日本 プロライフ ムーブメント

経口避妊薬:ピル、その作用と安全性

人工避妊薬ピルとは何ですか?

人工避妊薬ピルとは人工ホルモンを使用して、女性の健康な受胎能力に干渉し、妊娠しないよう、また妊娠している場合は、流産させる薬のことです。 

どんなピルでも同じですか?

 いいえ。市販されているピルにはいくつかの種類があります。しかし、基本的には複合ピルとプロゲステロン単体ピルつまりミニピルとに分類されます。 

 複合型は、自然に存在するエストロゲンとプロゲステロンというホルモンに似た作用をする二つの人工ステロイドを含んでいます。ある種のピルは「単相的に」作用して、ピル周期を通じてホルモンの量を同じに保ちます。その他のピルは二相、三相的に作用して、受胎能力のある女性に自然な増減に似た状態を再現するために、ピル周期に応じて人工ホルモン量を増減します。 

 このプロゲステロンだけの「ミニピル」はプロゲスチンという人工ホルモンを一種類だけ使用しています。プロゲスチンはステロイドで、このステロイドのプロゲスチンの作用した結果は自然のプロゲステロンによく似ています。 

ピルはどのように作用するのでしょうか?

 (一)妊娠していない女性がピルを飲んだ場合、一時的に女性のホルモン状態を妊娠したときの状態に持っていき、もしくは、精子を不活発化して、その女性を妊娠させないようにする。(ニ)妊娠している女性がピルを飲んだ場合、その女性が妊娠状態を続けることを不可能にする。(早期中絶と呼ばれるものである。) 

 このようにピルは受胎能力の正常な機能のいくつかに干渉するようになっています。この過程はいろいろな方法で達成されます。 

1。排卵抑制

 女性が排卵するとき、脳の下部にある脳下垂体から分泌されるホルモンが卵巣を刺激し、一個の卵子を成熟させて、放出させます。複合ピルは普通これら脳下垂体からのホルモンの放出を阻止し、その結果、卵子が卵巣から放出されず、妊娠することもなくなります。受精すべき卵子がないということは、女性は化学的に妊娠しないような状態にされているわけです。しかし、プロゲスチン単体ピルはそのような働きが弱く、普通排卵を抑制しません。

2。着床阻止

 受胎能力にはもう一つ大事な側面がありますが、それは子宮内膜が更新・維持されるということです。卵子は受精すると、普通、この内膜に着床し、そこで栄養を受けて生育します。複合ピルの中にあるプロゲスチン成分とプロゲスチン単体ピルは子宮内膜を薄く、しぼませてしまいますから、胎児(新しい受精卵)の着床に不適切になってしまいます。

3。精子移動の困難化

 排卵に先立って、女性の子宮頸管は、精子が卵子に向かって泳いで行きやすくするために、水っぽい粘液を分泌します。この粘液も精子細胞の生命を支えるための養分を提供します。ところが、この粘液がプロゲスチンの影響でねばねばしてくるために、精子の移動が困難になってしまいます。3 ピルによって影響を受ける可能性がある要素があと二つあります。 

4。卵管の変化

 プロゲスチンは卵子を卵巣から子宮に移動させる卵管の機能を劣化させます。受精卵の移動速度が十分でないために、ピルは胎児が着床に成功しない原因になり得ます。

5。妊娠中絶

 卵巣が卵子を放出したあと、女性の性周期はいまや空になった卵子が入っていた殻、黄体によって制御されます。これには、普通、胎児が子宮に着床し、胎盤が妊娠を維持し始めるまで十分な時間を与える機能があります。    しかし、ピルからのホルモンは、黄体が正常に機能することを妨げ、胎児が着床に成功する前に子宮内膜を流してしまうことが可能です。

 以上をまとめてみますと、女性の自然な受胎能力は複数の器官と臓器が円滑に整合していることを要求します。どのようなタイプの産児制限ピルに含まれている合成化学物質であっても、この協調関係に悪影響をもたらし、その結果、正常な受胎能力が害され、「思いがけなく」妊娠したりします。 

ピルには効果がありますか?

