日本 プロライフ ムーブメント

中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

中絶反対を訴える「マーチフォーライフ(いのちの行進)」が18日、カトリック築地教会(東京都中央区)を出発点に行われた。さまざまな年齢や性別、国籍の人たちが参加し、日比谷公園までの約1時間の道のりを、「小さないのちを守ろう」「中絶やめよう」などと書かれた横断幕やプラカードなどを持って練り歩いた。

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お腹の赤ちゃんと妊婦さんを守ろう!

経口中絶薬反対活動詳細 はじめに 昨年末 英国の製薬会社ラインファーマが、厚生労働省に経口中絶薬(ミフェプリストン)の製造販売の申請をしたと発表があり、早ければ一年以内に承認されると報じられました。 日本では1日約400人の胎児のいのちが失われております。いのちはお腹の中から始まっています。経口中絶薬が日本で承認されると、さらに、いのちへの畏敬の念が薄くなります。十代中絶等に拍車がかかり、子ども達に急速に広がることも懸念されます。 経口中絶薬は危険な薬です。胎児のいのちを奪い、女性の身心をむしばむ薬です。私たちは、下記の4つの観点から経口中絶薬の承認に反対します。

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コロナ禍も戦争も神の「刑罰」ではない

西暦2020年以降、厳密に言えば、19年秋以降、世界は新型コロナウイルスのパンデミックで既に600万人以上が亡くなり、22年2月24日からはロシア軍のウクライナ侵攻が始まり、国内外の避難民数は1200万人に達したという。前者はワクチンが製造され、感染爆発は抑えられているが、終息はしていない。ワクチン接種がほとんど行われなかった北朝鮮で連日数十万人の国民が感染している。一方、ウクライナ戦争は勃発から80日以上経過したが、停戦の見通しはなく、戦争の長期化が予測されている。

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死者は手術室の壁の絵を見ていた

今年のノーベル物理学賞を受賞された3人の日本人科学者の一人、名古屋大学の天野浩教授は「人のために役立ちたかった」と述べておられたのがとても印象的だった。青色発光ダイオード(LED)の開発で多くの人類が少量の電力でより明るい光を享受できるようになったわけで、「人類の幸せ」に貢献されたことは間違いない。iPS細胞の生みの親で2012年のノーベル生理医学賞を受賞された山中伸弥・京都大教授も「早く難病患者の治療に役立ちたい」と語っておられた。山中教授、天野教授ら世界的な実績を残された科学者は同じような思いが強いのだろう。

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なぜ、君は死を急ぐのか

 ドイツでは毎年、約600人の25歳未満の青年たちが自殺する。10歳から24歳までの青年たちの死亡原因で自殺は第2位だ。ちなみに、同国では毎年、約1万人が自殺する。この数字は交通事故死、麻薬中毒死、そしてHIVによる死者数を合わせたより多い。バチカン放送独語電子版が先月21日、報じた。

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トリアージと「障害者の権利」問題

  ドイツ連邦憲法裁判所(独南部カールスルーエ)の第1上院は28日、トリアージの際に障害者の保護を要求した9人の障害者の訴えを認め、「障害者権利条約に基づき、トリアージが発生し、医師が誰を救うか、誰を救わないかを決定する状況になった場合、障害者を保護するために直ちに予防措置を講じる必要がある」と裁定し、立法府に迅速にトリアージでの障害者の保護を明記した法案を作成をするように要請した。 

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「トリアージ問題」専門家の重い発言

 トリアージとは、どの患者を治療し、どの患者を後回しにするか(見捨てるか)など、患者を選り分けることで、結果として生死を決定することになる。フリーゼネッカー氏は医師たちのトリアージ作業の行動の推奨事項を作成している。同氏は、「トリアージが必要となった場合、患者の年齢だけが判定材料とはならない」と強調している。以下、ツァイト紙のヨナス・フォーグッ(Jonas Vogt)記者の同氏とのインタビュー記事の概要を紹介する。

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COP26への「神」(大家)の視点

   国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が来月1日から12日の日程でイギリスのグラスコーで開幕される。COP26では、「パリ協定」と「気候変動に関する国際連合枠組条約」の目標達成に向け、締結国が具体的な行動を推進させるために協議する。

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この子のいのちに「はい」と言う

私はずっと、母親になる日を夢見てきました。子どものいない人生は想像できませんでした。私の最初の息子は、予想外の、信じがたい、そしてぞっとするような出来事によって身ごもりました。ある秋の夜、女性を大切にすることを知らない男性に脅され、私は妊娠しました。私は十九歳で、人生について何も知りませんでした。二か月後、事実に直面しました。私の中でいのちが育っていたのです。

