日本 プロライフ ムーブメント

「終末期鎮静」を意図された殺害(「第3の方法」)と混同すること

Wesley Smithは先日、終末期鎮静が誤った使い方をされ、終末期を迎えている人の死を早めている危険性について論文を発表した。以下の論文:「自殺幇助となる「終末期鎮静」とは異なる適切な苦痛緩和のための鎮静」を参照のこと: http://www.lifenews.com/bio3100.html

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我々が警告を発していた死のクリニックが誕生する!

小国オランダで、2,636件の強要された死(安楽死の事例)が報告されている。報告されていない事例も多数存在することは明らかである。多くの場合、患者は自分がそれを許可したわけでもなく、さらには自分の預かり知らないところで殺されている(オランダで行われた様々な調査からこのことがわかっている)。 

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脳に悪い七つの習慣(創造力、思考力を磨くために)

前掲で「北京オリンピック」関連の話をしましたが、 今回はやはり2008年の北京オリンピックの水泳競技に関係する話です。 久しぶりに北島選手など水泳陣が素晴らしい成績を残しました。その水泳選手を指導された脳神経外科医林成之博士の「 脳に悪い7つの習慣(幻冬舎)」の紹介です。(昨年の社内向け「冲中ブログより) 

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「感動人間」こそ、今求められる

“感動”というキーワードが拡がっている。「感動プロデューサー」という「感動を生みだす人を生みだす」会社を、 2004年に一人で設立(今も一人)された平野秀典さんは、これまでマイクロソフト、トヨタ、 日立など数百社から講師として招聘され、延べ二十万人を超える人に感動創造のすばらしさとコツを伝えてきたそうです( 感動プロデューサー平野秀典公式サイトから無料メルマガあり)。 

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人生で一番大切な言葉は“ありがとう”!

感謝と“ありがとう”の精神で、成功をおさめた人たちの話が、人間学を学ぶ月刊誌「致知」によく掲載される。 11月号では、小さい時からの夢を次々と実現し、横浜のブリキおもちゃ博物館をはじめ6つの博物館を経営し、 年間約150回の講演、累計71冊の著書を出版されている北原照久氏の「人生を変える魔法の言葉」と題した記事がある 。兄3人と比較される子供時代、全く勉強に手がつかず体育以外はオール1。中学ではある事件で退学処分を受ける。 そんな時、母親から受けた言葉 

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『煉獄』

「れんごく」と読みます。これはキリスト教、特にカトリック教会でいわれるものです。その意味は『 死後地獄へ至るほどの罪はないが、すぐに天国に行けるほどにも清くない魂が、その小罪を清めるため赴くとされる場所である』(ウィキペディアより抜粋)・・・と、まぁそういうことですわ。 

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良心の問題

 私は神経科の医者をずっとしています。何年か前に、避妊薬を飲み始めてから重症の偏頭痛の発作が周期的に起きるようになったある女性から相談を受けましたが、そのような発作は決してまれなことではありませでした。避妊薬を飲むことをやめなければ症状が良くなる見込みはほとんどないと彼女に説明すると、彼女は「でも私は、その薬を避妊のために飲んでいたのではありません。」と説明しました。彼女は、薬の副作用はすべて罪悪感や、神が復讐しているからとか、自分たちには関係のない他の理由から起こるものだと思っていたのかもしれません。重要な点は、彼女が問違っていたということ、つまり、我々の行為によって生じる個人的な結果は、我々の意志によってのみ決まるのだと彼女が信じていたことが間違いだったということです。そうではなくて、結果は、主として、行為そのものの性質に依るのです。

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老後の意味と価値

人は昔に比べて長寿となり、健康を享受できるようになった。また、高い教育レベルによって教養を深める事も可能になった。老後はもはや他人への依存や人生の質の低下と同義語ではない。しかし、これだけでは老後という言葉の持つマイナスイメージを払拭、あるいは現代人の多くが不可避で厄介な衰退と見なしている人生におけるこの時期を肯定的に受け止めるよう進言するのに十分ではない。 

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‘違うこと’は美しい

イタリアでは豪華客船の座礁事故やマフイァの経済規模がGDPの7%と判明など、 国の財政危機に追い討ちをかけるような事案が続き、新聞やテレビなどの大手メディアは、 そうしたニュースを追う傍らで政府の緊縮財政策の是非や真偽や問題や影響等々について連日多くの時間と紙面を割いて報 道を続けている。つまりイタリア共和国は、150年前に国家が誕生して以来の「いつも通りの」危機を生きていて、 そこには普段と変わらない人々の日常が大きくうねりながら躍動し前進しているのである。 

