日本 プロライフ ムーブメント

友人への手紙:「貞潔を貫きなさい」

(恋人同士の間でセックスをすることは、いまや娯楽のひとつというか、デートの最後に男性が女性に要求する一種の「見返り」となっています。私たちティーンエイジャーの多くは、したくないのにセックスを要求されるプレッシャーを感じています。特に女性は、婚前セックスが招く様々な心配や責任を負いたくないと思っています。なぜなら、その結果を背負い込むことになるのは、男性ではなく、女性である自分の方だからです。) 

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殺してはならない

親愛なる兄弟姉妹の皆さん、おはようございます。  今日の講話は「殺してはならない」という五番目のことばについてです。第五のおきては、「殺してはならない」です。 わたしたちはすでに隣人とのかかわりに関する、十戒の後半に入りました。このおきては、簡潔で絶対的な表現を用いて、 人間関係における基本的な価値を守る壁のようにそびえ立っています。 それでは人間関係における基本的な価値とは何でしょうか。それはいのちの価値です『注』。だからこそ、「 殺してはならない」のです。 

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日本弁護士連合会シンポジウム「安全保障法制の問題点を考える」ーリレートークでの岡田武夫大司教によるスピーチ

岡田でございます。今日、このような機会を与えてくださったことを心から感謝申し上げます。  今日、強行採決が行われた。大変残念に思い、また強い不安を感じております。日本国民として、 またキリスト者としてわたくしは日本国憲法、その平和主義、9条、そして前文を大変、 誇りとして今まで歩んで参りました。カトリック教会は全世界ネットワーク、 いろいろな機会に他の国のかたがたとお会いします。もちろん、アジアの隣国、韓国、フィリピン、中国、 そして遠い国々の人たち、そしていろいろな機会に「日本の平和主義、日本は戦争をしない国、 戦争をしないことを憲法でうたっている。素晴らしい」。それが今、戦争をする国、 戦争をしてもいい国になってよいでしょうか。絶対、それはいけないことであります。 

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海をはさんで皆ひとつの家族

今年の4月2日、チリ沖で大きな地震がありました。翌日、チリからこの日本にも津波が到達しました。 このことはチリと日本が実に15,000キロ以上も離れているにもかかわらず、 海をはさんで隣の国であることを知らされた出来事でもありました。一方、 東日本大震災で発生した津波によって海に流れ出た瓦礫(がれき)や放射能は、 太平洋をはさんでアメリカ西海岸に到達しており、今、大きな問題になっています。このように考えると、 世界のほとんどの国が海をはさんでつながっていることが実感されます。

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過去を振り返りながら将来にむけて平和を実現する者になりましょう

2014年の平和旬間にあたり全国の信者の皆さんに挨拶をおくります。 1981年広島を訪れたヨハネ・パウロ二世は言われました。  「戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です。この広島の町、この平和記念堂ほど強烈に、この真理を世界に訴えている場所はほかにありません。」(「広島平和アピール」) この教皇の声は33年を経てなお強くわたしたちの心に響いています。戦争ほど悲惨で愚かな所業はありません。わたしたち人類はどんなことがあっても戦争の過ちを繰り返してはならないのです。「過去をふり返ることは将来に対する責任を担うことです。」 教皇が繰り返し言われたこの言葉を今また思い起こしましょう。 

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信仰と愛 「わたしたちも兄弟のためにいのちを捨てるべきです」(一ヨハネ3・16)

  親愛なる兄弟姉妹の皆様 1. 第22回世界病者の日にあたり、わたしは病気で苦しんでいる人々と、彼らを助け、 気づかう人々にとりわけ目を向けます。今年のテーマは、「信仰と愛 『 わたしたちも兄弟のためにいのちを捨てるべきです』(一ヨハネ3・16)」です。教会は、病者の皆様の中に、 苦しんでいるキリストの姿をとりわけ見いだします。そうです。わたしたちの苦しみのかたわらには、 そしてまさにそのただ中には、苦しんでいるキリストがおられます。 キリストはわたしたちとともに苦しみという重荷を背負い、その意味を明らかにしてくださいます。 神の子は十字架につけられたとき、苦しみに伴う孤独を打ち破り、その闇を照らしました。それゆえに、わたしたちは、 自分たちのために行われた神の愛の神秘に向き合うことができます。その神秘はわたしたちに希望と勇気をもたらします。 希望。神の愛のご計画の中では、苦しみの夜も復活の光に屈するから希望がもたらされるのです。そして勇気。 勇気があるからこそ、わたしたちはあらゆる苦境にもキリストとともに、キリストと一つになって向き合うことができます 。

