「人類は新しい精神的な方向性が必要」
14日付のバチカンニュースは2日から開催中の世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会に関連する記事を満載しているが、その中で著名なチェコの宗教哲学者トマーシュ・ハリク(Tomas Halik)のバチカンラジオとのインタビューが紹介されていた。ハリク氏は「教会は病んでいる」と述べた聖職者であり、チェコスロバキア共産党政権時代の1978年、密かに神父に叙階され、地下教会を体験してきた人物だ。カトリック神父、宗教哲学者、神学者であり、特に宗教的対話や信仰と社会に関する問題で国際的に評価されている。彼は多くの著作を執筆し、信仰と現代世界の問題を橋渡しする知識人として知られている。
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