日本 プロライフ ムーブメント

司教の手紙 ㊵ 「いのちの福音」について

教区の皆さま、お元気でしょうか。 今月は聖ヨハネ・パウロ2世教皇の回勅「いのちの福音」の内容についてお話いたします。 聖ヨハネ・パウロⅡ教皇回勅「いのちの福音」 1995年に発布されたこの回勅は、声も出せない弱い立場に置かれている人間のいのちに関するものです。具体的には、人工妊娠中絶で葬りさられる胎児や自らの意志を提示できず、他者の手に委ねられる末期患者のいのちが、合法的に容認される社会ができつつあることへの警告を発する内容になっています。この主題を取り上げたのは、二つの理由があります。一つは日本の事情で、2000年7月13日、「優生保護法」が改訂され、「母体保護法」として、再施行されたことと、もう一つは、アメリカの事情で、今秋の大統領中間選挙の争点になっている、各州の人工妊娠中絶法の是非です。

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子どもたちに対する戦争: ダウン症ジェノサイド – 90%が殺害された(パート13)

(この記事は、「子どもたちへの戦争」を引き起こしている大人の強迫観念を明らかにするノボトニー 神父による継続中のシリーズの一部です。) テレビでニュースを見たり、朝刊を開いたりするたびに、毎日世界中で、人と人との憎しみがもたらす影響を目にする。暴力は家庭、職場、公共機関、学校、医療施設、そして街頭で起こる。それは実に多くの無意味な形で起こり、女性や子どもたちがしばしば犠牲となる。私たちはまた、戦争状態にある世界の多くの場所で、暴力と憎悪がもたらす壊滅的な影響を目の当たりにしている。その典型的な例がウクライナだ。かつては家族を養い、生計を立てていた人々がいた場所には、焼け落ちた家や事業の灰しかない。私たち人間は怒りに満ちて、その過程で誰を破壊しようとも気にしなくなることがある。この世で起こるすべての破壊は、人間の心の中に潜む罪という一つの源を持っている。私たちは他人を非難したくなるかもしれない。世界の不幸を政府やその他の組織のせいにするかもしれない。しかし、結局のところ、憎しみと暴力は、神と神の愛を拒絶する人間の心から生じている。

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「いのちだいじに」ーいのちの行進  #5

待降節前日は産まれる前の子どものために祈る土曜日ベネディクト16世の呼びかけに応えて その日を「The Unborn Saturday 〜 産まれる前の子どものための土曜日」にしましょうー2010年、前教皇ベネディクト16世は、全世界の教会に向かって、そう呼びかけられました。教皇ベネディクトは昨年12月に帰天されましたが、日本のマーチは今年、その尊い呼びかけにこたえます。夏につづいて12月2日土曜日に、ふたたび「いのちの行進」をおこないます。御子の誕生を待ち望む日々を迎える前に、産まれる前のすべての子どもの霊魂のために祈ります。産まれる前の胎児のために祈る。産まれることができなかった胎児のために祈る。冷凍保存されている胚のために祈る。冷凍庫から棄てられた胚のために祈る。プロライフにとってとても大事な日になるにちがいありません。黙想し、ミサを捧げ、そして行進します。新しいマーチが始まる日本のプロライフが集まる場所は、調布のサレジオ神学院です。

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「排除される胚の立場を考える」産婦人科医・久具宏司さんとの対話

「ダイアログフォーライフ」第1回 着床前診断が事実上解禁となった今、誰よりもこの本の著者に会いたいと思った。本のタイトルは『近未来の<子づくり>を考える〜不妊治療のゆくえ』(春秋社)で、その著者が久具宏司(くぐ・こうじ)さん。体外受精の導入期から30年以上の長きにわたって不妊治療に携わってきた産婦人科の医師である。不妊治療(あるいは生殖医療)の現場で個々の患者と向き合ってきた経験と肌感覚が書かせた渾身の書き下ろしである。無自覚に、ただ資本の欲望のままに、坂を転げ落ちるように突き進む社会の未来に警鐘を鳴らす。欲しいときに欲しいこどもを計画的に作り出す「デザイナーベビー」が当たり前になる時代がすぐそこまで来ている。これは本当にわたしたちが望むゆたかな未来の姿なのだろうか?

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「いのちだいじに」—いのちの行進  #4  

『いのちが自然にうまれるところ』が真の科学者べシャンの居場所。 アントワーヌ・べシャンが公式デビューを果たした真夏の「いのちの行進」が終わりました。猛暑の中ご参加いただいたみなさま、ならびにクラウドファンディングにご支援いただいたみなさま、この場を借りて御礼申し上げます。真の科学者としてのべシャンの名誉を回復するための運動は着々と歩みをすすめています。次の「いのちの行進」は助産院から出発します。”いのちが自然に産み落とされる”場所が、わたしたちのマーチの母体になります。助産院には自然に産み落とすためのメソッドがたくさんあります。しかしパスツールを起源とする現代の科学は助産院に蓄えられた知識をすべてエセ科学とみなします。パスツールが目の敵にしたべシャンがもし失脚していなかったら、助産院は科学の殿堂だったでしょう! 

