日本 プロライフ ムーブメント

「いのちだいじに」ーいのちの行進

辻岡健象先生とともに歩み出した「サタンとたたかう」日本のマーチ

マーチの7月になりました。小さないのちを守る会の創始者である辻岡健象先生との出会いから、2014年に最初の一歩を踏み出した日本のマーチ。辻岡先生は2019年のマーチに参加された直後から体調を崩され、昨年12月に帰天されました。89歳でした。10周年にあたる今年のマーチは、辻岡先生への追悼から始めましょう。辻岡先生の魂とともに歩きましょう。

先生はわれわれのこの取り組みを「サタンとのたたかいです」と仰っていました。小さないのちをサタンや悪魔から守るためのたたかいです。「悪魔の凶悪なる謀」についてよく先生と話をしました。先生はプロテスタントの牧師ですが、かつて世界中のカトリックの教会でミサの終わりに唱えられていた「大天使聖ミカエルへの祈り」を深く理解された人でした。

 

「いのちの科学」を求めてクラウドファンディング始めました。

「大天使聖ミカエルへの祈り」の作者は19世紀さいごの教皇レオ13世です。この祈りが生まれた背景には有名なエピソードがあります。もちろん公式文書として残っているわけではない後の人による言い伝えですが、それによると教皇はある日のミサの後、突然気を失って倒れられたそうです。そして起き上がるやいなや執務室に急いで戻って一気にこの祈りを書き上げられたということです。レオ13世は気を失っているあいだ、恐ろしいビジョンをみていたとされています。

そこには悪魔と神が登場します。悪魔は神と交渉します。悪魔は「時間をくれたら教会を壊してみせる」と言い、それに対して神は「お前に時間をやる。やってみろ」と答えます。本当に教皇がそんなビジョンを見たのか定かではありませんし、もしそうだったとしても人の夢を正夢と信じる必要もありません。しかし「近代」が確立する19世紀後半からの激動の時代を、レオ13世の夢は見事に言い当てているように思えてなりません。

この預言の本当の恐ろしさは、サタンによる教会破壊工作は神の認可事業(しかも補助金付き)であることです。神の真意はどこにあるのか。黙想のうちにマーチにのぞみましょう。

いのちの行進

場所  日比谷公園内
    日比谷図書文化館 / 大ホール

日時  2023年7月16日 14:00〜17:00

14:00〜14:30
Dr.Ligaya Acosta (Human Life International)リガヤ・アコスタ博士のプレゼンテーション

14:30〜15:00
Jason Morgan ジェイソン・モーガンさん(麗澤大学)のプレゼンテーション

15:00〜16:00
「いのちだいじに作戦」をめぐる討議

16:00〜17:00
数寄屋橋交差点を歩くデモ行進※紺谷橋児童遊園で解散

Masaaki Ikeda(イケダ マサアキ)
池田正昭
「いのちの行進」(マーチ・フォア・ライフを改名)実行委員会 代表
クラウドファンディング アントワーヌ・べシャンの名誉を回復しよう 
出典 「いのちだいじに」2023年7月3日発行
2023年7月3日 掲載許可取得