 理論的に、ピルの効果は99%にもなりますが、実際の効果はそれほどでもありません。ピル使用開始の年に、1.9%から18.1%の女性は計画外の妊娠を経験するでしょう。

 ピル使用中の思いもかけない妊娠にはいくつかの要因があります。ピルとそれ以外の薬品の相互作用は、ピルの産児制限効果に必要とされるホルモンの血中濃度に干渉します。薬品の相互作用は、普通使用されている「低用量ピル」の場合、顕著であるかも知れません。なぜなら、ホルモンの血中濃度のごくわずかな変化が、思ったより頻繁な排卵、従って、計画外妊娠につながり得るからです。ピル使用にも関わらず妊娠するのは、時として、特に若年女子(15~24歳)の場合は動機の欠如のために、服用規則を守らないからです。 

排卵は間違いなく抑制されますか?

 いいえ。ピル使用者の性周期の2%~10%に排卵がみられます。7 8 9 10 11 12 13 もし世界中で6000万人の女性が低用量ピルを使用していると仮定すると、各周期毎に120万~600万の排卵があることになります。これは突破排卵として知られるものです。プロゲスチン単体ピルだと、この数字はもっと高くなります。14 15 

排卵が起きるとどうなりますか?

 ピルが排卵の阻止に失敗すると、別のメカニズムが活発になります。粘度の高い子宮頸管粘液は精子が卵子に到達するのをもっと困難にするかも知れません。しかし、もし卵子が受精すれば、新しい生命が創り出されることになります。これらのホルモンは、新しい生命の卵管内での移動速度を遅らせるために、胎児が子宮に到達して生き延びることを不可能にします。 

 もし、胎児が子宮に到達したときまだ生きていたら、ピルが原因の子宮内膜の発育不良がその着床を阻害します。胎児は死に、その残骸は次回の出血症状の際に排出されてしまいます。ところでこの出血は、普通、月経であると思われていますが、それは本物の月経ではありません。 

ということは、ピルは早期中絶の原因であり得るのですか?

 そうです。受精した生命(受精卵)が子宮に到達して子宮壁に着床するのを阻止するのは、ピルの「人工妊娠中絶促進的」特徴に他なりません。 

なぜ誰も私にこんなことを教えてくれなかったのでしょうか?

 ピルを製造する製薬会社と組織化された医療界は、主に、ピルの医学的副作用と避妊効果に興味があっても、ピルがどのようにしてその効果を発揮するかについては興味がありません。 

 残念なことに、「その他の点では」生命を大事にする多くの医師や薬剤師たちもこれらの人工妊娠中絶作用が存在するということを認めたがりません。なぜかと言えば、もし彼らが発育のすべての段階で生命を大事にすれば、ピルを処方したり、販売したりすることを中止しなければならないからです。 

 人工妊娠中絶賛成の団体と彼らの弁護士たちは、ピルに早期人工妊娠中絶の可能性があることを認めています。1992年2月人工妊娠中絶を禁止するルイジアナ州の法律に反対する文書の中で、チュレーン法科大学教授ルース・コーカーは「ペッサリーとコンドーム以外のほとんどの避妊剤は受胎時と…着床時の間に作用するので…、この条例は大方の避妊剤を禁止しているように見える」と書いています。16 1989年、フランク・ススマン検事は合衆国最高裁で「…避妊リングと避妊薬低用量ピルは…人工妊娠中絶促進剤として作用する」と主張しました。17

ピルは安全ですか?

よくあるピルの副作用にはどんなものがありますか?

 到死的なものから軽いものまで、危険にはいろいろあります。以下はピル使用者がもっとも普通に体験する副作用のリストです。これらの副作用は、服用量と関係があるので、必ずしもすべての使用者が体験するものであるとは言えませんが、その危険がないわけではありません。18 19 複合ピルに含有される合成エストロゲンはこれらの多くの原因になり、プロゲスチンはそれ以外の危険の原因になります。また、プロゲスチン単体ピル(とプロゲスチン単体インプラントであるノープラント)であれば、それは単一の危険因子になります。 

1。心臓と血液の異常

 大事な器官とその他の身体の部位に流れる血液を制限したり阻害したりする凝血が起こり得ますが、これは永久的傷害の原因になり得ます。例を挙げると、心臓での凝血は心臓発作、脳内にそれが起きると脳卒中つまり脳出血、身体の他の部位から移動してきた凝血が肺に到達すれば肺栓塞、それが腎臓であれば腎動脈血栓症と腎臓傷害、網膜中心動脈であれば一時的もしくは永久的失明の原因になるでしょう。 

