日本 プロライフ ムーブメント

胎内の赤ちゃんの擁護と堕胎に関与するワクチンに反対する女性の声

堕胎は現代の幼子の大虐殺です。私たちは女性として、私たち女性の叫びが世界中で聞かれることを願っています。この宣言は、いのちの源を擁護し、死の文化と闘う私たち母親の心の奥底から来ています。ですから、私たちは心を込めて断言いたします。「私たちは、現代の聖なる幼子の大虐殺に加担することはありませんし、それゆえに堕胎された人間の胎児に由来する細胞を用いて製造されたありとあらゆるワクチンを拒絶いたします。」

  私たちは、堕胎の現実に正直に立ち向かおうではありませんか。世界では、約五人に一人の妊娠で堕胎が行われており、これは世界で年間四千万~五千万人の堕胎が行われていると推定されています。堕胎ビジネスが本格的に始まって以来、二十五億人もの胎児が母親の胎内で殺されています。少しの間だけでも、私たちはこの数字を熟考し、この計り知れない深淵を推測してみましょう。

 二十世紀の極めて野蛮な残虐行為は、二度の世界大戦とそれ以上のイデオロギーを以てしても、人類の中で最も無力な者たちが世界的に虐殺されたこの事実の大きさには、全く及ばないのです。堕胎された胎児の細胞から作られたワクチンの道徳性について熟慮しながら、どうしてこの事実をしっかりと心に留めておかないことができるでしょうか?

 この胎児の大量虐殺は、その規模において思いもよらないことですが、同様にその凶悪な残虐性において非良心的です。彼らの殺人のやり方は信じられる範囲を超えた残虐さです。私たちの心の目の前に、推奨された手術による堕胎方法をいくつか挙げてみましょう。受胎後九週目の胎児の男の子を想像してみましょう。彼は宙返りや、顔をしかめたり、飲み込んだりすることができます。この胎内の男の子を堕胎するには、先端がナイフのように尖った中空のチューブを母親の子宮に挿入し、強力な掃除機に接続します。掃除機で彼はバラバラになってボトルに吸い込まれ、廃棄されます。

 では、母親の胎内で三ヶ月末になる女の子を想像してみましょう。彼女は時々静かに泣き、痛みを感じることができます。この胎児を堕胎するには、母親の子宮に鉗子を挿入して、体が完全にバラバラになり、背骨が折れて、頭蓋骨が押しつぶされて、母親の体の安全さから引き離されるまで、骨をつかんだり、ねじったりします。

 最後に、二十週目の胎児の男の子を想像してみましょう。彼は母親の声を認識できます。胎児を堕胎するために、医師は長い針を母親のお腹に刺して濃い塩溶液を注入しますが、取り込むと浸食性の毒で体の中外がただれてしまいます。その日のうちに、母親は実際に死んでしまったか死にかけている赤ちゃんを出産します。このような赤ちゃんの多くは、生きて出産した後に放置されて死んでいきます。これは、かつて古代イスラエル人がカナン人の偶像であるモレクの手の中で、彼ら自身の子供を生贄にしたエルサレム近くの谷ゲヘナで、生きながら焼かれて生贄にされた子供よりも残酷な死です。幼子殺しの火は、現代の小さき犠牲者よりも急速に彼らを食い尽くしました。今日、モレクの手の中は氷のように冷たく、小さな赤ちゃんは、すぐに凍えてしまう血の池に横たわり、黙って動かなくなるまで震えます。かつては子宮の中で温かく包まれていた赤ちゃんは、今では無菌室で頭の先からつま先まで裸にされて生気無く横たわり、嘆き悲しむ者も泣く者もいません。

胎児の細胞研究の「成果」

 これら堕胎の数と残虐性が、まるで十分に恐ろしいものではなかったかのように、一種の現代の幼子殺しの恐怖の物語として、医学研究目的で中絶された赤ちゃんの体の一部を採取されています。堕胎医たちは、いくつかの体の一部がそのまま残され、研究者たちによって利用可能であるように、外科手術の手順を修正することを認めています。生理的食塩水でただれたのではなく、生贄の祭壇上で喘ぎながら横たわる敗者の心臓を切り取ったアステカの人身供儀と同等の恐怖へと生きて分娩された同じ子供を想像してみてください。分娩後、おそらく帝王切開によってでも、堕胎医が非常に迅速に赤ちゃんの男の子の腎臓を、共謀する研究者のために、臓器が新鮮さを保ちつつ一晩で出荷することができるよう―麻酔無しで―切り取ったとき、赤ちゃんは耐え難いほどの痛みを感じます。これを知って、どうして私たちは堕胎された赤ちゃんの体を使用したワクチンを製造過程のどの時点で使用しようとも、どれほど以前のことであろうとも、その犠牲から進んで利益を得ようとすることができるのでしょうか?

