのちが自然にうまれるところ』が真の科学者べシャンの居場所。 アントワーヌ・べシャンが公式デビューを果たした真夏の「いのちの行進」が終わりました。猛暑の中ご参加いただいたみなさま、ならびにクラウドファンディングにご支援いただいたみなさま、この場を借りて御礼申し上げます。真の科学者としてのべシャンの名誉を回復するための運動は着々と歩みをすすめています。次の「いのちの行進」は助産院から出発します。”いのちが自然に産み落とされる”場所が、わたしたちのマーチの母体になります。助産院には自然に産み落とすためのメソッドがたくさんあります。しかしパスツールを起源とする現代の科学は助産院に蓄えられた知識をすべてエセ科学とみなします。パスツールが目の敵にしたべシャンがもし失脚していなかったら、助産院は科学の殿堂だったでしょう! 

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いのちを守るために~原発のない世界を求めて(その1)~

【1.はじめに】 「いのちを守るために、原発のない世界を求めて」、このテーマは重いものです。そして重要なものです。私は原子力発電のことを科学的に、技術的に知る者ではありません。それは門外漢です。しかしキリスト者として、人間として生きるためには、これは関心を寄せていかなければならない大切なテーマであると思います。原子力発電というシステムを、今、私たちはどのように考え、理解していけばよいのでしょうか。

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「いのちだいじに」—いのちの行進  #3

3つの「祈りのうちわ」をあおぎながら、きょう「いのちの行進」 きょう、猛暑の中、「いのちの東京銀座大行進」がおこなわれます。みんなが元気で笑顔で歩きつづけられますように。うちわがあれば少しは暑さも凌げるでしょう。10回目のターンに向かう今年のマーチは3種のうちわを用意しました。デモ用プラカードの代わりですが、「祈りのうちわ」です。まず、はじめの祈りはお詫びから。赤ちゃんに「ごめんなさい」を言いましょう。最も小さい者の一人である赤ちゃんのために、いつもわたしたちは「しなかったこと」(マタイ25-45)だらけです。とくに胚の状態にある赤ちゃんのためには「しなかったこと」しかないでしょう。受精して「いのちの光」を放ちながら、棄てられる膨大な数の胚。ひたすら謝らなければなりません。損なわれた霊魂を少しでも救うために。

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「いのちだいじに」ーいのちの行進 #2

どの精子がどの卵子にどの角度から侵入するか−すべては神の御計画 今夜は七夕です。天の川で彦星と織姫が出会うという伝説です。ロマンティックなストーリーはもちろん、子どもたちと”出会いの神秘”について想いめぐらす夜になるといいですね。 彦星と織姫はきっと神に導かれる二人です。出会う場所も神が指定したでしょう。誰か人間のお膳立てによって(マッチング?)成立した二人の出会いだったとしたら、こんな毎年のお祝いにはならなかったでしょう。精子と卵子が結合する受精も、男女のロマンあふれる奇跡的な出会いです。見えない神の手が特定の精子と卵子を選び出し、精子が卵子に侵入する入射角度も強度も神が決められたと思えることは、信者のおめぐみです。昔も今も「いのちは授かりもの」と捉える日本人の感性もクリスチャンの信仰と変わるところはありません。 

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いのちの行進—3つの作戦

日本のマーチフォーライフは、2014年7月13日、小さないのちを守る会の辻岡建象先生のご協力のもと、33名の参加者とともに最初の一歩を踏み出しました。以来毎年7月に、東京の中心街である銀座周辺を歩くデモ行進を欠かすことなく続けてきました。 始まりは世界のマーチの模倣だったかもしれません。しかし年を追うごとに、日本オリジナルのマーチを求めたくなりました。10年目を迎えた2023年、素晴らしい日本語である「いのち」を大事にしたいと思い、名称を「いのちの行進」に改めることにしました。「いのちだいじに」にちなんだ3つの作戦をもって、世界が注目する「いのちの行進」になることを願います。

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アントワーヌ・ベシャンの名誉を回復する運動

歴史から忘却された19世紀のフランスの生理学者アントワーヌ・べシャン。「いのち」の本質に迫ったベシャンが切り拓いた世界観が科学として認められる世の中になることを願うものです。まずはべシャンに関心をもってもらうために7月16日に東京でイベントを開催します。その実施にかかる費用の支援を求めます。

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「いのちだいじに」ーいのちの行進

辻岡健象先生とともに歩み出した「サタンとたたかう」日本のマーチ マーチの7月になりました。小さないのちを守る会の創始者である辻岡健象先生との出会いから、2014年に最初の一歩を踏み出した日本のマーチ。辻岡先生は2019年のマーチに参加された直後から体調を崩され、昨年12月に帰天されました。89歳でした。10周年にあたる今年のマーチは、辻岡先生への追悼から始めましょう。辻岡先生の魂とともに歩きましょう。

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いたるところに聖ジアンナがいる国で

2020年、女優岡江久美子が永眠した。癌の治療中にコロナ死したと報じられた。名女優の突然の悲報に日本中が悲しみに暮れた。彼女は「日本のお母さん」と親しまれる存在だった。 日本語で母親は「お母さん」と呼ばれる。日本人の誰もが思い描くお母さん像を体現する存在が岡江久美子だった。彼女を一躍スターダムに押し上げたのがテレビドラマ「天までとどけ」である。平日昼間の時間帯のシリーズドラマとしては異例の高視聴率を記録したこの人気ドラマで、岡江は13人の子どもを持つお母さん役を演じた。実話をもとに制作されたドラマで決して現代のお伽噺などではない。 大家族の賑やかで平和な日常を描いたドラマが、13人目の妊娠の発覚から急展開する。妊娠と同時にお母さんの難病が発覚し、医師から堕胎をすすめられた家族は苦悩する。すでに高校生や中学生になっている年上の子どもたちは、お母さんに生きてほしいから堕胎してくれるよう懇願する。岡江お母さんはやさしく子どもたちに微笑みかけながら、自分に堕胎する意志がないことを告げる。自分自身と子どもたちを説得したのはこのひとことだった。「最後は神様が決めてくれると思うの」。

