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“神のうちに生き、動き、存在する”

「わたしたちは神のうちに生き、動き、存在する」(使徒言行録17,28)という聖パウロの宣言は、もともとキリストを知らないギリシャの前6世紀の詩人エピメニデスの言葉であったというから、すべての人間が感じている真理ではないかと思う。 聖パウロは、ここにいう神とは、偶像の神々ではなく、唯一の神であることを強調して言う。「この世界にはどのような偶像の神も、また、唯一の神以外のどのような神も存在しないことを、わたしたちは承知しています。さながら、多くの神、多くの主が存在すると思われているように、たとえ、天にであれ、地にであれ、神々と呼ばれているものがあるにしても、わたしたちには、万物の源、父である唯一の神だけがおられ、わたしたちもこの神へと向かっています。また、わたしたちには、万物を存在するものとされた唯一の主イエス・キリストがおられ、わたしたちもこの主によって存在しているのです」(1コリント8,4-6)。

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