日本 プロライフ ムーブメント

”スワーダ・アル・ムダファーラ”さんと”いとうまい子”さんの人生!

今年1月にサハル・ローズさんを紹介した。ひどい環境の中で育ちながら、今でも立派に日本でご活躍されている姿だ。今回紹介するのも、並の精神力では出来そうにないご活躍をされている女性の紹介だ。 まずは、8月21日のテレビ朝日の「徹子の部屋」に登場されたスワーダ・アル・ムダファーラさん。オマーン国籍を取得された日本人女性だ。一夫多妻の国で4度結婚して4度離婚!?年齢は明らかにされていないが、恐らく70歳前後と思われる。今から46年前に文化使節団としてオマーンを訪問。その後オマーンの女性に日本の心を教えるために何度かオマーンを訪問し、オマーンの男性と結婚。その後離婚、結婚を繰り返した。そして25年前に当時の夫に資金支援はしないと言われながらも私立学校を作り、校長になったという。最初は5人の幼稚園児だったのが今では高校までの一貫校となり800人の学生を有するオマーン有数の名門校となっているそうだ。この間、資金繰りに苦労し不渡りを出しながらも軌道に乗るまで困難な日々を振り返っている。現在は校長を退任し、青少年のライフコーチとしてご活躍だそうだ。オマーンでは、日本に対する憧れも強く、スワーダさんは、日本人としての証を残す活動の一環として学校を設立し、さらに継続して活動を続けられているという。

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HPVワクチンの問題とコロナワクチンの問題はつながっている

私がなぜ、ここまでHPVワクチン接種後に健康被害を受けた方々の支援に力を入れるのか。 どんな理由も後づけになってしまうところはありますが、まずはHPVワクチン裁判傍聴で国・製薬会社側のあまりにもおかしな証言を知ってしまったこと、もう一つは、裁判傍聴を通じて被害者の方々と顔の見える関係になったこと、これはすごく大きいと思います。 やっぱり実際に話を聞いて、交流させてもらうと、この懸命に頑張っている人達の力になりたいという気持ちが強くなりますし、ましてやそれが自分の属する医療業界の傲慢さがもたらした被害であるわけですから、この暴走を止められなかった反省の意味も込めながら、あまりにも理不尽で非合理な推進派の主張をこれ以上、言いたい放題にさせてはならないという気持ちで、既存の医療を抜本的に見直し、新しい医療を再構築するという私の元々の意向とも合致して、今できる限りの力を注いでいます。 コロナ騒動に関しては、自分がいくら騒いだところで止められそうもない無力感を感じ続けてきました。

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【ほんのさわり】幸田 文『木』

-幸田 文『木』(1995年12月、新潮文庫)- https://www.shinchosha.co.jp/book/111612/ 【ポイント】 文章の達人である著者による、樹木と自然への畏敬の念を記したエッセイ集です。 著者の幸田 文(あや)は、1904年、文豪・幸田露伴の次女として東京に生まれました。本書は、樹木に逢って感動をもらいたいと全国をめぐった著者の、樹木や自然に対する畏敬の念が綴られたエッセイ集です。

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聖書朝礼【シメオンとアンナ】

【朗読個所】ルカによる福音書2章22節~40節  今日の朗読について,22節にある「両親」とは,母マリアと養父ヨセフのことです。「その子」とはイエスのことです。つまり,マリアとヨゼフが当時の律法にしたがって,初めての子・イエスを,神に差し出す意味で,エルサレムに連れて行ったときのことがかかれています。日本でも,お宮参りという儀式がありますが,子どもが生まれて間もないうちに,聖なる場所に連れて行き,その子どもの将来の無病息災を祈願する儀式というのは,古来より世界のあちらこちらで行なわれているものです。イエスの当時のイスラエルでもそうだったのでしょう。産後40日を経過したときに神殿に行って供え物をする習慣がありました。

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新しい発見

1. 世界的観光名所「渋谷駅前繁華街」 10年ほど前、40年間勤務した国際法律事務所を辞めて独立したことを契機に、自分の事務所を東京の渋谷駅近くのビルに新設し、自宅も駅から徒歩15分、自転車5分の繁華街の外れに移動した。ちょうど街全体が再開発で様変わりしていた時期で、住み慣れると街には活気があり、警察の取り締まりが功を奏してか、夜間に歩いても安全になっていた。

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 「回心の時」  

◆回心とは? 今年度の四旬節が始まっています。今、一斉に<回心の時>です。自らの心の中をぐるっとひとまわりし見ることができたら、こんな恵みの時がないと知るでしょう。しかし、私たちは「それは自分のことだから、それはよくわかっている」と言うかもしれません。が、本当にそうでしょうか。実は<真の自分>は、それほど簡単には分からないと思います。<回心>とは、実に奥深い神秘に満ちたことです。そこで、よく分かってはいないであろう自分について、再度、見つめ直すところから始めたいのです。

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アフガニスタンに尽くした日本人

先日、タリバンが政権奪取した混迷のアフガニスタン。つい数年前まで30年以上アフガニスタンのために尽力、献身した故・中村哲医師のことが思い出されます。  先日、タリバンが政権奪取した混迷のアフガニスタン。JICA関係者をはじめとする多くの日本人民間人がまだ出国できない状況下、先が見通せない辛く困難な日々が続いています。そういう中で、つい数年前まで30年以上アフガニスタンのために尽力、献身した故・中村哲医師のことが思い出されます。

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私たちは皆、知っている

 キリスト教の聖典「聖書」、仏教の経典、イスラム教のコーランを読み直さなくても、私たちは皆、知っているのではないか。何が善であり、何が良くないことかをだ。家庭では両親から、学校では教師から様々な事を学ぶが、私たちの中にはそれ以前にアーキタイプとも呼べる基本的な元型が刻み込まれている。即ち、筆を持って白紙に絵の具を塗るように、私たちは生まれてから学びだす知識はあるが、何が善であり、悪かという基本的価値観は既に織り込み済みではないか。 

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ザビエルが出会った日本人

8月15日は聖フランシスコ・ザビエルが日本最初の宣教師として鹿児島に上陸した記念日である。ザビエルは日本の宗教と文化に偉大な影響を与えたが、彼が見た日本人はどんな人間だったのか。発達した物質文明や強欲な資本主義体制によって「世俗化」した現在の日本人とは異なる、もっと純粋な日本人だったのではないか。 事実、ザビエルが見た当時の日本人は、知識欲旺盛な日本人であった。河野純徳神父の著『聖フランシスコ・ザビエル全生涯』によると、当時マラッカにいたザビエルは、最近発見された日本から帰った商人から、「日本人はインドの異教徒には見られないほど知識欲がある」と聞いていたが、1547年12月、アンジロウなど3人の日本人に実際に出会ったザビエルは、商人たちが話す通り、「日本人はもっとも知識欲の旺盛な民族である」と確信し、日本人への福音宣教を思い立つに至ったという。

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核戦争 : 起こるのを待っているの?

核戦争の概念 今日、多くの人々、特に日本やアジアに住む人々は、核戦争への強い不安を抱えています。かつては「核抑止力」が戦争や核兵器の使用を防ぐと信じており、「恐怖の均衡」によって平和が守られるとされていました。しかし現実は、核抑止力は平和をもたらすどころか、むしろ平和の妨げになっているのです。 この記事を書いている今も、世界中で軍事費が急増しており、特に9つの核保有国(中国、フランス、インド、イスラエル、北朝鮮、パキスタン、ロシア、イギリス、アメリカ)の2024年の核兵器関連支出は1000億ドルを超えました。

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