編集者: ノボトニー・ジェローム, OMI 修道会:聖母献身宣教会 (オブレート会) 2014年10月24日

社会のニュース

<快護目指して> 100歳の母
三カ所目となったいまの施設は、床擦れの手当てなどの要望に応じてくれ、「高齢の母にも対応してくれてありがたい」と藤沢さん。一方で、「利用できる施設がなくなってしまったら困るので、施設に遠慮がちになってしまう」と声を落とす。数日間の宿泊を伴うショートステイの利用でも、「高齢のため、体調の急変に対応しきれない」として断られたことがあった。全国で百歳以上の高齢者は、九月現在で五万九千人。毎年二千〜四千人増えている。藤沢さんは「年を重ねるごとに、安心して利用できる施設が少なくなる気がする。ちゃんと利用料は払っているのだけど」と話す。

中国、エイズ活動家の出国妨害 国連での報告阻む
北京のスイス大使館は10日にビザを発給したが、河南省の地元当局がパスポートを取り上げるなどして出国を妨害。当局は王さんに「病気で行けなくなった」と国連側に伝えるよう求めたという。

提供卵子妊娠で高血圧増か 国際学会で仏チーム発表
チームはフランスの7カ所の体外受精クリニックで2005〜11年に妊娠した女性580人を追跡。うち217人は卵子提供を受けていた。高血圧の頻度は通常の体外受精が5・3%だったのに対し、卵子提供を受けた方は17・8%。分析の結果、妊婦の年齢の影響も少しはみられたが、この差を説明できるほどではなかった。

289例目の脳死移植
心臓は国立循環器病研究センター(大阪府)で10代男性、片方の肺は岡山大病院で60代男性、もう片方の肺は東北大病院で50代男性、肝臓は九州大病院で40代女性、膵臓と片方の腎臓は藤田保健衛生大病院(愛知県)で30代女性、もう片方の腎臓は神戸大病院で50代女性にそれぞれ移植。小腸は医学的理由で移植が断念された。

最期の思い託すカード、栃木県の高校教諭作成
また、大竹さんは母親の死を通じ、死は終わりではなく、伝え、学ぶべきものと実感した。「人は必ず死ぬ。だからこそ一日一日を精いっぱい生きていきたいと考えるようになった」。大竹さんはカードを通して、死について考え、話題にされることが増えてほしいと願っている。

「よい死に方」ってなんだろう。 患者の生の声から
自分ががんによる死を望むのならば、それ以外の疾患にはならないように日々、配慮しなければなりません。最期のときを多くの方に囲まれていたいのならば、多くの方との付き合いを丁寧に、しっかりとしなければなりません。

《649》 なんとなくうまくいっていない もの忘れを心配せず前向きに考える大切さ
「個々の健忘のエピソ\ードに対しては病態失認的態度を示すにもかかわらず、初期アルツハイマー型認知症を生きる者には日常生活上のつまずきが蓄積して生じる不如意の感覚、つまりなんとなくうまくいっていないという感覚、あるいは自我が解体していく漠たる予\感と不安が存在する。」(小澤 勲:認知症とは何か 岩波新書出版, 東京, 2005, p50)

「息子の勇気、褒めたい」 御嶽山のジャンパー、遺族に
午前10時半すぎ、近江屋さんの両親が住む横浜市栄区のアパートを長野県警の担当者が訪れ、緑色のジャンパーを渡した。受け取った父親(65)は「切迫した状態の中で、息子が女の子を守ってあげようとした勇気を褒めてあげたい。2人とも生還出来なかったことは、本当に残念で、残念でなりません。状況を知るほど悲しみは増します」とのコメントを書面で出した。近江屋さんは見つかった際、別の薄いジャンパーを着ていたといい、父親は「寒くなかったのかな」と語った。