 複数の研究は、非使用者と比較したとき現在流行の低用量ピル使用者には死亡につながる心臓発作の危険が約二倍あることを次々に報告しています。20 この危険は以前の高用量ピルに伴う危険と比較すると、比較的に低いのですが、その危険は顕著であり続けています。同様に、死亡につながる脳出血の危険は、使用者と非使用者を比較すれば1.4倍になります。喫煙女性であれば、死亡につながる心臓発作と脳出血の発症率はそれぞれ12倍と3.1倍になります。21  

 ピルを使用する女性には高血圧と凝血メカニズムの変質がおこる可能性があります。22 非使用者と比較すると擬血を起こす可能性が3~11倍にもなるのはそのせいなのです。この危険は喫煙女性と35歳以上の女性にとって特に大きいのです。23 

2。ガン

乳ガンはしばしばピル使用と関連づけられています。2425262728293031 

 特に若年層の乳ガンは、近年、驚くほどの割合で増加してきています。175,000件の増加を予言する1991年のある論文は、「今年だけでも44,000人の米国女性が乳ガンで死亡するであろう」と述べています。32

 若年女性になぜこれほど乳ガンの増加があるのでしょうか?まず第一に、女性は人工ホルモン使用開始直後に乳ガンにかかるわけでないことに気づいてください。女性が乳ガンになるのは一般的にピル使用を開始してから10年以上経過してからです。次に、米国では1970年代後半以降、十代の少女たちにピルを処方するのが普通になりました。常識をもって判断すれば、1970年代に若い女の子たちにピルを処方したことと、15~20年後に彼女たちが20歳代とか30歳代になって彼女たちの間に乳ガンが増加することには関連があります。この結論は、1960年代にピルを使用したスウェーデン女性たちが、非使用者と比較して、乳ガンにかかる率が5倍も高いことを示す研究によって証明されました。33 

 乳ガンの危険率増加が見られるのは若い非経産婦たち、長い目で見ると(5年以上にわたる)ピル使用者たちです。腫瘍の大きさと生存率の低さは若年時のピル使用開始と関連づけられます。 

 最近製造された低用量ピルは乳ガンの発生率を押さえるのでしょうか?この点に関して意見の一致はありません。この種のピルを女性たちが10年か20年使用してみないことにはもっとはっきりした結論はでないでしょう。ピル使用者には乳房の痛み、異常発達、しこり、乳の漏れなどの症状もあるかも知れません。医師たちは乳ガンがあったり、またその疑いのある」女性にピルを処方しないよう警告されています。34 随意に選択したピル使用者を調査するだけで、ピルに含有されるホルモン群にどのような悪影響があるかは特定できません。 

 子宮頸管ガンと子宮形成異常はピル使用者に比較的多く見られます。35 36 37 38 39 ピルの使用期間、性的パートナーの数、初回性行為の年齢、喫煙癖の有無、性的パートナーの清潔度、ヒトパピロマウイルスの感染などが、子宮頸管異常の原因とされます。これら複数の要因があるために、ピルと子宮頸管ガンとの関係は明瞭ではないかも知れません。しかし、疑いなく、ピルの推進が若年の性行動のきっかけとなり、そのことが子宮頸管ガンのより直接的原因になったのかも知れません。 

 子宮内膜ガンと卵巣ガンは現在もしくは過去のピル使用者にもそれほど多くは見られないようです。このデータの多くは比較的高用量のエストロゲン/プロゲスチンピルを使用していた女性たちの研究から取られました。現在、米国市場では(50マイクログラム以下のエストロゲン含有の)低用量の単相もしくは3相避妊薬ピルしか入手できません。現在使用されているピルに同様な保護効果があるかは不明です。この件を解明するにはさらなる時間が必要です。しかし、保護効果が少しあるということは、多くの他の副作用をかえりみずにピルを使用する理由にはなりません。

