モリーゼ訪問:「留まらずに、歩もう」教皇、若者たちに励まし
5日、イタリア・モリーゼ州を訪問された教皇フランシスコは、若者たちとの集いを持たれた。
Continue reading重要な問題について明確に考える
5日、イタリア・モリーゼ州を訪問された教皇フランシスコは、若者たちとの集いを持たれた。
Continue reading教皇フランシスコは、バチカンで3日、日曜正午の祈りの集いを持たれた。
Continue reading教皇フランシスコは、20日、カトリックの医師らとお会いになった。
Continue readingこんにちは津崎と申します。私は大阪市の出身です。大阪市は少年犯罪が多く、私はここで35年間児童相談所に勤務していました。児童相談所というのは、所轄のエリアがあります。大阪市の場合は市域全体がそうです。人口は約260万人です。児童相談所は一箇所しかありません。大阪はいろんな問題が起こります。最近の児童相談所は虐待相談所と言われるくらい、虐待問題が大きなテーマとなっています。
Continue reading人間はその存在を肯定された時、生きる力がわいてくる。否定されたとき、死の世界に追いやられる。青少年と関わっていてつくづく感じる。
Continue readingある人たちは統計などを見て、避妊と「産児制限」に関する回勅『フマネ・ヴィテ』のメッセージは列挙される事実によって打ちのめされ、現行の文化によってうやむやにされてしまうと感じるかもしれません。しかし、もしわたしたちが注意深く反省して、ある裕福な国々で避妊メンタリティー、それを支持する政策、この考え方の結果である劇的出産減少のために生じた人間疎外のパノラマを直視するとき、その真実さは高まり、強調されます。
Continue reading白い上着を着た女性が部屋に入ってきて、室内灯のスイッチを点け、妻の眠りを妨げた。妻・ベサニーは、この一日で一番長く続いた30分ほどの居眠り中だった。医師から充分な眠りをとるよう命ぜられていたにもかかわらず、看護師がひっきりなしにやって来ては体温や血圧を測っていく。
Continue readingはじめに 好善社 理事長 棟居 勇 1996年『らい予防法』が廃止されました。1998年「『らい予防法』違憲国家賠償請求訴訟」が熊本で提訴され、 2001年原告勝訴の判決。国の控訴断念によって長くハンセン病の故に苦しんできた元患者の方たちに「人間回復の春」 が訪れました。その春をほんとうの春にするために「ハンセン病問題に関する検証会議」が組織され、 2年5ヶ月を費やして2005年3月「報告書」が纏められました。ハンセン病問題の解決はむしろこれからであることを 「報告書」は明らかにしています。
Continue reading時折、ぼこにゃんが目の前にいることが現実なのか夢なのか一瞬分からなくなることがある…と薄々思っていたら、 実は妻も同じようなことを思っていたようです。
Continue reading純潔をまもってくれ、青年よ。
Continue reading医師にとって大切なことは治しの技術と癒しの心である。そして著しい医学の進歩のため、医学生、研修医、 医師の多くは最新の医療技術の習得に時間を取られ、その陰に隠れた癒しの心がおろそかになっている。
Continue reading昭和45年12月12日、ハンセン病(らい病) の治療に尽くした小笠原登医師が肺炎のため故郷の愛知県甚目寺町の円周寺で亡くなった。 82年間の名誉ある人生であった。
Continue reading昭和27年、黒澤明監督、志村喬主演の映画「生きる」が公開された。
Continue reading私たちは何のために生きるのか。「病院のため、患者のため、人々の平和のため」これらは試験では模範解答であろうがウソである。「欲望のため」この答えは正直で、そのように思い込めれば、それもよいだろう。しかし好きにはなれない。「愛する人のため」これは正しいが、愛する人が死んだら、何のために生きているのか分からなくなる。
Continue reading昭和51年1月31日、鹿児島市立病院で男児2人、女児3人の日本初の五つ子が誕生した。五つ子はNHK政治部記者・山下頼充(33)さんと妻の紀子(27)さんに授かった子どもたちで、5卵生の赤ちゃんであった。
Continue readingアメリカで生まれたコインロッカーは、昭和39年の東海道新幹線の開通に合わせるかのように日本にも登場し、以後、大阪万博開催などの旅行ブームとともに全国の駅にコインロッカーは増えていった。それまでは手荷物預かり所で住所や氏名を書かなければいけなかったが、匿名性と便利性がうけ、昭和48年には全国のコインロッカーの数は18万個に増えていった。
Continue reading平成18年9月、英国の社会心理学者エードリアン・ホワイトが、世界各国の国民の幸福度の順位を示す「世界幸福地図」を作成しまた。178ヶ国を調査対象として、各国の基礎データや国際機関の報告書を調べ、8万人から聞き取り調査を行い、幸福度を調べたのです。その結果、1位はデンマーク、2位はスイス、3位はオーストリア、米国は23位、英国は41位、中国は82位、日本は90位、韓国は102位、インド125位、ロシア167位でした。アジアではブータンが8位、マレーシアが17位、台湾は68位、香港は63位、シンガポールは53位で幸福度は日本より高かったのです。つまり日本は幸福度後進国と言えるのです。
Continue reading生まれてから40年、S君は一度も言語を持たず歩行も獲得しませんでした。両親の在宅で人生を送らせるという想いで30年間、山深い小さな村で育ちました。