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読んでください

New! 万能細胞が蘇らせた「再生」への願い

Editorial オピニオン
世紀の大発見と呼ばれた万能細胞「STAP細胞」 を記述した論文に問題点があるとして理化学研究所の小保方晴子さんらがまとめ、 英科学誌ネイチャーに掲載された論文の撤回問題が話題となっている。門外漢の当方は、 論文の真偽問題で再生医学への期待が冷めないか、と心配している。

New! 臓器提供は人間愛の行為

Itonaga, Shinnichi イトナガ ・ シンイチ
さる7月13日、参議院本会議において、臓器移植法改正案(いわゆるA 案)が可決され、成立した。これによって、わが国では脳死が一律に人の死とされ、また本人の意思が不明な場合は、 家族の書面による同意があれば、臓器移植が可能となり、15歳未満の臓器摘出と移植も容認されることになる。

海をはさんで皆ひとつの家族

Documents, Official ドキュメント, 公文書
今年の4月2日、チリ沖で大きな地震がありました。翌日、チリからこの日本にも津波が到達しました。 このことはチリと日本が実に15,000キロ以上も離れているにもかかわらず、 海をはさんで隣の国であることを知らされた出来事でもありました。一方、 東日本大震災で発生した津波によって海に流れ出た瓦礫(がれき)や放射能は、 太平洋をはさんでアメリカ西海岸に到達しており、今、大きな問題になっています。このように考えると、 世界のほとんどの国が海をはさんでつながっていることが実感されます。

避妊の反道徳性

Saunders, William サンダース・ ウィリアム
避妊の道徳性について話す前に、私たちの一人一人が神の像と姿にかたどって創造された肉体と精神を持つ貴重な人間であることを思い出して欲しい。

産児制限する前に考えよう

Scott, James W. スコット・ジェームス
世俗文化の廃退が急速に進んで、バース・コントロール運動は伝統的なキリスト教の道徳から距離を置いた、一般的な文化的運動には不可欠となった。結果を省みない快楽を求めるため、避妊、中絶、同性愛などに対する道徳的異議がなくなりつつある。

オバマ大統領、妊娠中絶を容認

Itonaga, Shinnichi イトナガ ・ シンイチ
オバマ大統領は23日、妊娠中絶を支援する団体への連邦予算の拠出制限を解除する大統領令に署名した。これに伴い、保守派が「中絶に使われている」と主張してブッシュ前政権時代に中止されていた国連人口基金への予算拠出も、再開する意向を表明した」(見出しを含め、朝日新聞ネットニュースから)。ニュース記事は続ける。「オバマ氏は声明で、この問題について「政治問題化に終止符を打つ時だ。家族計画に関する新鮮な論議をし、世界の女性のためになる一致点を見出す」としている。保守派の反発をあおらない意図から、大統領令への署名は公開されなかった。キリスト教保守派の指導者からは「世界の胎児への拷問を輸出する命令だ」と反発の声があがっている」。

ウイルスが誰にどのように感染するかを知る

HIV/AIDS HIV/エイズ
ウイルスに身をさらして最初の2、3週間で、HIVは急速に増加する。次に、通常3ヶ月以内に、体内でHIVに対する抗体の形成が始まる。このプロセスは血清転換と呼ばれている。実際には、HIVに感染した人の大半は、数ヶ月間から数年間、何の症状も呈さない。この沈黙の感染期間は「潜伏期」と呼ばれている。ウイルスは潜伏期にゆっくりと複製を繰り返し、血中には低レベルのウイルスが存在する。HIV抗体検査の結果は陽性となる。

人クローン胚の作成・利用を容認する
総合科学技術会議 生命倫理専門調査会の方針決定に対する見解

Editorial オピニオン
人クローン胚の作成・利用は、たとえ人クローン個体産生が禁止され、その目的が研究・治療に限定されていても、大きな倫理的問題を含みます。なぜなら、人クローン胚の作成は、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)の作成に伴うヒト胚の滅失・破壊をめざし、人の道具化へと道を開くものだからです