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失業中の父親

男性たちが時々苦情を言うように、主婦であった多くの女性たちが労働力として社会進出するなど、過去50- 60年の間に、女性と母性に影響を及ぼすさまざまな変化があったなかで、男性たちのことが見落とされる傾向にあります 。しかし、変化する経済の中で男性たちの失業率が高まっていることにより、最近、人類の「男性」 が再び注目されるようになっています。安定した仕事に就けず、結婚出来ない男性たちについて、しきりに語られています 。 

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年老いた両親を気にかけることでの子どもたちの問題

  数年前、友人は、2人のいとこ(姉妹)が自費出版した本を読むようにと私にくれました。その本は、 アメリカ合衆国の異なる地域で生活し、互いに調整しながら、年老いていく両親の世話をする方法を書き表したものでした 。もっともなことですが、より多くの人々が高齢まで生きて、そして、 家族がますます互いに離れた地域に住むようになっているので、この主題についての文献は増加しています。 

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社会の中の教会をめざして平和の使徒となるために

出エジプト記3:7 主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみをつぶさに見、 追い使う者のゆえに叫ぶ彼らの叫び声を聞き、その痛みを知った。3:8 それゆえ、わたしは降って行き、エジプト人の手から彼らを救い出し、この国から、広々としたすばらしい土地、 乳と蜜の流れる土地、カナン人、ヘト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の住む所へ彼らを導き上る。3:9 見よ、イスラエルの人々の叫び声が、今、わたしのもとに届いた。また、エジプト人が彼らを圧迫する有様を見た。3: 10 今、行きなさい。わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ。」 

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「器の法則」その1

昨日は久しぶりにスピリチュアルな勉強会に参加してきました。神光幸子さんが主宰する神光塾です。神光さんの話は、地にしっかり足をつけたスピリチュアルなので聞いていて違和感がありません。「せっかく3次元の世界に生まれてきたのだから、この3次元をちゃんと生きよう」というものです。 

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愛は徳によってのみ得ることができる

50年以上前から、西洋社会では、歌や詩、あるいは映画を通じて愛を称えてきた。にもかかわらず、我々は愛が崩壊する様子を目の当たりにしてきたし、それは今も続いている。どうしてだろうか?我々人間はなぜもっと愛情深くなれないのだろうか?我々はなぜ人の歌、たとえばジョン・レノンの歌に語られているような平和や普遍の正義を手にすることができないのだろうか?その理由として、以前と比べて我々の愛情が薄れていることが考えられる。今日の我々の状況を正確に描写した寓話を紹介しよう。 

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ありがちな混乱とその識別

哲学は、識別を行うことで、ともすれば混乱しがちな社会の解明に貢献する学問である。しかしながら、現代人はかつてない混乱に陥っているように思われる。以前より哲学を必要とする人が増えたのはこのためである。ただし、皮肉なことに、哲学科の多くがこの組織化された混乱の原因を作り、その固定化に加担している。人間の選択に影響を与える問題を解明するために、識別を行うという慣習に立ち戻る必要がある。これは自由を得るための必要条件である。混乱している人は自由を失っている。なぜなら、真理だけが我々を自由にするから。 (ヨハネによる福音書 八:32) 

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避妊:カトリック教徒だけでなく人類の問題

序文 通常、避妊は生命倫理というより性倫理の問題と見なされる。しかし、避妊は人命の尊重に深く関わっている。避妊自体は性的行為ではないが、性的行為に伴って行われる。当然ながら避妊をしなくてもセックスはできる。避妊をしながら性交するカップルは2つの行為をすることになる:彼らは性交を選び、避妊を選んでいるのである。ここでは、避妊が反生命行為であり、「死の文化」につながることを主張したい。 

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「死」は存在しない

今日はお昼にお客様がありました。僕のホームページの「小児がんに挑む」に出て来るりかちゃんのママです。 りかちゃんママとは、りかちゃんの闘病中に延々といろいろな話しをしましたが、闘病が終わった今も、 不思議な事に話すことが山ほどあります。で、今日はちょっと硬い話しを。 

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