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胎内の赤ちゃんの擁護と堕胎に関与するワクチンに反対する女性の声

堕胎は現代の幼子の大虐殺です。私たちは女性として、私たち女性の叫びが世界中で聞かれることを願っています。この宣言は、いのちの源を擁護し、死の文化と闘う私たち母親の心の奥底から来ています。ですから、私たちは心を込めて断言いたします。「私たちは、現代の聖なる幼子の大虐殺に加担することはありませんし、それゆえに堕胎された人間の胎児に由来する細胞を用いて製造されたありとあらゆるワクチンを拒絶いたします。」

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私たちは、堕胎された人間の胎児に由来する細胞から製造れたワクチンを拒絶しなければならないのでしょうか?

胎内の赤ちゃんの擁護と堕胎に関与するワクチンに反対する女性の声  堕胎は現代の幼子の大虐殺です。私たちは、堕胎された赤ちゃんに由来するワクチンを故意に使用することで、この犯罪に加担していると考えるだけで母性本能が恐怖を叫ぶ女性として、私たちの女性としての叫びが世界中で聞かれることを願っています。この宣言は、神が独特の母性本能を植え付けてくださった私たちの心の奥底から生まれたものであり、生命の大義を守り、死の文化と闘うことに専念する心です。ですから、私たちは心を込めて断言いたします。「現代の聖なる幼子の大虐殺に加担することはありませんし、それゆえに堕胎された人間の胎児に由来する細胞を用いて製造されたありとあらゆるワクチンを拒絶します。」

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堕胎された人間の胎児に由来する細胞から作られたワクチン使用の倫理的違法性について

ここ数週間、通信社や様々な情報筋が報じたところによると、Covid-19緊急事態に対応して、いくつかの国では堕胎された人間の胎児からの細胞株を使ってワクチンを製造しています。他の国ではこのようなワクチンが計画されています。

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バース・コントロールと妊娠中絶 ー 仏教とキリスト教はどう考えるか

A。バース・コントロール バース・コントロールとは、子どもを持つ時期を当事者自らが決定することです。そのためには、性交の回数そのものをコントロールするのが一番であることは明らかです。しかし、愛し合っている二人の間では、お互いに強い性的魅力を感じているのが普通であり、性交の回数をコントロールすることは、二人の関係にストレスが生じ、結果として精神的な苦痛をもたらすことになります。 

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「すべてのいのちを守るための月間」をみのりあるものに。

「すべてのいのちを守るための月間」が設置されました。 教皇フランシスコの蒔かれた福音の種がゆたかなみのりをもたらすようにと、 日本の教会が立ち上がったことに心から敬意を表します。この画期的な新事業に参加協力できることは、 わたしたち信者にとって大きな喜びです。今年はコロナ禍で具体的な取り組みにまで至るのは困難だったかと思われますが 、今後じっくり時間をかけて、たとえば10年後の2030年に成果があらわれていることを一つの目標に、 年々育ちつづける手応えのある「月間」として継続発展していくことを期待します。そこで、 東京教区宣教司牧方針策定のための課題の2「継続信仰養成の整備と充実」および9「教区全体の『愛の奉仕』 の見直しと連携の強化」に関わるものとして、「すべてのいのちを守るための月間」 をみのりあるものとしていくための提言をおこないたいと思います。 

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法王文書「愛の喜び」の理想と現実

 ローマ法王フランシスコの婚姻と家庭に関する法王文書「愛の喜び」(原題 Amoris laetitia)が8日、公表された。256頁に及ぶ同文書はバチカンが2014年10月、昨年10月、 2回の世界代表司教会議(シノドス)で協議して きた内容を土台に法王が家庭牧会のためにまとめた文書だ。“現代の家庭生活”についてのフランシスコ法王の指針だ。 

