編集者: ノボトニー・ジェローム, OMI 2018年05月21日

社会のニュース

慈恵病院養子あっせん許可取得へ 「ゆりかご」運営、熊本
病院は、養子縁組のあっせんを事業として展開してはいない。だが、望まない妊娠をした女性らの相談を受ける中で、原則6歳未満の子を養父母の「実子」とほぼ同じ扱いとする「特別養子縁組」の仲介業者を紹介することが、しばしばあるという。

低所得家庭の赤ちゃん「体重が増えにくい」
その結果、世帯所得が最上位4分の1の群に比べ、最下位4分の1の群は、01年生まれで1・29倍、10年生まれで1・27倍、体重増加不良になるリスクが高かった。

HIVの遺伝子壊す技術開発 神戸大、細胞実験に成功
亀岡正典・神戸大准教授(ウイルス学)らは、「CRISPR(クリスパー)/Cas(キャス)9」というゲノム編集技術で、HIVが増えるのに必須な2種類の遺伝子「Tat」と「Rev」を壊す道具をつくった。培養皿の中で感染細胞にこの道具を働かせると、HIVの生産をほぼ止めることができた。

強制不妊手術の問題が今なぜ注目されるのか
筆者は20年以上前に佐々木さんに会ったことがある。そのとき、佐々木さんは施設を出て介助者の助けを借りて猫と自立生活をしていたが、明るく自由な雰囲気が印象的だった。彼女は20歳ごろに、親やきょうだい、施設職員に迷惑をかけないよう、コバルト照射に自分から同意したという。それを聞いたとき、筆者は言葉を失った。佐々木さんはその処置が「生理をなくす手術」とは知っていたが、「子どもを産めなくする」とは知らなかったと話した。だから「補償はいらない、ただ謝ってほしい」と主張してきたという。それが実現する前の2013年に65歳で亡くなったことが悔やまれる。

『ダウントン・アビー』越えた? 涙と笑いと感動の『コール・ザ・ミッドワイフ』が面白い!
USA Today紙は、作品は感動や涙を誘うだけでなく、イーストエンドで赤ちゃん誕生を待つ家族の人生を通じ、多くの難問に取り組んでいると指摘する。時代モノではあるが、人種、宗教、中絶、貧困など、現代にも通じる社会問題を取り上げており、シーズンが進むにつれ、同性愛やアルコール依存症などもストーリーに盛り込まれてくるということだ。

日本が性教育の「後進国」になりつつあるのをご存じですか 中学校で「性交」の語は使用禁止?
読者の中には、「この筆者は、こんな当たり前のことを、なぜ今取り立てて主張しているのか」「正しい性の知識が必要なことなんて、当然じゃないのか」と思われた方も多いでしょう。実際、日本家族計画協会が2014年に実施した第7回「男女の生活と意識に関する調査」(有効回答数 1134 人、16歳〜49歳男女対象)では、「性に関する事柄で15歳までに知るべきこと」として、「セックス(性交渉)」(71.9%)、「避妊」(60.7%)、「人工妊娠中絶」(74.0%)が多くの声を集めており、中学段階で性交について扱うことへの反対派はマジョリティではないようです。

アイオワ州、全米で最も厳しい中絶禁止法成立
法案は、共和党が多数派を占めるアイオワ州議会で2日前に可決され、知事の署名を経て成立した。キム・レイノルズ(Kim Reynolds)州知事(共和党)は法案に署名した後、声明を発表。「この法律が法廷で争われることになる可能性については理解し、予期している」、「だが、これは単なる法律の問題ではない。これは命に関する問題だ。私は自分自身からも、自分の信念からも決して逃げない」と述べた。

全力で守った命=13トリャ~ーの子(4)二分脊椎と無呼吸発作を越え 幸せだった10年8か月
母親は言います。「いつも全力で守ってきた命ですが、親として守り切れたかと自分自身に問いかけると、もっとできることがあったのではと今でも思うのです。悠輝の目となり耳となり手足となり、見守ってきました。悠輝を失って3年になりますが、最近になって、悠輝に尽くせたことが私の人生の最も幸せだった時間だと思えるようになりました」

