日本 プロライフ ムーブメント

過剰な科学化が幸せを遠ざける

精神科医・樺沢紫苑先生の新著「3つの幸福」と同時並行で読んでいた本がありました。 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)フランク マルテラ (著), 夏目 大 (翻訳) 世界幸福度ランキング3年連続第一位に選ばれたフィンランド出身の哲学者、フランク・マルテラ氏が、フィンランドにおける幸せの構造について分析を試みた本です。 以前よりフィンランドの先進性には大変興味をひかれているところですが、そのフィンランドでは「幸福を追い求めない」というのですからこれはますます興味津々です。

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国が知識のない人間を騙そうとしている

前回、アメリカの子宮頸がんの発生率が15〜29歳の年齢層すべてで減少傾向を示しているとの結果を報告した2026年3月25日付けのJNCI(Journal of the National Cancer Institute)という医学雑誌に掲載された論文を紹介しました。それが有料でないと入手できないので原著の内容を確認できない状況だったのですが、とあるブログ読者の方からありがたいことにこの論文の原著データを共有して頂きました。この場を借りて有難うございます。ご迷惑をおかけしないよう、この方の名前はここでは伏せておきますし、内容も有料である以上むやみに公開するわけにはいかないのですが、この原著を読んでみて感じた私の気づきについて今回はまとめておきたいと思います。まず前回記事で、私は原著を読めない状況の中で周辺情報を確認していき、最終的に2020年以降のアメリカの子宮頸がん検診体制が変わって、検診対象年齢がそれまでの21歳から、「25歳」へと引き上げられたことによって、21〜24歳の年齢の子宮頸がんの発見率が激減して、国全体として子宮頸がん患者の総数の減少につながったのではないかという考察を披露しました。ですが、原著を確認してみますと、ここに書かれているデータが嘘偽りないという前提において、どうやら私の予想は外れていたということがわかりました。示されていた21〜24歳の子宮頸がん患者数と25〜29歳の子宮頸がん患者数の年次推移を確認しますと、どちらの年齢層でも2020年以降にそれまでの傾向(トレンド)に比して、明らかな患者数の減少傾向を認めていました。すなわち、2020年以降の子宮頸がん患者の減少傾向は、少なくとも21〜24歳の年齢層に特異的に認められた現象ではなく、少なくとも15〜29歳の年齢層全体に対して認められた現象であったということになります。そうするとこの年齢層はHPVワクチンを接種した層が多数派ですので、HPVワクチン接種により順当に子宮頸がんが予防されたと考えてしまう人もいるかもしれませんが、それだと「2020年を境に急激に減少する」という事象の説明がつかないわけです。2006年にHPVワクチンを接種した人も、2019年にHPVワクチンを接種した人も、なぜか2020年を境にHPVワクチンの効果が同じタイミングで発現するという極めて不自然なことでも起こらない限り、この奇妙な2020年以降の急激な子宮頸がん患者数の減少の理由を説明することはできません。そうなると、やはり考えなければならないのは、やはり検診のルール変更によって2020年以降に子宮頸がん患者の発見に係る何らかのレギュレーション(制約)が加わったという可能性です。

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「世界でHPVワクチンが認められている」自体を疑うべき

HPVワクチン問題について情報発信をしていると、HPVワクチン推進派の方々からよく言われる台詞として「HPVワクチン批判をすることで、HPVワクチンを打っていたら予防できたはずの子宮頸がんが予防できなくなる」というものがあります。 仮にそれが正しかったとしても、一方で重篤な後遺症を抱える人が出ることはいいのかという反論を投げかけることもできるでしょう。

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従来型栄養指導の実態

患者さんへの食生活改善に対して最も大きな役割を果たすのは栄養士さんです。 医師は医師になる過程で栄養学のまとまった勉強を実はしていないということは以前の記事でも紹介した通りです。 そういう背景もあって医師であってもよほど勉強している人でない限りは、栄養学の知識では栄養士さんには遠く及びません。 しかし、それはあくまで従来の栄養学、での話です。 従来の栄養学では糖質の位置づけ・理解を根本的に間違っていたということがわかりました。 今や従来の栄養学を抜本的に見直して新しい栄養学を構築しなおすべき時期に来ています。 しかしその事を認めない(そして行動を変えようとしない)栄養士さんが圧倒的大多数なのが現状だと思います。 御他聞に漏れず、当院の栄養士も糖質制限には反対の姿勢を示しています。 本日はそんな当院の栄養士の栄養指導の1例を御提示します。

