編集者: ノボトニー・ジェローム, OMI 修道会:聖母献身宣教会 (オブレート会) 2014年04月24日

社会のニュース

《1466》 管1本無い穏やかな最期を迎えるために 「待つ」という緩和ケア
本人・家族全員が、自宅に居ることを選ばれました。全員、亡くなる直前まで何かしら食べていました。家族全員が「待つ」ことができたので平穏死が叶いました。そんな当たり前の日常が、介護施設では大事件になります。同じ人間の最期でも場によってまったく違うのが現実です。多くの方に「平穏死」のキモを知って欲しいと願います。

《473》 認知症徘徊 家族の責任は?(鉄道事故訴訟 あす二審判決)
初期アルツハイマー病患者さん(85歳女性)を在宅にて介護されている介護者(息子さん)が2014年4月22日に榊原白鳳病院物忘れ外来にて語ったこと:「仮に母が徘徊し自動車に轢かれる事故が起きたとしても、それは仕方がないことなのかな…と感じます。それは、本人の外に出たいという気持ちを大切にしたいという思いがあるからです。ですから、自動車事故に繋がることがあってもそれはそれで仕方がないのかなと割り切って考えています。そして、私は自動車事故の相手をかばいます。」この言葉を聞いたとき私は、JR東海は、列車にはねられた認知症の男性そして家族をかばうべきではなかったのかなと感じました。

出生前検査と人工妊娠中絶、妊婦さんとの接し方
この小説では、赤ちゃんを失った女性の悲しみが非常にリアルに描かれており、自分が今までに関わらせていただいた患者さんたちに思いを馳(は)せざるを得ませんでした。医療が助けになれるのは一部とはいえ、医療スタッフの中で心理サポートを含めた役割分担が出来るよう体制を作って行く必要が以前から叫ばれていますが、薄く広く配置された産科医療体制では遺伝カウンセラーや臨床心理士がいる施設は少ないのが現状です。医師・助産師・看護師のなかでゆっくりと話をきいたり、もう少し長い期間フォローアップしたりしていくしかないのかもしれませんが、こういった悲しみをもっと認識しなくてはいけないと思いました。

がん診断から1年以内の自殺リスク、20倍に
この間、がんが見つかったのは約1万1000人で、診断後1年以内に13人が自殺、16人が事故などで死亡していた。がんになっていない約9万2000人では、同期間で527人が自殺、707人が事故などで亡くなった。

ドラマが影響?「赤ちゃんポスト」相談1・4倍
この日の専門部会で検証対象となった今年1〜3月を見ると、相談内容は、妊娠の判定や避妊に関するものが33%で最多。次いで夫・パートナーの反対や不倫といった「思いがけない妊娠」(30%)だった。相談者の64%を県外が占めた。

がん患者:高い自殺危険性…求められる診断時から心のケア
患者自身や周囲の人々の姿勢も、悲劇を減らすカギを握る。血液がんの患者会「グループ・ネクサス・ジャパン」の天野慎介理事長も「一人で抱え込まないでほしい。がん診療連携拠点病院の相談支援センターの存在などを、もっと知らせる必要がある」と訴える。

【大炎上】番組出演のため中絶を表明したモデルに批判殺到 / モデル「キャリアは胎児の命よりも価値がある」と発言
番組側は、「彼女を番組に出演させるために、中絶を奨励するわけにはいかない」として、彼女の起用する考えがないことを示している。ちなみにこの番組に出演したことをきっかけに、一躍有名になった人物も実際にいる。もし彼女が出演することになったとしたら、炎上騒ぎでは済まないことになる。それにしても、おなかの子どもよりも自らが有名になることを優先するとは……。批判が殺到するのも当然ではないだろうか。

世界の医療団フランスが、避妊と安全で合法な中絶の実現を求める国際キャンペーン、「Names not Numbers」を開始
サイト上で、「望まない妊娠」により命を落とした女性のファースネームがはいっているカードを引き、署名を集することができます。そうすることで、亡くなった人達を「数」としてではなく「人間」として捉えてもらうキャンペーンです。9月の「カイロ+20」までに多くの人々の署名を集め、「女性の権利」の支援を世界的に訴えていきます。今回初めて、世界の医療団の国際ネットワークを通じて、このメッセージがドイツ・アルゼンチン・イギリス・ベルギー・カナダ・スペイン・スペイン ・日本・スイス・ポルトガル・オランダの一般の人々に向けて発信されます。

