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五島最古の江袋教会焼失

先日、長崎県五島の江袋教会が去る2月12日に焼失したことをカトリック新聞の報道で知った。すぐにわたしは江袋が、鹿児島の教会の開拓者であり創立者である島田喜蔵神父の生誕の地であり、五島最古の江袋教会が五島最初の司祭・島田神父が初ミサを捧げた記念の教会であることを思った。また、25年ほど前の1981年、鹿児島における宣教再開100周年の記念の年に訪ねたこともあり、江袋教会の焼失を大変残念に思った。 これを機会に、わたしは改めて島田神父の数奇な生涯を振り返ることにし、神父自身の口述をもとに編まれた伝記、『隠れキリシタンから司祭に―トマス島田喜蔵神父の生涯』(中田秀和著、中央出版社=現サンパウロ、1981年)を紐解いたが、それは、「信徒発見」によって復活する日本の教会の躍動と発展の時代と重なる生涯であった。

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