妊婦さんたちから「妊娠中にインフルエンザワクチンを打っても良いですか?」とよく質問されます。
従来より、妊娠中のインフルエンザワクチン接種は問題ない、とされているので、私は自分の患者さんに打ったことは一度もないのですが、聞かれたら「大丈夫だそうですよ」と以前はそう答えていました。
しかし、あらためてよく調べてみると、未熟児出産・先天奇形・流産・死産が多いようです。私自身はその実感はないのですが。
入っている水酸化アルミニウムが出生児異常や出産異常を引き起こし、サイメロサール(エチル水銀)が胎盤を通過して胎児の脳に入ると、脳内で無機水銀に変化し、これは一生排出困難となり、マイクログリアという細胞を増やします。マイクログリアは、自閉症の子どもの特徴的所見です。妊娠中も、小児期も接種しない方が良いのでしょう。
このことから考えると、きちんと検証されずに、安易に容認してきたり、接種してきた妊娠中のインフルエンザワクチンのために、将来の自閉症の子どもたちを、我々医療者は作り出していたのかもしれません。責任を感じますね。
来年以降で始まるかもしれない、mRNAタイプのインフルエンザワクチンも絶対にダメですが、従来のインフルエンザワクチンでもダメだと思います。
なので今は、以上のことを説明して、妊娠中のインフルエンザワクチンは推奨しません、と言っています。
母里啓子先生の記事もお読みください。感染症の専門家の医師が、推奨しない、と仰っています。

理論的に考えても、インフルエンザなどの呼吸器感染症は、予防接種するなら、それにより気道の粘膜にIgA抗体が作られなければ予防にならないのですが、皮下注射ではそれは絶対にできません。ならば、そもそも意味がない、ということになります。
また、インフルエンザの診断は、病院を受診しなければ付けられません。風邪かな?と思ったら、第一大根湯(大根おろし(なるべく根っこの方)大さじ3-3.5杯・生姜おろし小さじ1杯・醤油大さじ3杯・熱々の三年番茶(なければ番茶)400cc)を飲んで40分布団にくるまって休めば、発熱がある人は発汗して解熱し、喉が痛い人は痛みが消え、咳がある人は咳が止まります。不十分だったら、もう1回やったら大体治ります。やってみてください。
Fujihara Tsuguo(フジハラ ツグオ)
藤原 紹生
産婦人科医
広島市 フジハラ レディーズクリニック 院長
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