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読んでください

New! 臨時シノドス事務局への回答

Documents, Official ドキュメント, 公文書
日本カトリック司教協議会としては、時間が限られていたので、 臨時シノドス事務局からの準備文書を司教たちと男女修道会・宣教会の上長に送付して回答を求めた。 その回答結果をさらに数名の有識者(司祭、信徒)に送りコメントを求めた。司教、 修道者たちは現代の家庭の問題にかかわってきており、精通しているといえるので、 彼らの回答は今の日本の家庭の状況を十分に反映していると思われる。

New! 「日本の信者は教会の教えに無関心」

Editorial オピニオン
世界のローマ・カトリック教会の司教会議はローマ法王フランシスコの要請を受け、「家庭と教会の性モラル」(避妊、 同性婚、離婚などの諸問題)に関して信者たちにアンケート調査を実施したが、 日本のカトリック信者を対象に同様の調査が行われ、このほどその結果が明らかになった( 世界各国司教会議が実施した信者へのアンケート結果は今年10月5日からバチカンで開催予定の世界代表司教会議で協議 される)。

「夫婦に映し出される神の愛」結婚の秘跡を考察、教皇一般謁見

Vatican Radio broadcasts バチカン放送局
教皇フランシスコは、バチカンで2日、水曜恒例の一般謁見を行われた。会場の聖ペトロ広場には、暖かい春の日差しの下、およそ8万人の巡礼者が集った。謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇はカトリック教会の7つの秘跡をめぐる考察の最後として、「 結婚の秘跡」を取り上げられた。教皇のカテケーシスは以下のとおり。

悲しみのとき、癒しのとき

Burke, Theresa バーク・テレサ
モーラさんは、心に抱えた悲しみと罪の意識から逃れるように生きてきた。実際のところ、彼女は自分が生きるに値しないと考えていた。失ったものを悲しみ、子どもに名前をつけ、その痛みを現実のものとして受け入れることで、彼女は強さと希望を見出した。この過程を通じて、モーラさんは自分の罪を認め、その身に起こったことと向き合えるようになった。彼女は、自分の小さな天使にジョーイという名前をつけた。彼のいのちを認めることで、モーラさんは平穏と愛を手に入れ、ついには神と心を通わせることができた。

命について考える
(純心大学講義原稿)

Nakada Kouji ナカダ コウジ
今回も初めに準備したときの資料で話を進めます。「命について」というテーマで講義を進めるわけですが、 素朴な疑問として、「命」の大切さが分かっていて、「生きる」ということも理解できていれば、 テーマとしてあえて取り上げる必要はないのではないかと思うのです。例えば、「この世界のすべてに命がある」と考え、 「わたしたちはこの命を傷つけないように、お互いに協力し、いたわり合って生きてゆきましょう」 そのように行動するなら、 今日のテーマについて考えようとするのはすでに身に付いていることの繰り返しになってしまいます。

出生管理狂信者の秘密協議事項: 「人道主義の援助」、RU−486、その他の無意味な言葉

Reardon, David リアドン・デビッド
その人達は狂信者です。彼らは、不妊処置を施すように強制したり、妊娠中絶を強要したり、もし、貧しい女性が自主的に1UDやノルプラント挿入を受け入れなければ、食物や医療ケアを与えずにおいたりするプログラムを押し進めようとする人達です。

我が家に及んだ危機的妊娠

Valko, Nancy ヴァルコ・ナンシー
「ママ、妊娠しちゃった」。未婚でまだ十代の娘にこんな言葉をもらされたら、それはどんな親にとっても心臓がとまりそうなくらい恐ろしい瞬間となるでしょう。そして献身的なプロ・ライフであればあるほど、その衝撃は呆然とさせられるような驚き、羞恥心そして罪悪感に圧倒されるのです。「あの子は人の話を聞いていなかったのかしら?」「まさか私の娘に限ってこんなことがおこるはずがないのに!」「いったいどこで失敗したのかしら?」というのがよく見受けられる最初の反応です

安楽死:よくなされる質問への答

Marker, Rita L マーカー・リター
安楽死とは、人を自然に死なせるというよりむしろ、意図的に人を死に至らしめることを意味します。遠慮なく言えば、安楽死は慈悲という言葉を使って人を殺すことを意味します。