 しかし、このような悪は何十年も前のことであり、過去のものであると主張する人もいれば、悪への協力は「遠隔的」であるため、堕胎に関連するワクチンを使用することは道徳的に許されると主張する人もいます。しかし、これらの立場は、状況の真の広がりと重大性を反映しているのでしょうか?堕胎された胎児の細胞株を使用することの悪は、最初の殺人だけではなく、子供の体を継続的に商業化することや、最終的には不当に扱われた遺体を埋葬するのを拒否することも含まれます。さらに、医療行為を開発するために堕胎された胎児の組織を使用することは、新たに堕胎された胎児の組織の探索を促進することになります。胎児の細胞株は永久に残るわけではありません。ワクチンメーカーは、古い細胞株に合わせて新しい細胞株を作る強い動機を持っており、同じ性別、ほぼ同じ年齢の堕胎された赤ちゃんを使って実験することを選択しています。これは過去数十年の間に何度も発生しており、2015年に開発された最新の堕胎された胎児細胞株がそれです。さらに、細胞株についての目立った反発がなかったため、堕胎された子供を使った生物医学的研究はここ数十年で拡大し通常は人間に行うことが非倫理的と考えられる研究に使用するために、殺された胎児の遺体を収集し、売買することも含まれています。モレクは決して満ち足りることがありません。

 これらすべての悪は、道徳的に汚染されたワクチンを「一時的」で受動的に受け入れることによってのみ永続し、促進されているのです。1971年に開発され、メルク社が販売しているMMRワクチンは、先天性風疹症候群を軽減する可能性があるという理由で、道徳的義務として親に勧められてきた(それは失敗しました)という事実を振り返ってみましょう。MMRには、開発に個別で百回近くの堕胎を要求され、道徳的に妥協した風疹成分が含まれており、このワクチンを使用するカトリック教徒は別の方法によってその使用に反対しなければならないという私たちの高位聖職者たちの声明にもかかわらず、五十年経った今でも使用されています。司牧者の声も信仰者の声も、彼らの行動によって与えられた暗黙の承認をかき消してはいません。実に、とりわけキリスト者による堕胎に関わるワクチンの普遍的な黙認は、死の文化を助長しているだけです。私たちは、堕胎された人間の胎児を医学研究に使用することが、現代の医学の「不幸な一部分」として徐々に正常化されていくのを黙って見ていることはできません。今こそ、聖職者と信徒がこの恐怖に果敢に立ち向かい、最も弱い立場にある人々の生きる権利を「最大限の決意」で守るべき時です。堕胎の悪しき副産物を終わらせなければなりません!

Covid-19ワクチンと胎児の細胞

  では、COVID-19ワクチンの現在のケースを考えてみましょう。直接的に製造過程であるいは間接的に試験を通してその多くは堕胎された胎児の細胞株を利用します。このような利用は道徳的であるだけでなく、パンデミックの深刻さを鑑みて、隣人に対する実際の愛徳行為であると主張する人たちがいます。私たちは、司教たちによって、なおかつバチカンさえも公式に発表したものも含め、このような主張は、予防接種と免疫学の科学の不完全な評価に基づいていることを謹んで提案し、そのような推進者には以下の事実を参照して、自分たちの主張を再評価されることを懇願いたします。

  1. 堕胎された胎児細胞を「試験中のみ」で使用したと報告されているワクチン候補は、そのmRNA候補の開発に不可欠な部分としてHEK-293細胞を使用し、mRNAの有効性を確認するために、時には一つ以上の種類の確認試験を行うこともあります。
  2. 問題となっているワクチン候補は、実際にSARS-CoV-2の感染や感染拡大を予防する効果についての試験は行われておらず、COVID-19の確定症例を発症した人の症状の重症度の軽減についてのみ評価されています。このような中等度の予防効果の評価でさえ、ひどく誇張されているかもしれません
  3. SARS-CoV-2感染からの平均生存率は98.3%を超えており、これほど効果の低いワクチンでも大きな影響を受けることはないと思われます。
  4. このワクチンはインフルエンザワクチンの5~10倍の反応源性があり、15~26倍の頭痛、倦怠感、めまいを引き起こします(VAERSのデータによります)。また、このワクチンはより多くの重篤な反応を引き起こし、多数の死者を出しています。収集された安全性のデータは、起こり得る長期の効果を決定するには不十分です。
  5. ワクチンの実験的な性質により、人々に接種を促したり強制することは、生命倫理と人権に関する世界宣言に直接違反することになります。

