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私には本当に友達と呼べる人が一人もいません。 若者と愛: 十代の性


質問:私は自分も友達のようだったらいいのにと思います。彼女は美しく、歌も上手に歌うことができます。水泳も得意で、彼女は誰からも好かれています。それに比べ、私は何も得意なものがなく、私に興味を持つ人は誰もいません。私には本当に友達と呼べる人が一人もいません。 


答え:あなたはあなた自身の才能に気付いていないようです。みんな、得意なものが何かあります。だから、自分自身を評価したり、尊重するために自分の長所を認めることは重要なことです。今まで、友達や家族に対してどのようにしてあなたの長所を生かしてきましたか。友達を作る最善の方法は誰かの友達になってあげることであることを忘れずにね。 

同時に、人生においてもし本当に幸せになりたいのなら、あなたは、あなた自身であることに喜ばなくてはなりません。あなたは、あるがままの自分を好きになることがができますか。あなたよりも才能のある人がいつもいることでしょう。そして、また、その反対に、あなたよりも才能の少ない人もいるでしょう。うらやましがる必要などないのです。もちろん満たされないこともあるでしょうが、成長するということは、日々より良い人間になろうとすることなのです。これは、あなたがあなたの欠点や不完全さ、弱さに気付いて改善しようと努力することを意味します。例えば、もしあなたがより良いスポーツウーマンになりたいと思えば、現実的に改善可能な技能の向上を図るでしょう。例えば、自分より優れた選手から助言を得たり、もっと練習に励んだりなどです。しかしながら、御存知のように、これらの努力は実を結ぶまでに時間がかかります。あなたが改善に向かって最善をつくして努力をしていることを理解し、あなた自身の心が平安であることが重要です。 

Lee, John Ooi Peng (リー・ジョーン)
Master of Engineering, University of Singapore
Master in Education, University of Manchester
出典 Q⁄A on Human Sexuality for Teenagers
若者と愛: 十代の性
Copyright © 2000
2002.10.26.許可を得て複製