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「いのちだいじに」ーいのちの行進 #2

どの精子がどの卵子にどの角度から侵入するか−すべては神の御計画 今夜は七夕です。天の川で彦星と織姫が出会うという伝説です。ロマンティックなストーリーはもちろん、子どもたちと”出会いの神秘”について想いめぐらす夜になるといいですね。 彦星と織姫はきっと神に導かれる二人です。出会う場所も神が指定したでしょう。誰か人間のお膳立てによって(マッチング?)成立した二人の出会いだったとしたら、こんな毎年のお祝いにはならなかったでしょう。精子と卵子が結合する受精も、男女のロマンあふれる奇跡的な出会いです。見えない神の手が特定の精子と卵子を選び出し、精子が卵子に侵入する入射角度も強度も神が決められたと思えることは、信者のおめぐみです。昔も今も「いのちは授かりもの」と捉える日本人の感性もクリスチャンの信仰と変わるところはありません。 

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いのちの行進—3つの作戦

日本のマーチフォーライフは、2014年7月13日、小さないのちを守る会の辻岡建象先生のご協力のもと、33名の参加者とともに最初の一歩を踏み出しました。以来毎年7月に、東京の中心街である銀座周辺を歩くデモ行進を欠かすことなく続けてきました。 始まりは世界のマーチの模倣だったかもしれません。しかし年を追うごとに、日本オリジナルのマーチを求めたくなりました。10年目を迎えた2023年、素晴らしい日本語である「いのち」を大事にしたいと思い、名称を「いのちの行進」に改めることにしました。「いのちだいじに」にちなんだ3つの作戦をもって、世界が注目する「いのちの行進」になることを願います。

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アントワーヌ・ベシャンの名誉を回復する運動

歴史から忘却された19世紀のフランスの生理学者アントワーヌ・べシャン。「いのち」の本質に迫ったベシャンが切り拓いた世界観が科学として認められる世の中になることを願うものです。まずはべシャンに関心をもってもらうために7月16日に東京でイベントを開催します。その実施にかかる費用の支援を求めます。

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「いのちだいじに」ーいのちの行進

辻岡健象先生とともに歩み出した「サタンとたたかう」日本のマーチ マーチの7月になりました。小さないのちを守る会の創始者である辻岡健象先生との出会いから、2014年に最初の一歩を踏み出した日本のマーチ。辻岡先生は2019年のマーチに参加された直後から体調を崩され、昨年12月に帰天されました。89歳でした。10周年にあたる今年のマーチは、辻岡先生への追悼から始めましょう。辻岡先生の魂とともに歩きましょう。

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「夢の再生医療」生存の渇愛

長寿願望 新年を迎えて、また一つ年をとった。今や日本は世界一の長寿国となり、平均寿命 は八十才を超えた。スウェーデンやイタリアその他の先進国もほぼ同じで、平均寿命 は八十位だ。しかし、地球上にはまだ平均寿命が四十以下の国もある。日本も昔は三 十位だった。日本人の平均寿命が五十才を超えたのは第二次世界大戦後で、主に感染 症などによる死亡が減少したことによる。平均寿命が延びても永遠に生きられる人は 無く、最終的な人の死亡率が百パーセントであることは、今でもお釈迦様の時代と変 わりはない。お釈迦様が説かれた生老病死苦の原因としての生存の渇愛によって、人 は生き延びようとして苦しむ。重要な臓器や組織の機能が喪失したとき、生き延びる ためには新たに臓器組織を手に入れる必要がある。臓器移植や人工臓器に限界が感じ られる中、この願いに答えるために、再生医療の研究が進んでいる。

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すべてのいのちを守るため

2019年11月にフランシスコ教皇様は「すべてのいのちを守るため」のテーマのもとに訪日されました。テレビ記者にすべてのいのちとは誰のことですか?と問われた時に、教皇様は次の様に説明されています。「命は神から頂いた恵みです。生きている私たち自身も神からの贈物なのです。この恵みに感謝するための一番の方法は全ての命を守ることなのです。