 これらすべての要因を合わせると、堕胎に関連するCOVIDワクチン候補の使用を正当化する発言は、胎児に対する犯罪の重大性と即時性を無視しているだけでなく、この病気に関する科学的証拠や現在のワクチン候補の不十分性、既知や未知のリスクを無視していることがわかります。

 結論として、キリスト者である私たちは、キリストのお考えを身に着け、私たちの心をイエズスの聖心とマリアのけがれなき御心と一体化させるように呼びかけられています。ですから、私たちはこの途方もなく地獄のような幼子虐殺のカルトに協力することはありません。私たちはもはや、この一粒の香すらモレクに捧げることはできません。真実のために命を捨てることを厭わない初期のキリスト者を真似る時が来たのです。私たちは加担しません。立ち上がる時です!

✛2021年3月8日
病院と病者の保護聖人である神の聖ヨハネの祝日
国際女性デーに
翻訳者:カトウ  ジュンヤ

署名者(25ヶ国より86人の女性たち)

INTERNATIONALLY KNOWN SIGNATORIES: (2)

Dr. Wanda Półtawska, Polish medical doctor, specialist in psychiatry, victim of pseudo-medical experiments in the Nazi concentration camp of Ravensbrück

Abby Johnson, American anti-abortion activist

OTHER SIGNATORIES BY GEOGRAPHICAL REGION:

AFRICA(6)

Lesotho

Sr. Celestina Tiheli, director of Human Life International Lesotho

Kenya

Maximiliane Muninzwa, pro-life worker

Namibia

Marion Matheis, private nursing practitioner, pro-life activist

Tanzania

Alice Kawonga Hagamu, Human Life International Tanzania

Zimbabwe

Monica Chihambakwe, Human Life International Zimbabwe

Veronica Chawasemerwa, Human Life International Zimbabwe

AMERICAS (54)

Central America

Guatemala

Mercedes Wilson de Arzu, founder and director of Familia de las Americas

Costa Rica

Clara Milena Perdomo, psycho-pedagogical specialist, member of Opciones Heroicas, instructor in natural family planning for the Bishops’ Conference of Costa Rica

North America

Mexico

Dr. Pilar Calva MD, specialist in clinical genetics, professor of bioethics, advisor to Derechos del Concebido

Arlene Gugino Gaytán, member of Mision Guadalupana and the Diocesan Council of Merida for Perpetual Adoration Chapels

Laura Rebeca Lecuanda Gómez, director of Centro de Ayuda Para la Mujer en Ensenada in Baja California

Marcela Vaquera Guevara, president of Frente Nacional por la Familia en Baja CaliforniaEffy de Lille, licentiate in Family Science, Centro cultural Mater Dei

María del Carmen Limón, coordinator, Asociación Mexicana para la Superación Integral de la Familia

Rubí Peniche de Mac Gregor, Pro-Life activist en Chiapas

Brenda Lourdes Del Río Machín, women’s human rights activist, director of Que viva Mexico

Patricia López Mancera, chairwoman of Centro de estudios y formación integral para la mujer and coordinator of Frente Nacional por la familia Quintana

Mercedes Pizzuto de Marván, art historian, master in family consultancy, chairwoman of Por la Vida y la Familia en Querétaro

Marta Eugenia Menéndez Losa, member 40 dias por la Vida

Gladys Noemí Alayola Montañez, consecrated woman in Instituto para la Liberación y Crecimiento Espiritual de las Almas

Gabriela Tejeda Morales, family consultant, director of Vida y familia

Rossana Villares Moreno, Movimiento Frena

Silvia Rovelo Nájera, Grupo Apostolico Betel

Luz Marie Orcí, university professor and founder of Organización para la Restauración, Consolidación e Integración de la Familia

Lilia Pastrana, member of 40 días Por la Vida

Patricia Pesqueira de Erosa, member of Mision Guadalupana

Veronica Dorbecker Puerto, member of Mision Guadalupana

Claudia Susana Nevárez Quintana, licentiate in industrial relations, member of Red de Apoyo a la Familia

Fernanda Patricia Teran Quintero, licentiate in International Business, coordinator of political action for Coalicion de grupos a favor de la vida y la familia

 Mireya del Carmen Rivera Ramirez, consecrated woman in Instituto para la Liberación y Crecimiento Espiritual de las Almas

Alma Elisa Saldaña Rivera, licentiate in law, coordinator of Coalicion de grupos a favor de la vida y la familia

María de los Angeles Pavón Rodriguez, memberof Asociación Católica Internacional Consecratio Mundi