 また、これらのガンの発生は少なく、あるとすれば50歳代と60歳代の閉経後の女性に発症が見られがちであることは注目に値します。第二に、これらのガンは月経周期の長い(エストロゲンが優勢である期間が長い)女性、またはこれらのガンが発生する家系の女性に起きがちです。第三に、長期にわたる母乳哺育による無月経も、月経周期、従ってエストロゲンヘの露出が抑制されるので、これらのガンに対して女性を同じく保護します。 

 若年(15~40歳)女性の肝臓腫瘍も、経口避妊剤使用の増加に伴って増えています。この年代群では、合成ホルモンが使用されるまで聞いたこともなかった肝臓腫瘍はいま普通に見られるようになりました。それまで、肝臓腫瘍は、女性が60歳になるまではそれほど多いものではなかったのです。 

 米国外科医カレッジのガン委員会の研究は「経口避妊薬を大量服用した26~30歳代の年齢群に極端に多発している」ことを明らかにしました。40 ピル使用者の肝臓腫瘍は4年以上ピルを使用した30歳以上の女性に多発することは明らかです。しかし、もっと若い女性の間にも肝臓腫瘍は報告されています。41 42 43 44

 若年女性に見られるその他のガン:ピル使用者の間には皮膚ガンが増加していることも知られます。自然に存在するエストロゲンには健康な皮膚組織を維持する役目があります。ピルに含有されるもっと強力な合成エストロゲンはこの種のガンにかかる危険を高めます。45 46 47 

3。月経関連の変則

 ピル使用者は月経周期中に不正出血したり、吹き出物があったりすることが報告されています。また、月経血の変化、さらには妊娠したのだろうかと思いたくなるような無月経などもその副作用に含まれます。ある女性にとっては月経困難症が悪化することが報告されています。多くの女性はまさにその問題を解決するためにこれらのホルモンを服用するというのに、です。48 ある女性には不規則な月経周期の治療のためにピルが処方されますが、それはこの不定愁訴の原因になっている問題を改善することにはなりません。しばしば、ピル服用を中止するとき、不定愁訴は元に戻りますが、時としてはもっとひどくなります。 

その他にも副作用がありますか?

 はい。それほどひどくない副作用もありますが、ピル服用を中止しなければならないほどひどいものもあります。49 50 51 ピル服用者が経験する不都合な効果は以下のようなものです。 

 頭痛、偏頭痛、自殺にさえ至り得る、もしくは自殺を願望させるようなうつ状態、性欲減退もしくは喪失、腹部の痙攣、浮腫、体重増もしくは減、水分のうっ滞、(使用者の約10%もある)吐き気と嘔吐、月経前ストレス症状、膣炎と膣感染、視力の変化(一時もしくは永久的失明とコンタクトレンズの使用不能)、胆嚢疾患、以前月経不順であった女性もしくは未成年時にピル使用関始した女性の場合、ピル使用中止した際の一時的もしくは永久的不妊症。ピルを内服したためにおこる偏頭痛などのようないくつかの症状は、生命に危険をもたらす合併症があるためにピル使用は即時中止しなければなりません。 

 ピルの有害な副作用についてもっと知りたければ、公共図書館にある医師用の参考書を読むなり、かかりつけの薬剤師に相談するなりしてください。 

ピルは妊娠より安全ですか?

 いいえ。女性の健康にとって妊娠と出産の危険よりもピルが健康に及ぼす危険ははるかに大きいのです。52 そうでないという主張を耳にすることがあっても、それは健康な使用者と妊娠中に適切なケアを受けていない女性との、間違った比較に基づくものに他なりません。 

 ピル入手の前提条件は医師による定期的診療と健康診断です。例えば、ピル使用者が『前ガン状態」と診断されたり、その他の副作用を示したりすれば、彼女には早期発見の利点があるわけですが、多くの妊婦は定期診療を怠ります。妊娠の安全性と比較したピルの安全性は、もし定期診療を受ける健康な妊娠女性と定期診療を受けるピル使用者との比較ができたら、もっとはっきり分かるでしょう。 

 主に、母体健康管理が進歩したので、出産に関わる死亡率は今世紀初頭から確実に低下してきています。53 危険度の高い妊娠と出産の多くは適切な医療を受けなかった女性に見られます。54これは十分な医療制度が欠如している第三世界でもっとも顕著です。 