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平和への道と基盤としての兄弟愛

1 このわたしの最初の「『世界平和の日』メッセージ」により、個人と諸国民を含めたすべての皆様に、 喜びと希望に満ちたいのちが与えられるよう、お祈り申し上げます。実際、 すべての人の心のうちには完全ないのちへのあこがれが宿っています。 このあこがれには兄弟愛への抑えがたい望みも含まれます。兄弟愛はわたしたちを他者との交わりへと駆り立てます。 こうしてわたしたちは、他者を敵や競争相手としてではなく、受け入れ抱き合う兄弟姉妹として見いだすのです。

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教皇ベネディクト十六世の347回目の一般謁見演説

2月13日(水)午前10時30分から、パウロ六世ホールで、教皇ベネディクト十六世の347回目の一般謁見が行われました。この謁見の中で、教皇はまず、11日(月) に表明した辞任についてあらためて述べました。 パウロ六世ホールを埋め尽くした会衆から何度も拍手が送られました。この後、教皇は、この日(灰の水曜日) から四旬節が始まるにあたり「イエスの誘惑と天 の国のための回心」について解説しました。以下はその全訳です(原文イタリア語)。

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教皇ベネディクト十六世の346回目の一般謁見演説

2月6日(水)午前10時30分から、パウロ六世ホールで、教 皇ベネディクト十六世の346回目の一般謁見が行われました。この謁見の中で、教皇は、 2012年10月17日から開始した「信仰」に関する新しい連続講 話の13回目として、「天地の創造主である神」について解説しました。以下はその全訳です(原文イタリア語)。 

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「平和への道は命を尊び大切にする道」

今年も「日本カトリック平和旬間」が巡ってきました。1981年2月、教皇ヨハネ・パウロ二世は広島平和記念公園で「 戦争は人間のしわざです。戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死そのものです」で始まる「平和アピール」 を発表されました。これは核兵器の廃止と核戦争の拒否、 そして平和に対する責任をになうべきであることを全世界の人に向けて訴えたアピールでした。 これに応えて日本のカトリック教会は、8月6日から15日までを「日本カトリック平和旬間」と定め、 平和に対する責任を思い、平和について学び、平和のために祈り、平和を求めて行動する特別な期間としたのです。 

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世界青年の日

2004年は、来年ケルンで開催される第20回世界青年の日国際大会に備える最後の年です。そこで、第19回青年の日のテーマとしてわたしが選んだことば「イエスにお目にかかりたいのです」(ヨハネ12・21)を深めながら、皆さんが霊的準備にいっそう励んでくださるようお招きします。 

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避妊と家族の崩壊

これまでずっと、南アフリカの原住民は食料のために狩ることによって象の数を制限してきました。最近になって、南アフリカのクルーガー国立公園の管理者は厚皮動物の個体数を管理するためにより暴力的でない方法を用いることを決定しました。彼らは象にノルプラントを注射することで意見が一致しました。この避妊方法は象を妊娠させないことには成功しましたが、予期しなかったいくつかの悲惨な問題を生み出しました。ノルプラントのおかげでメスの象は常に発情している状態になってしまったのです。交尾をすることにしか興味がなくなってしまったのです。ニューヨークタイムズ紙(一九七七年五月二十九目)の記事によれば、その結果「家族が崩壊し、母親たちが注意散漫になったため、二頭の赤ちゃん象がいなくなってしまった」のです。このような不幸な結果となったため、当局は分別あることをしました。当局はそれを六ヶ月間実施しただけで、その避妊計画を中止したのです。 

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「今日、救いがこの家を訪れた」

「全能ゆえに、あなたはすべての人を憐れみ、回心させようとして、人々の罪を見過ごされる。あなたは存在するものすべてを愛し、お造りになったものを何ひとつ嫌われない。 」 (知恵の書 11:23-24). ここで神は、いつくしみの心でご自身が創造されたものを守る、命を愛するお方として讃えられています。罪人に対して神は「回心させようとして」見過ごしておられます。まず神が罪を見過ごし、そして悔い改めが続く、という順序は大切です。この順序は私たちの許し方と神の許し方の違いを明らかにしています。神のようでないために、私たちは悔い改めをまず求め、そして私たちは間違いを見過ごし、ふつうは悲しいことに条件つきで許すのです。

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聖家族:模範家族

中国の昔話の中に、ある賢明な先生が「人生であなたが最も満足を得られるものは何ですか?」と生徒に聞く場面がある。ある者は「それは幸せな結婚をすることです」と答え、またある者は「健康であることです」などと答えた。それ以外にもさまざまな意見が出たが、誰も正解を見つけられなかったので先生が答えた。「それは、正しい道筋を教えた後、自分自身の道を見つけ、しっかりとひとり立ちした我が子の姿を見ることです。」 

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