日本 プロライフ ムーブメント

長崎平和宣言  2024年

長 崎 平 和 宣 言   原爆を作る人々よ!しばし手を休め 眼をとじ給え昭和二十年八月九日!あなた方が作った 原爆で幾万の尊い生命が奪われ家 財産が一瞬にして無に帰し平和な家庭が破壊しつくされたのだ残された者は無から起ち上がらねばならぬ血みどろな生活への苦しい道と明日をも知れぬ”原子病″の不安とそして肉親を失った無限の悲しみがいついつまでも尾をひいて行く

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令和5年 長崎平和宣言

 「突然、背後から虹のような光が目に映り、強烈な爆風で吹き飛ばされ、道路に叩きつけられました。背中に手を当てると、着ていた物は何もなく、ヌルヌルと焼けただれた皮膚がべっとり付いてきました。3年7か月の病院生活、その内の1年9か月は背中一面大火傷のため、うつ伏せのままで死の淵をさまよいました。私の胸は床擦れで骨まで腐りました。今でも胸は深くえぐり取ったようになり、肋骨の間から心臓の動いているのが見えます。」 これは16歳で被爆し、背中に真っ赤な大火傷を負った谷口稜曄さんが語った体験です。 1945年8月9日午前11時2分、長崎の上空で炸裂した1発の原子爆弾により、その年のうちに7万4千人の命が奪われました。生き延びた被爆者も、数年後、数十年後に白血病やがんなどを発症し、放射線の影響による苦しみや不安を今なお抱えています。

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