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「私は知らなかった」からの別れ

日本では甘利明経済再生担当相が辞任した。甘利氏は、千葉県の建設業者側から2度にわたって献金を受け取った件を認めたうえで、秘書に「適正に処理」するよう指示したと語ったが、 秘書が受領した500万円のうち、 200万円は適切に会計処理したが残りの300万円は秘書が個人的に使用した点が疑惑を呼んでいる。  今、書こうとしているテーマは甘利氏辞任劇とは直接関係がない。「私は知らなかった」という弁明について、 一種の哲学的な思考を巡らせてみただけだ。お付き合いを願う。  前日のコラムで紹介した元ナチス幹部のアドルフ・アイヒマンの公判での発言が気になった。「 私はユダヤ人虐殺の件は知らなかった」「私は上からの命令を受けてそれを従順に履行しただけだ」と述べたという。 この発言は死刑を逃れるためのアイヒマンの弁明だったのかもしれないし、ひょっとしたら、事実かもしれない(「 アドルフ・アイヒマンの恩赦請願」2016年1月30日参考)。  この発言を読んだ時、当方はナチス・ ドイツ軍の戦争犯罪容疑で国際社会から激しいバッシングを受けたオーストリアの元大統領、クルト・ワルトハイム氏( 1918~2007年)の事を思い出した。ワルトハイム氏もアイヒマンと同様、「 私は通訳将校としてバルカン戦線に参加していたが、ナチス・ドイツ軍のユダヤ人虐殺の件は知らなかったし、 知れる立場でもなかった」と当時、説明していた。両者の発言は酷似している。  両者の「その後」は少し異なった。アイヒマンは「人道への罪、戦争犯罪」で絞首刑を受け、 ワルトハイム氏は世界ユダヤ人協会を含む国際社会から激しいバッシングを受け、 現職中はオーストリアを訪問する国家元首はなく、淋しい王様と呼ばれ、最終的には再選出馬を断念せざるを得なかった。 ちなみに、大統領職を降りたワルトハイム氏は後日、「私の返答」という著書を出版して、自身の潔白を重ねて主張したが 、アイヒマンにはその時間は与えられず、絞首台に消えた。  「私は知らなかった」は、ある意味で容疑を受けた者の常套句だ。知らなかったから、「私は潔白だ」という論理だ。 もちろん、知らないのにその責任を追及されれば、堪ったものではない。誰かが悪事を犯した。その悪事を行った者の上司 、同僚だった、という理由で共犯扱いされたら、これまた大変だ。  一方、甘利氏の辞任が明らかになると、安倍晋三首相は、「私には任命者としての責任がある」と述べ、 閣僚の不祥事に謝罪を表明した。同じことが会社の不祥事でも社員の責任に社長が辞任に追い込まれるケースは少なくない 。ある意味で、共同体の連帯責任だろう。不祥事を知らなかったことは即、監督不行き届きという責任論が出てくる。  それでは、その連帯責任はどこまで該当するのだろうか。会社の場合、社員の不祥事に対して社長だけではなく、 その社員の直接上司の課長、部長が責任を負うケースもある。不祥事の内容でケース・バイ・ ケースというべきかもしれない。  ところで、人類の始祖アダムとエバの失楽園の話を思い出してほしい。旧約聖書「創世記」によれば、 エバは蛇の誘惑を受けて神の戒め、取って食べてはならないを破り、食べた。その直後、 エバは神の教えを破ったという良心の痛みから逃れるためにアダムを誘惑して彼も同じように食べた。 神がアダムとエバを追及する。アダムは「あなたが与えてくれたエバが食べるようにいいました」と述べ、 エバの責任を強調。一方、エバは「蛇が……」と弁明し、失楽園の深刻な結果 について、「私は知らなかった」と言い逃れた。  私たちは不祥事が生じる度に「私は知らなかった」と直ぐに口から飛び出す。驚きに値しない。「私は知らなかった」

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マザー・テレサが願っていたこと

修道女マザー・テレサ(1910~97年)は来年9月にも列聖(聖人)されることになった。テレサは1979年、修道会「神の愛の宣教者会」を創設し、貧者救済に一生を捧げた。 その功績が認められ1979年のノーベル平和賞(1979 年)を受賞し、死後は、前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の願いで2003年年10月19日に列聖の前段階の列福(福者)されたことは良く知られている。そのテレサが今度は列聖されることになった。 

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私たちが失ったもの

当方は最近、2冊の小説を読んだ。1つは村上春樹著「海辺のカフカ」、もう1つは小川洋子著「博士の愛した数式」だ。 いずれも一気に読めた。「海辺のカフカ」では幼少時代の記憶を失う一方、猫と会話できる「ナカタさん」に、「 博士の愛した数式」では、交通事故で記憶が80分しか保たなくなった主人公の数学者の言動に、非常に感動を覚えた。「 ナカタさん」も「数学者」も社会から取り残された環境下で生きている。物語では、行方不明となった猫を探す「 ナカタさん」や、一日中、数式を考え、数学の懸賞金問題の解明に耽る「老数学者」の生き方、 その言動に他の登場人物が次第に惹かれていく様子が巧みに描かれている。 

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難民と人々の出会いのスケッチ

オーストリア最大の難民収容所トライスキルヒェに入ったアフガニスタンの青年は、「難民が多くて、 テント生活を強いられているが、3度の食を与えられ、薬ももらえる。オーストリア政府には感謝している。 なんといってもここは安全だからね」(オーストリア国営放送ニュース番組で)と答えていた。 

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