 普通、妊産婦死亡率と呼ばれる妊娠と出産の死亡統計は人工妊娠中絶による死亡を含みます。明らかに、人工妊娠中絶が産児制限方法として使用されています。ですから、それは産児制限方法に関連する死亡率に含まれなければなりません。ある研究によれば、報告されている妊産婦死亡率の25~50%は人工妊娠中絶の結果としての死亡でした。55

   ピル使用者の50%は副作用、良性の乳房疾患の発症、または性器のある種の異常な変化などのため、初年度に使用を中止します。ピル使用の諸研究はこれらの女性を含んでいません。ですからその結果は、ピルに耐性のあるもっとも健康な女性を対象にした不均衡な臨床像です。56 それが一般の妊婦と比較されることになります。 

 事実、(控えめに見て)米国に1380万人、世界には6000万人がピルを使用しています。57 15~44歳の女性10万人につき、ピルに起因する死亡数が7.9件あります。58 ですから、純粋にピルに起因する死亡が米国だけでも毎年1090件以上あることが分かります。 

しかし、私が使用しているピルに副作用はないと聞かされていますが、どうでしょうか?

 すべての産児制限ピルを含めて、どの薬にも副作用の可能性があります。前もって、特定の女性が、ピルにどのように反応するかは予測できるわけがありません。しかし、おそらく何らかの反応があるでしょう。特に、何年も経ってから反応があるのであれば、女性はその反応とピルの間に何か関連があることに気づかないこともありえます。 

ピルには何らかの治療効果がないのですか?

 食品薬品局が認可しているピルの唯一の「効能」は「女性の妊娠予防、すなわち避妊」です。59 実験中とされているいくつかの非認可の用法には(早期人工妊娠中絶の原因となる)「モーニングアフター」ピル、軽度の子宮内膜症の症状の軽減などがあります。60 

私は母乳哺育しています。ピルを使用してもいいでしょうか?

 いいえ。人工ホルモンは母乳から赤ちゃんに移行します。ピルによって母乳の量とタンパク質含有量も減少するのです。61

ピルが使用できないのであれば、外に方法がありますか?

 自然に基づく家族計画は安全で、健康、そして有効です。お金もかかりません。女性は基礎体温と平常の子宮頸管粘液を観察・記録し、もし希望するなら自分の子宮頸部内部を観察することもできます。そして受胎能力を示すこれらの徴候を互いに比較すれば、自分の受胎能力周期の日々の自然な流れを把握できます。この方法の特徴は薬、器具、外科手術、死亡の危険、副作用、化学薬品による人工妊娠中絶と無縁というです。 

自然に基づく家族計面は本当に有効ですか?

 もちろんです。夫婦はこの方法を学習し、正しく受胎能力を識別し、その規則に従いさえすれば99%の効果を期待できます。62 この方法を大事にする夫婦にとって一つ明るい産物がありますが、それは心理的、肉体的、そして、仏教徒であれ、キリスト教徒であれ、宗教を信じている方には霊的にもっと健康な結婚生活に他なりません。63 64

1 Hatcher RA, Guest F, Stewart F, 4 others (1988). Hormonal Overview. Contraceptive Technology (14th ed) New York: Irvington Publishers 191-192. The basic information is also contained in the package insert. See reference 14. [Back]

2 Mishell D (Dec 1976). Current status of oral contraceptive steroids. Clin Ob Gyn 19 (4) 746-747. [Back]

3 Diczfalusy E (Jan 1968). Mode of action of contraceptive drugs. Am J Ob Gyn 100 (1) 156-157. [Back]

4 Bronson RA (Sept 1981). Oral contraception: mechanism of action. Clin Ob Gyn 24 (3) 873-874. [Back]

5 Hatcher RA (1988) 192. [Back]

6 Harlap S, Kost K, Forrest JD (1991). Preventing Pregnancy, Protecting Health. New York: The Alan Guttmacher Institute, 36-37. [Back]

7 Ehmann R (Sept 1990). Problems in family planning. Report delivered at the International Congress of the World Federation of Doctors Who Respect Human Life. Dresden, Germany. [Back]

8 Hatcher RA (1988). 191-192. [Back]

9 Killick S, Eyong E, Elstein M (Sept 1987). Ovarian follicular development in oral contraceptive cycles. Fertil Steril 48 (3), 409-413. [Back]