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寛容と慈愛が招いた教会の“戸惑い”

世界に12億人以上の信者を有するローマ・カトリック教会は5日から19日、特別世界司教会議(シノドス)を開催し、「福音宣教からみた家庭司牧の挑戦」という標題を掲げ、家庭問題について集中的協議を行い、最終報告書を賛成多数の支持を得て採択した。同報告書は来年10月開催予定の通常シノドスの協議のたたき台となる。

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同性婚に対する教会の教えは不変

世界に12億人以上の信者を抱えるローマ・カトリック教会は5日、特別世界司教会議(シノドス)を開幕した。19日まで2週間の日程で「福音宣教からみた家庭司牧の挑戦」という標題を掲げ、家庭問題と牧会について191人の司教会議議長、62人の専門家らが話し合う。

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「不妊症治療」生殖の渇愛

命懸けの出産  12月はクリスマスの時期、日本中お祭りの雰囲気になる。しかし前にも書いた が、イエスの誕生は羊飼いが夜に野宿をしながら子羊の番をしていた時だから、お釈 迦様と同様に春なのだ。十二月二十五日太陽神誕生祭の騒ぎに隠れてイエスの誕生を お祝いしたのがクリスマスの始まりだ。私達はクリスマスツリーと共に潅仏会の飾り をして、甘茶を飲んでお釈迦様の誕生も同時にお祝いしている。  新約聖書によれば、古代ローマ帝国で最初の住民登録が行われた年、ヨゼフとマリ アは登録のためにベツレヘムに帰った。マリアは馬小屋に泊まっているときに産気づ いてイエスを産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。このように健康な父親と母親 から自然分娩によって子供が産まれることは喜ばしいが、常にうまくいくとは限らな い。お釈迦様の誕生後七日で実母の摩耶夫人は亡くなられた。妊娠と出産に伴う疾患 は発展途上国では若い女性の最大の死因だ。毎年約千五百万人が妊娠や出産に伴う病 気に罹り、そのうち約五十万人が死亡している。死亡原因は産後の出血や重症感染 症、閉塞分娩、そして妊娠中毒症に伴う重症高血圧や痙攣などだ。母体を危険にする 状況は生まれる子供にも危険であり、毎年約八百万人が出産時または生後一週間以内 に死亡している。輸血、抗生剤その他の薬剤、そして帝王切開その他の手術によって 先進国では妊娠出産に伴う死亡率は激減した。

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「経口中絶薬」とピルの正しい理解の為に  

いわゆる低用量避妊ピルは日本で1999年3月に解禁され、2011年5月には事後に服用する緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)のノルレボ錠も解禁されています。ピルとしては他に月経困難症治療用として超低用量ピルのルナベルも発売されています。この内緊急避妊ピルのノルレボ錠は、スイッチOTC化して、近日中に市中のドラッグで自由に買えるようにする為の薬剤師研修が既に行われています。そしてこれらのピル類とは別に、妊娠早期に薬剤によって堕胎する、いわゆる経口中絶薬ミフェプリストンの製造販売が近日中に許可されようとしています。概要について、先ずピルについて、次いで経口中絶薬について述べさせて頂きます。

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中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

中絶反対を訴える「マーチフォーライフ(いのちの行進)」が18日、カトリック築地教会(東京都中央区)を出発点に行われた。さまざまな年齢や性別、国籍の人たちが参加し、日比谷公園までの約1時間の道のりを、「小さないのちを守ろう」「中絶やめよう」などと書かれた横断幕やプラカードなどを持って練り歩いた。

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堕胎の問題を「倫理様式」モデルで考える

■堕胎と「いのち」の問題の解決のために 堕胎(あるいは堕胎を目的とした人工妊娠中絶)についてひとはどういう受け止め方をしているか。いわゆるプロチョイスとプロライフの対立として語られる既成の認識パターンを超えて、堕胎をめぐる倫理的な問題を構造として捉えてみたいと思います。

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お腹の赤ちゃんと妊婦さんを守ろう!

経口中絶薬反対活動詳細 はじめに 昨年末 英国の製薬会社ラインファーマが、厚生労働省に経口中絶薬(ミフェプリストン)の製造販売の申請をしたと発表があり、早ければ一年以内に承認されると報じられました。 日本では1日約400人の胎児のいのちが失われております。いのちはお腹の中から始まっています。経口中絶薬が日本で承認されると、さらに、いのちへの畏敬の念が薄くなります。十代中絶等に拍車がかかり、子ども達に急速に広がることも懸念されます。 経口中絶薬は危険な薬です。胎児のいのちを奪い、女性の身心をむしばむ薬です。私たちは、下記の4つの観点から経口中絶薬の承認に反対します。

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【vol.478 近すぎる親・遠すぎる親】親の距離感がつくる生きづらさ

親の距離感と子供の生きづらさ 子供の頃、普通の家庭で育ち、虐待などの大きな問題があったというわけではないけれど、大人になって人間関係がうまくいかないとか、自分に自信がもてないという悩みを抱えている方は少なくありません。 今日は親の心理的距離が、子供に与える影響を考えてみたいと思います。

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