Continue reading回勅:“フマネ・ヴィテ”は愛への挑戦 愛への挑戦 回勅:“フマネ・ヴィテ”に向けられた敵意が余りにも大きいので、人工避妊が初代教会のころから論争点でなったと初めて聞いた人はあっけにとられるほどです。一九三0年八月十四日、英国国教会は重大な理由があれば夫婦が避妊することは許されると決定したのですが、キリスト教諸派はそれまで避妊に関して一致して反対していたのです。教皇ピオ十一世は同年十二月三十一日、回勅『カスティ・コンヌビイ』で、避妊は本質的に悪であるというカトリック教会の伝統的教えを確認なさいました。
Continue reading適正な産児調節に関する回勅 聖座と平和の中に一致している尊敬する教父、大司教、司教様方、すべての地方教会の教区長の皆さん、司祭と信徒の皆さん、及びすべての善意の人々、尊敬する兄弟と子供である皆さんにご挨拶と祝福を送ります。
Continue reading20世紀初頭の30年あまりの間、アメリカや多くの西欧諸国では優生学運動が盛んであった。『生まれながらに優れた』という意味を持つこの優生学の推進論者は、選択的生殖技術を用いれば、肉体的、精神的、文化的、そして社会的健全性を改善し、その結果、精神薄弱や癲癇、犯罪行為、精神病、アルコール中毒症、貧困状態を社会から一切なくす事ができると信じていた。
Continue readingそのままのあなたで 今まで二回にわたり、コミュニケーションツールと「聴く」と言うことについてお話ししてきました。最後に、コミュニケーションにおいてもっとも大切なことだと思うことをお話ししたいと思います。それは、表題にもある「そのままのあなたでいい」と言うことです。これは、そのままの「わたし」というのは、何ものにもかけがえのないものだと言うことです。「わたし」はわたしであって、あなたでも、彼でも彼女でもないのです。その「わたし」ということをコミュニケーションにおいては尊重し、生かし続けることが大切となります。
Continue readingきくこと コミュニケーションをするにあたって欠かすことのできないことは、相手の話を「きく」ということではないでしょうか?でも「きく」といっても、いろいろな意味合いがあります。
Continue reading現代社会のコミュニケーション 現代社会は、IT(情報技術)社会と呼ばれています。 数年前までにはほとんどなかったインターネットの発達と携帯電話の普及が急速に進んでいます。特に携帯電話は、 小学生の四分の一が持っていると言われているほど、老若男女が持ち歩いている機械です。また、 ただ通話するだけではなく、インターネットのホームページが検索できたり、eメール(電子メール)が利用できたりと、 携帯端末として発展を続けています。これらのものは、現代社会においては、 もはや欠かすことのできないものとなりつつあります。でも確かに便利ですが、そこに潜む落とし穴もあります。
Continue reading前回に引き続きもう少し、堕胎について考えてみたいと思います。厚生労働省が平成13年に母体保護統計を発表しました。その中に人工妊娠中絶についての統計報告があります。それを見てみますと意外なことに気づかされます。
Continue reading今回は、堕胎について考えたいと思います。教会の考え方としては、堕胎は殺人と同じ重大なことであると言っています。では、具体的には、堕胎はどのような問題をはらんでいるのでしょうか?
Continue reading今回は、体外授精を取り上げたいと思います。体外授精には、配偶者間と非配偶者間の二パターンがあります。教会では、どちらも正常な生殖行為によって行われるものではないので、否定されています。(ただし、配偶者間においては、不妊で悩んでいる夫婦に対して同情を示しています。)この二つに共通する問題は、まずは、現在の医療技術では、授精させるためには複数の卵子と精子が必要となり、運良く着床し、胎児が成長してくると、使用されなかった卵子と精子が残り、それらは処分されることになります。教会では、この行為は中絶するのと同じ行為であると指摘しています。また精子を採取する方法も問題だとも指摘しています。ただ倫理的には、配偶者間においては、上記で言ったように同情の余地があります。
Continue readingタレントの向井亜紀さんのことで、代理母がマスコミに取り上げられました。代理母は、カップルの精子と卵子を受精させ、その受精卵を自分たちとは関係のない別の女性の子宮を借りて、着床させ、子どもを産ませるというものです。いくつかの問題があると思いますので、整理しながら考えてみたいと思います。
Continue reading「赤ちゃんポスト」や「代理母」などといったことが今世の中を騒がせています。そこで、今回より生命倫理について考えてみたいと思います。
Continue reading日本各地の寺院を巡ってみると、あちらこちらの寺院に「水子供養」の文字が見受けられます。そして、多くの場合、水子地蔵と呼ばれるお地蔵さんを中心とした祠が作られ供養されていることが多いようです。水子というのは、ご存じのように流産や堕胎など不幸にしてお母さんの胎内にいるときに亡くなった胎児のことです。この水子供養をしている場所に行ってみると、無数のおもちゃやお菓子、また子どもの衣料品などが祭られているのが目につきます。また、水子供養のために訪れるのは、男性よりも女性の方が多いのではないかと思います。この状況は、一つのことを表しているのではないかと思います。それは、多くの人が自分の行った行為に対して、ものすごく後悔の念を持っているということです。
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