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いたるところに聖ジアンナがいる国で

2020年、女優岡江久美子が永眠した。癌の治療中にコロナ死したと報じられた。名女優の突然の悲報に日本中が悲しみに暮れた。彼女は「日本のお母さん」と親しまれる存在だった。 日本語で母親は「お母さん」と呼ばれる。日本人の誰もが思い描くお母さん像を体現する存在が岡江久美子だった。彼女を一躍スターダムに押し上げたのがテレビドラマ「天までとどけ」である。平日昼間の時間帯のシリーズドラマとしては異例の高視聴率を記録したこの人気ドラマで、岡江は13人の子どもを持つお母さん役を演じた。実話をもとに制作されたドラマで決して現代のお伽噺などではない。 大家族の賑やかで平和な日常を描いたドラマが、13人目の妊娠の発覚から急展開する。妊娠と同時にお母さんの難病が発覚し、医師から堕胎をすすめられた家族は苦悩する。すでに高校生や中学生になっている年上の子どもたちは、お母さんに生きてほしいから堕胎してくれるよう懇願する。岡江お母さんはやさしく子どもたちに微笑みかけながら、自分に堕胎する意志がないことを告げる。自分自身と子どもたちを説得したのはこのひとことだった。「最後は神様が決めてくれると思うの」。

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同性婚に対する教会の教えは不変

世界に12億人以上の信者を抱えるローマ・カトリック教会は5日、特別世界司教会議(シノドス)を開幕した。19日まで2週間の日程で「福音宣教からみた家庭司牧の挑戦」という標題を掲げ、家庭問題と牧会について191人の司教会議議長、62人の専門家らが話し合う。

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「経口中絶薬」とピルの正しい理解の為に  

いわゆる低用量避妊ピルは日本で1999年3月に解禁され、2011年5月には事後に服用する緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)のノルレボ錠も解禁されています。ピルとしては他に月経困難症治療用として超低用量ピルのルナベルも発売されています。この内緊急避妊ピルのノルレボ錠は、スイッチOTC化して、近日中に市中のドラッグで自由に買えるようにする為の薬剤師研修が既に行われています。そしてこれらのピル類とは別に、妊娠早期に薬剤によって堕胎する、いわゆる経口中絶薬ミフェプリストンの製造販売が近日中に許可されようとしています。概要について、先ずピルについて、次いで経口中絶薬について述べさせて頂きます。

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中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

中絶反対を訴える「マーチフォーライフ(いのちの行進)」が18日、カトリック築地教会(東京都中央区)を出発点に行われた。さまざまな年齢や性別、国籍の人たちが参加し、日比谷公園までの約1時間の道のりを、「小さないのちを守ろう」「中絶やめよう」などと書かれた横断幕やプラカードなどを持って練り歩いた。

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堕胎の問題を「倫理様式」モデルで考える

■堕胎と「いのち」の問題の解決のために 堕胎(あるいは堕胎を目的とした人工妊娠中絶)についてひとはどういう受け止め方をしているか。いわゆるプロチョイスとプロライフの対立として語られる既成の認識パターンを超えて、堕胎をめぐる倫理的な問題を構造として捉えてみたいと思います。

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お腹の赤ちゃんと妊婦さんを守ろう!

経口中絶薬反対活動詳細 はじめに 昨年末 英国の製薬会社ラインファーマが、厚生労働省に経口中絶薬(ミフェプリストン)の製造販売の申請をしたと発表があり、早ければ一年以内に承認されると報じられました。 日本では1日約400人の胎児のいのちが失われております。いのちはお腹の中から始まっています。経口中絶薬が日本で承認されると、さらに、いのちへの畏敬の念が薄くなります。十代中絶等に拍車がかかり、子ども達に急速に広がることも懸念されます。 経口中絶薬は危険な薬です。胎児のいのちを奪い、女性の身心をむしばむ薬です。私たちは、下記の4つの観点から経口中絶薬の承認に反対します。

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老いぼれ神父が若年層の皆さんに期待すること  

本稿では、やがて次の世代を担われる、現在は若年層の皆さんに期待を述べさせていただきたいと思います。 ① 私(現在80才)より5年位以前に生まれた世代の方、つまり昭和10年代前半生まれの方はお国のために命を捧げることが余儀なくされ、戦争に巻き込まれました。その戦争に敗れ、戦前・戦中の情況を生世代世代は少数になり、以後77年の間に世界各地で戦争があったのに、日本が曲がりなりにも戦争に巻き込まれることなく過ごせたことがどうして可能であったかを検証し、今後これをどのように維持するのかはまさに戦争を知らない世代が大多数を占める有権者に委ねられています。戦争体験者の身体的・心的・物理的に過酷な体験を無駄にしないようによろしくお願いします。

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今を生かされているいのち

生まれたときから、いのちは自分とともにあります。しかし、聖書には「主よ、あなたはわが内臓をつくり、わが母の胎内でわたしを組み立てられました。 わたしはあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき方だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます。」(詩編139:13-14)と記されており、いのちは母の胎内から私たちとともにあるのです。