Susana Troyo Rodríguez, consecrated woman in Instituto para la Liberación y Crecimiento Espiritual de las Almas

Aida Rosa Cardin de Rosado, member of Mision Guadalupana

Alejandra Yáñez Rubio, lawyer for Conciencia y Derechos Humanos

Adriana Olguín Ruiz, member of Familia Religiosa del Inmaculado Corazón y de la Divina Misericordia

Maria Luisa Rubio Barthell de Ayuso, member of Mision Guadalupana

Carmen Moreno Sánchez, member of Mision Guadalupana

Ileana López Rscoffie, Mision Guadalupana

Suhad Serna Slim, Director, licentiate in primary education, representative of Ola Celeste Salvemos Las2 Vidas

Dr María de Lourdes Pérez Soto, physician and anesthesiologist

AntonietaLópez Valdés, licentiate in bioethics

Cecilia Alvarez Vales, member of Mision Guadalupana

Andrea Ana Paula del Villar, director and founder of Fundación Tu Decide

Isabel Olguín Villar, member of Brigadas Católicas

Haydee Namur Zurita, member of Asociación Católica Internacional Consecratio Mundi

United States of America

 Pamela Acker, Master of Science, author of “Vaccination: A Catholic Perspective” (2020)

Sr/Dr Deirdre M. Byrne, POSC, Little Workers of the Sacred Hearts, General Surgeon

Dr. Grazie Christie, MD, radiologist, policy advisor for The Catholic Association, host of EWTN radio show “Conversations with Consequences”

Dr. Angela Lanfranchi, MD, co-founder of the Breast Cancer Prevention Institute

Debi Vinnedge, founder of Children of God for Life

South America

Argentina

Marcela Errecalde, spokeswoman for Latinoamerica por las 2 Vidas, human rights activist

Yamila Alfonsina Ríos, obstetrician

Brazil

Anna Carolina Papa Tavares de Oliveira, pro-life lawyer

ChirleiMatos Santos, nurse

Christine Nogueira dos Reis Tonietto, pro-life congresswoman

Ecuador

Sonia Maria Crespo, family psychotherapist, director of Fundación Familia y Futuro

Amparito Medina Guerrero, coordinator of social development projects, human rights activist, Red Vida y Familia

Ximena Izquierdo, manager of EWTN in Latin America

Paraguay

Hadhara Brunstein, medical doctor and endocrinologist, chairwoman of Médicos por la Vida

Venezuela

Christine de Marcellus Vollmer, president of Provive, Alive to the World

ASIA (13)

Japan

Sakura Izumi, pro-life activist

Shigeko Ooka, secretary of Japan pro-life movement

Kazakhstan

Dina Khalelova, pediatrician and pro-life activist, Kazakhstan

Asel Schultz, post-abortion healing ministry, volunteer at “Give Life”, Kazakhstan

Malaysia

Dorothy Kuek, Human Life Service Miri, Malaysia

Philippines

Dr. Ligaya Acosta,regional director of Asia and Oceania at Human Life International

Dr. Cynthia Domingo, Doctors for Life

Dr. Jacqueline King, Doctors for Life

Dr. Dolores Octavia No, immediate former president, Doctors for Life

Dr. Eleanor Palabyab, former President, Doctors for Life

Taiwan

Sr. Fideles, director of Saint Gianna Beretta Molla Prolife Center

Meilin Liang, Saint Gianna Beretta Molla Prolife Center

Ruihua Wong, Saint Gianna Beretta Molla Prolife Center

EUROPE (11)

Austria

Dr. Eva-Maria Hobiger, MD, radio-oncologist, Vienna

France

Karen Darantière, Catholic mother, co-founder of Confraternity of Mary Coredemptrix

Jeanne Smits, Master of law, journalist and pro-life blogger

Germany

Hedwig v. Beverfoerde, Spokeswoman of Aktionsbündnis für Ehe und Familie –DemoFürAlle

Dorothee Ehrhardt, Board Member of Europäishce Ärzteaktion

Gabriele Kuby, sociologist and author of “The Global Sexual Revolution: Destruction of Freedom in the Name of Freedom” (2015)

Inge M. Thürkauf, actress, journalist and pro-family public speaker

Poland

Kaja Godek, founder of Life and Family Foundation

Russia

Olga Kukhtenkova Ph.D., Russian editor of IFamNews, family rights activist

Alexandra Mashkova, campaign coordinator of “For Family Rights” NGO, founder of “Immune Response,” a movement against forced vaccination

Spain

Dr. Isabel Bellostas Escudero, pediatrician and member of Médicos por la verdad