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読んでください

日曜論壇 無鉄砲と、鉄砲

Genyu Sokyu ゲンユウ ソウキュウ
この夏、二人の青年がお寺に別々に訪ねてきた。一人は滋賀県から、もう一人は埼玉県からだ。 なぜ二人を一緒に語るのかというと、二人とも自転車でやってきたのが新鮮だったからだ。

母の旅立ちー神のいつくしみ

Ihara, Shoichi イハラ・ショウイチ
「今年の7月22日、私は東京の渋谷修道院に会議に参加するために来ておりました。その日の夜、 マルチン病院のシスターから電話があり、母が夕方7時半に亡くなったとの知らせでありました。 すぐに坂出に引き返したかったのですが、翌日は仙台の教会で聖ドミニコ会創立800周年を記念する行事があり、 そこで聖ドミニコについて講演することになっていたのです。母のもとに駆けつけることは出来ませんでした。 シスターにはドライアイスとマルチン病院の聖堂の冷房で対応をお願いし、 気持ちも落ち着かないまま翌日北仙台教会で御ミサを捧げ、午後講演を済ませた後すぐに仙台空港に駆けつけました。夜、 母のベッドに戻ったのは10時過ぎでした。

団塊の世代はなぜ人口が多いのか?

Ikeda Masaaki イケダ マサアキ
1947年、48年、49年に産まれた人たちは、その突出した人口の多さゆえ「団塊の世代」と呼ばれる。 この三年間だけ、その前後の年と比べて抜きん出て出生数が多い。誕生した赤ちゃんは年間270万人にも達する。 団塊の世代とはすなわち、日本版ベビーブーマーである。しかしながら、 アメリカのベビーブームが十年以上続いたのに対し、日本のベビーブームはわずか三年しか続かない。 不可解なほどはかないブームだったのである。名前のごつい感じとは裏腹に、実は層の薄い「団塊」なのである。

韓国とユダヤ民族はここが違う

Editorial オピニオン
「ユダヤ民族は非常に知恵ある」ということを最近痛感させられた。ユダヤ民族はナチス・ドイツ軍によって数百万人の同胞を失った。大戦終了後、ナチス・ハ ンターと呼ばれたサイモン・ヴィーゼンタール氏(1908〜2005年)は同胞を殺害した元ナチス責任者を世界の隅々まで探し回り、司法の場に引っ張っていった。その執念は想像を絶する。 その一方、毎年1月27日の「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」 (International Holocaust Remembrance Day)には、民族を救済してくれた「ユダヤ民族の救済者」を称えるイベントを開き、感謝を表明している。

カトリック教会と「万能細胞」

Editorial オピニオン
山中伸弥・京都大教授のノーベル生理学・医学賞受賞について、世界に約12億人の信者を有するローマ・ カトリック教会の総本山バチカン法王庁はおおむね歓迎する一方、「人間のクローン化への道が開かれる」 として懸念を表明する声も少なくない。

クローニング:カトリックの道徳的評価

Auer, Terese アワー・テレス
この論争において何が争点になっているのかということと、カトリック教会がこの問題をどう見ているかを理解するために、まずクローニングに用いられる手段を理解しなければなりません。

「教会は正直でなければならない」

Editorial オピニオン
イタリア日刊紙イル・フォリオは1日、先月27日の枢機卿会議でのヴァルター・カスパー枢機卿( 前キリスト教一致推進評議会議長)の開会スピーチの全文を掲載した。テーマは教会の夫婦・家庭牧会への新しい捉え方だ 。フランシスコ法王はスピーチを高く評価したという。同内容は今年10月の世界司教会議で協議される「夫婦と家庭」 に関する基本テキストと見なされている。

人間の性とコンドーム

Clowes, Brian クロウズ・ブライアン
本稿は、現在、世界で最も普及している避妊器具、すなわち男性用コンドームに関する最新の科学的情報を概説および要約したものである。この要約は多くの情報源が使われているが、特に医学ジャーナルを重視した。この要約は、コンドームについて、直接的かつ簡潔・簡明な事実を必要とする人々のリソースとなることを意図して提供される。