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経口中絶薬の真実

  いのちの危機が迫る幼子の隣人になりましょう。 2020年1月に日本で初めて患者が確認されてから、新型コロナウイルス感染症は全国民の最大関心事となっています。死者数は毎日数十人と報道されています。多くの重症者の方々もおられます。若年者から高齢者まで、いつ感染して同様の状態になってしまうのかという恐怖感の中で生活している状態ではないでしょうか。新しい変異ウイルス感染報道で恐怖に震えたり、ワクチン接種業務の遅滞や医療ベッドの不足を声高に非難するのもその流れからでしょう。

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日本の十八番「いのちをいつくしむ文化」がSDGsを完成させる。

持続可能な開発目標SDGsは、国連がそのマニフェストの中で「誰一人取り残さない」と宣言したように、人類が一つの家族になることを目指す壮大な取組みです。17個の色とりどりのシンボルマークは、それぞれの分野で「誰一人取り残さない」を実現するための具体的な目標を示します。一人残らず家族みんなが、家族みんなに関わる大切なことがらが、ぜんぶそこに描かれているんですね。なるほどSDGsってすごいんだね!って感心しながらうちの家族みんなで17のピクトが並んだ図を眺めていたら、すみっこの空いているスペースに、もうひとつ「18番目」を置いてみたくなりました。だって、一人足りないんじゃないの? お腹の赤ちゃんも家族だよね? 上の息子の指摘にこたえ、下の娘が妊娠12週のときのエコー画像をモデルに、勝手に18番目のシンボルを作ってみました。SDGsを推進するみなさん、どうでしょう。こうしたらもっとおさまりがよくなる気がしませんか。だって、この子たちも誰一人取り残したくないよね?

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聖ヨゼフ:父であることと信心深さの模範

神は、その英知において、「父として」ご自分を私たちに啓示することを選んだ。神の啓示のうちにそう示されたのである。神学者たちは神の本質と属性についてこの神秘が明らかにすることを探求しながら、神の父性について広い範囲で考え巡らせてきた。

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おなかの赤ちゃんのいのち

 「力ある方が、わたしに偉大なことなさいました」とマリアさまは、イエスさまを宿された喜びに満ちて主を賛美されました。赤ちゃんを宿したすべてのお母さんが、マリアさまと同じように喜びに満ちて主を賛美できるような社会になればと願います。

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冷凍胚の問題

人工授精の最新技術は、導入された時から様々な倫理上の難題を呈してきたが、中でもひときわ切迫した問題はヒト胚の低温保存に関するものである。それがきわめて深刻かつ許容できない状況になってきたため、1996年5月24日、教皇はヒト胚の生産および冷凍を中止すべきであると断固として訴えた(1996年5月29日付L’Osservatore Romano 英語版、12ページ)。

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世界代表司教会議(シノドス)第3回臨時総会 準備文書への日本司教団回答

臨時シノドス事務局への回答 日本カトリック司教協議会としては、時間が限られていたので、臨時シノドス事務局からの準備文書を司教たちと男女修道会・宣教会の上長に送付して回答を求めた。その回答結果をさらに数名の有識者(司祭、信徒)に送りコメントを求めた。司教、修道者たちは現代の家庭の問題にかかわってきており、精通しているといえるので、彼らの回答は今の日本の家庭の状況を十分に反映していると思われる。

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滑りやすい坂

「どの生まれる前の胎児も、遺伝的特質を調べるあるテストを通るまでは人間とは認められず、通らなければ生きる権利は失われる。」(パシフィック ニュースサービスより、1978年1月) 中絶は、アメリカや世界中において、道徳的、精神的、感情的、そして法的にも危機に陥っている。ロー対ウェイドのアメリカ最高裁による悪名高い判決により請求次第の中絶が承認される以前から、中絶は少なくとも盛んに議論されていた。 残念な事に最高裁は、1973年1月22日にあの決定的な裁定を言い渡す事で、無実の人の大量虐殺を許可してしまった。それによる恐ろしい結末を誰が予知出来ただろうか? 請求次第の中絶という不愉快な結果は、人間のいのちへの敬意の損失である。請求次第の中絶がやがて幼児殺しや安楽死につながる、と中絶反対者達が唱えていた時は、それをあざ笑われ馬鹿にされたものである。しかし人生の最初の段階(子宮の中)が神聖だと考えられないのであれば、社会が、生まれたいのちをいつの時期でも尊重出来ないのはもっともではないだろうか? ロー対ウェイド裁判の数年後、障害を持つ赤ちゃん、ドーちゃんが、裁判所の許可をもって餓死させられた。それ以降、数え切れない程の別の「合法化」された幼児殺しが実行されてきている。 ここへきて、世界の「一番頭が良い」人達に、人生について何が言えるというのだろうか。一つの例はノーベル賞受賞者のフランシス・クリック博士である。彼はこう言った。

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