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慈愛の心を持って触れる

最近、非常に興味深い本を読みました。 ブログ読者の皆様におすすめです。 皮膚は「心」を持っていた! (青春新書インテリジェンス) 新書 – 2017/8/2山口 創 (著) 著者は桜美林大学リベラルアーツ学群教授で臨床発達心理士の山口創(はじめ)先生です。 健康心理学・身体心理学というものを専門とされており、この本では皮膚感覚が心と身体に及ぼす多岐に渡る影響をわかりやすく紹介されています。 私などは漢方診察で患者さんの脈を見たり、お腹を触れたりする場面も多いのですが、この本を読み終えて非常にたくさんの事を教わったように思います。 主張のベースには「皮膚は脳と同じくらい様々な情報を処理することができる人体で最も大きな感覚器官である」というものがあります。

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「食べる」:たがしゅう哲学カフェ in 新宿の御報告

台風一過、波乱の週末が明けた後の鹿児島は晴れやかな天気が待っていました。 さて本日は、その週末の間に東京で2日連続でゲリラ的に開催した哲学カフェの内容について振り返っておこうと思います。 まず初回の土曜日は、「食べる」をテーマに6名の参加者で語り合いました。 小川仁志先生の哲学カフェでの問いかけを参考に、まずは「もし食べなくても生きられるとしたら、それでもあなたは食べますか?」という質問で始めてみることにしました。

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私が支援し続けようと思った理由

前回まで複数回にわたり取り上げ続けているデンマーク論文の話は、しつこいことにまだ続くのですが、閑話休題、実は12月3日は毎年たがしゅうブログにおいて、「この1年で自分がはじめて取り組んだこと」について書き記す日に設定しています。 由来は私が自分の人生を変えるに至った糖質制限食をはじめて行った日が2011年12月3日であったことです。 なので、この一年間ではじめて取り組んだことを思い返してみるわけですが、なんと言っても、今年はHPVワクチン薬害訴訟の原告支援を行うと決意したことに尽きます。

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純粋なこども達が決して疑えない状況を作る卑劣さ

前回取り上げたBSN新潟放送公式チャンネルというYouTubeチャンネルでの「ヒトパピローマウィルス感染症の予防接種に関するシンポジウム 2025年8月2日(土)開催」というHPVワクチン推進動画についてもう一つ触れておきたいことがあります。 それは動画の後半でのディスカッションパートでの出来事です。 このパートでは新潟大学産婦人科の黒澤めぐみ、同大小児科の相澤悠太医師の2人の医師に、自身が以前に子宮頸がんにかかり円錐切除術を受けた歴があるというHPVワクチン推進派で新潟県議会議員の荒木法子氏と、元アイドルとモデルの10代の女性2名を加えて、彼女たちの質問に対して医師や議員の立場から回答するという形式で行われていました。 この構図、どう考えても双方向のディスカッションではなく、一方向的なレクチャーとなっています。

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全てを自分事として考えられるか

突然ですが、皆さんは死後の世界を信じますか。 ヒトも含め全ての動物、生きとし生けるものは全て複雑有機化合物の集合体が化学反応を連続して起こしているに過ぎず、科学的な思考の強い人ほど死後の世界など存在しないと考える傾向が強いのではないかと思います。 私もどちらかと言えば、そちら側に傾いている人間で、人はきっと死んで灰になるだけなのだろうという気持ちの方が強いです。 しかし絶対にないとは言い切れないという気持ちもどこかで残している部分があります。 そんな結論の出しようのない話を考えたって仕方がないではないかと思われるかもしれません。