10 Edgren RA, Sturtevant FM (Aug 1976). Potencies of oral contraceptives. Am J Ob Gyn 125 (8), 1030. [Back]

11 We are close to lowest steroid dosage in the Pill (Nov 26-30 1984). News and Views. Excerpts from the second annual meeting of the Society for the Advancement of Contraception, Jakarta; edit Korteling W. Organon International. West Orange, NJ (U.S.). [Back]

12 Van der Vange N (1988). Ovarian activity during low dose oral contraceptives. Contemporary Obstetrics and Gynecology. Edit Chamberlin G. London: Butterworths, 315-326. [Back]

13 Peel J, Potts M (1969). Textbook of Contraceptive Practice. Cambridge: Cambridge University, Press 99. [Back]

14 Ovrette (1993) Physicians’ Desk Reference. Montvale, NJ: Medical Economics Co, 2606. [Back]

15 Bronson RA (Sept 1981).869. [Back]

16 Colker R (Feb 6 1992). Louisiana abortion is a very real threat to women. The Dallas Morning News, 23A. [Back]

17 Argument by Frank Sussman, Lawyer for Missouri Abortion Clinics (Apr 27 1989). New York Times, National Edition, 15. [Back]

18 Oral Contraceptives (Nov 1989 insert). Edit Olin BR. Facts and Comparisons. St. Louis: Walters Kluwer Co., 107c-108. [Back]

19 Ortho-Novum (1993). Physicians’ Desk Reference, 1723-1730. [Back]

20 Thorogood M, Mann J, Murphy M, Vessey M (1991). Is oral contraceptive use still associated with an increased risk of fatal myocardial infarction? Report of a case-control study. Br J Ob Gyn 98, 1245-1253. [Back]

21 Thorogood M, Vessey M (1990). An epidemiologic survey of cardiovascular disease in women taking oral contraceptives. Am J Obstet Gynecol 163 (1) pt 2, 274-281. [Back]

22 Stampfer MJ, Willett WC, Colditz GA, Speizer FE, Hennekens CH (1990). Past use of oral contraceptives and cardiovascular disease: A meta-analysis in the context of the Nurses’ Health Study. Am J Obstet Gynecol 163 (1) pt 1, 285-291. [Back]

23 Demulen (1993). Physicians’Desk Reference, 2254. [Back]

24 Olsson H, Ranstam J, Baldetorp B and 4 others (1991). Proliferation and DNA ploidy in malignant breast tumors in relation to early oral contraceptive use and early abortions. Cancer 67 (5), 1285-1290. [Back]

25 U.K. National Case-Control Study Group (1989). Oral contraceptive use and breast cancer in young women. Lancet 1 (8645), 973-982. [Back]

26 Meink O, Lund E, Adami H and 3 others (1986). Oral contraceptive use and breast cancer in young women. Lancet2 (8508), 650-653. [Back]

27 Rushton L, Jones D (1992). Oral contraceptive use and breast cancer nsk: a meta-analysis of variations with age at diagnosis, parity and total duration of oral contraceptive use. Br J Obstet Gynecol 99, 239-246. [Back]

28 Miller DR, Rosenberg L, Kaulman DW and 3 others (1989). Breast cancer before age 45 and oral contraceptive use: New Findings. Am J Epidemiol 129 (2), 269-280. [Back]

29 Pike MC, Henderson BF, Krailo MD. Duke A, Roy S (1983). Breast cancer in young women and use of oral contraceptives. Possible modifying effect of formulation and age at use. Lancet2 (8356), 926-930. [Back]

30 Stadel BV, Lai S, Schlesselman JJ, Murray P (1988). Oral contraceptives and premenopausal breast cancer in nulliparous women. Contraception 38 (3), 287-299. [Back]

31 Kay CR, Hannaford PC (1988). Breast cancer and the Pill – A further report from the Royal College of General Practitioners’ oral contraception study. Br J Cancer58, 675-680. [Back]

32 Rather D, Jones P, Monarity E, Corderi V, Taira L (May 1 1991). Beating breast cancer. New York: CBS. [Back]

33 0lsson H, Borg A, Ferno M, Moller TR, Ranstam J (1991). Early oral contraceptive use and premenopausal breast cancer – A review of studies performed in Southern Sweden. Cancer Detect Prev 15 (4), 265-271. [Back]

34 Oral Contraceptives (Nov 1989 insert). Facts andComparisons. 107c. [Back]

35 Oral Contraceptives in the 1980s (May-June 1982). Population Reports Baltimore: Johns Hopkins University, Series A(6), A-203. [Back]

36 Hume K (1985). The pill and cancer. Linacre Quarterly52 (4), 306-311. [Back]

37 Roy S, Bernstein L, Stanczyk FZ (1988). Analysis of oral contraceptive risks. Female contraception eds: Runnebaum B, Rabe T, Kiesel L. Berlin-Heidelberg: Springer-Verlag 29-30. [Back]

38 Hatcher RA, Stewart F, Trussell J and 4 others (1990). The pill: Combined oral contraceptives. Contraceptive Tecohology New York: Irvington Publishers, 243-244. [Back]

39 Schlesselman JJ (1989). Cancer of the breast and reproductive tract in relation to use of oral contraceptives. Contraception 40 (1), 20-25. [Back]

40 Hume K (1985). 305-306. [Back]

41 Roy S (1988). 30-31. [Back]

42 Oral contraceptives in the 1980s (May-June 1982). Population Reports. A-204. [Back]

43 Oral contraceptives (November 1989 insert). Facts and Comparisons. 107e. [Back]

44 LaVecchia C, Franceschi S, Bruzzi P, Parazzini F, Boyle P (1990). The relationship between oral contraception use, cancer and vascular disease. Drug Safety 5 (6), 436-446. [Back]

45 Hatcher RA (1990). 244. [Back]

46 Holly EA, Weiss NS, Liff JM (1983). Cutaneous melanoma in relation to exogenous hormones and reproductive factors. J Natl Cancer Inst 70, 827. [Back]

47 Beral V, Evans S, Shaw H, Milton, G (1984). Oral contraceptive use and malignant melanoma in Australia. Br J Cancer 50, 681-685. [Back]

48 Oral Contraceptives (Nov 1989 insert). Facts and Compansons. 108. [Back]

49 Murad F, Haynes RC (1985). Estrogens and progestins. The Phammacological Basis of Therapeutics, eds: Gilman AG, Goodman LS, Rall TW, Murad F. New York: Macmillan, 1435-1436. [Back]

50 Ehmann R (1990). 10-15. [Back]

51 Hatcher RA (1990). 237-240. [Back]

52 Beral V (1979). Reproductive mortali W,. Br Med J 2, 632-634. [Back]

53 Sachs BP, Layde PM, Rubin GL, Rochat RW (1982). Reproductive mortality in the United States. JAMA247 (20), 2789-2792. [Back]

54 Hatcher RA (1990). 528. [Back]

55 Schuitemaker NWE Gravenhorst JB, Van Geijn HP, Dekker GA, Van Dongen PWJ (1991). Maternal mortality and its prevention. Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol 42, 531-535. [Back]

56 Grant E (1985). The bitter pill. London: Elm Tree Books, 103. [Back]

57 Hatcher RA (1990). 228. [Back]

58 Harlap S (1991). 98-99. [Back]

59 Demulen (1992). Physicians’Desk Reference, 2253. [Back]

60 Oral Contraceptives (Nov 1989 insert) Facts and Comparisons.107c. [Back]

61 Oral Contraceptives (Nov 1989 insert). Facts and Comparisons. 107g. [Back]

62 Wade ME, McCarthy P, Braunstein GD and 5 others (1981). A randomized prospective study of the use-effectiveness of two methods of natural family planning. Am J Obstet Gynecol141 (4) 368-376. [Back]

63 Kippley, J Kippley, S (1991). The Artof Natural FamilyPlanning. (3rd ed, 5th print) Cincinnati: Couple to Couple League 59-74. [Back]

64 Tortorici, J (1979). Conception regulation, self-esteem, marital satisfaction among Catholic couples: Michigan State University study. Int Rev NFP III (3) 191-205. [Back]

Wekkenblock Paul
ウェッケンブロック・ポール
ピル パンフレット
Copyright © 2002
2002.9.5.許可を得て複製