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なぜ新たに導入されたHPV検査の詳細が書かれていないのか

HPVワクチン推進派医師たちは、対象者がHPVワクチン接種前にHPVに感染しているかどうか、またHPV感染しているとしたらどの型に感染しているのかについて全く調べようとしないし、調べないことに違和感も呈さないという一方で、別の場面ではある種、真逆にも見える行動をとっているところがあります。 それは子宮頸がん検診の現場では、2024年4月より「HPV検査単独法」と呼ばれる検査が新たに導入されることになっていたということです。 皆さん、この検査、ご存知でしたでしょうか。この検査に関する資料がこちらの厚生労働省のサイトにあったので読んでみました。 ところが、この資料をくまなく読んでみて、あることが説明されていないことに気づきます。 この「HPV検査単独法」というのが、何をどうやって調べているのかが書かれていないのです。 いや、正確には少しだけ説明があります。この資料の最後のページの「1.事業の目的」の中に、「HPV検査」に(※1)マークがついていて、「※1. 子宮頸がんの原因となる高リスク型HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染の有無を調べる検査」とだけ書かれていました。

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HPVワクチンにしか存在しない添加物を熟考する

HPVワクチンは他のワクチンに比べて、抗体が強力に産生されるよう設計されているワクチンだと言われています。 なぜならば、HPVワクチンの場合は、血液中に抗体を作らせるだけでは不十分で、感染経路だとされる性交渉がいつ起こったとしても、子宮粘膜へのHPVの侵入を防げることができるように、持続的に子宮粘膜から滲み出てくるほどにたくさんの抗体産生を促す必要があるからです。 HPVワクチンを開発した製薬会社はそのための技術を生み出したとされていて、その技術によって、一説では10年以上抗体をそれほどまでに産生させ続けることができると言われています(個人的にはその説は怪しいと思っておりますが)。

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HPVワクチンの男性への接種拡大は拙速かつ不合理

HPVワクチン薬害訴訟でHPVワクチン接種と被害者の症状との因果関係について争われてる最中まだその結論が出ていないにも関わらず、2022年4月より国でしれっとHPVワクチンの積極的接種が再開の方針となっています。 この動き自体も非常におかしいし、こんなものサラッと聞いただけだと誰もが「HPVワクチンの安全性は確認されたんだ」と感じてしかるべきだと思います。 そしてその感覚をさらに強めてしまう、もう一つの国のHPVワクチンにまつわるおかしな動きとして、「男性へのHPVワクチン接種を急速に拡大しようとしている」というものがあります。 そもそもHPVワクチンはもともと「子宮頸がん(予防)ワクチン」という通称でよく呼ばれていました。 その名前だと「子宮頸がん」を予防するワクチンというイメージしか伝わらず、「子宮」を持たない男性にとっては無関係だと普通は考えると思います。 だからなのかわかりませんが、2017年12月に国は「子宮頸がん(予防)ワクチン」の呼称を「HPVワクチン」に変更しています。

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HPVワクチンの問題とコロナワクチンの問題はつながっている

私がなぜ、ここまでHPVワクチン接種後に健康被害を受けた方々の支援に力を入れるのか。 どんな理由も後づけになってしまうところはありますが、まずはHPVワクチン裁判傍聴で国・製薬会社側のあまりにもおかしな証言を知ってしまったこと、もう一つは、裁判傍聴を通じて被害者の方々と顔の見える関係になったこと、これはすごく大きいと思います。 やっぱり実際に話を聞いて、交流させてもらうと、この懸命に頑張っている人達の力になりたいという気持ちが強くなりますし、ましてやそれが自分の属する医療業界の傲慢さがもたらした被害であるわけですから、この暴走を止められなかった反省の意味も込めながら、あまりにも理不尽で非合理な推進派の主張をこれ以上、言いたい放題にさせてはならないという気持ちで、既存の医療を抜本的に見直し、新しい医療を再構築するという私の元々の意向とも合致して、今できる限りの力を注いでいます。 コロナ騒動に関しては、自分がいくら騒いだところで止められそうもない無力感を感じ続けてきました。

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