日本 プロライフ ムーブメント

「イエスと共に歩む」   2023/8/20

◆共に歩む 教皇フランシスコ様は、今年秋に世界代表司教会議(シノドス)の第16回通常総会を開催することを決定されました。テーマは「ともに歩む教会のため-交わり、参加、そして宣教-」です。皆さん、このシノドスという言葉から、何を思い起こしますか。教会は、この言葉から「より深い交わり、十全なる参加、そして世界におけるわたしたちの宣教」を訴えているのです。この壮大なテーマを実現していくために、今、バチカンは全世界の教会の皆さんと共に新しい歩みを始めようとしているのです。わたしたち丹後教会は、いかに受け止めるべきでしょうか。

Continue reading

「山の日」に思う

8月11日が「山の日」になったのは2014年、法律の施行は2年後の16年である。この日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ための国民の祝日だが、では何故(なぜ)8月11日なのだろう。  まず山に先立って海の日が決められた(7月の第3月曜)。すると富士山を擁する山梨県をはじめ、岐阜、香川、愛媛、高知などの各県が独自に「山の日」を決めたのだが、これが主に「八月八日」や「11月11日」。「八」は山の遠景、「11」は林立する木のイメージという。

Continue reading

「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

中絶に反対し、命の大切さを訴える行進「マーチフォーライフ」が21日、東京都内で行われた。小さな子どもから高齢者まで、約40人が参加。カトリック築地教会(東京都中央区)から日比谷公園(同千代田区)までの道のりを約1時間にわたって練り歩き、中絶によって数多くの胎児が命を落としている現実を訴えた。 中絶は、日本では1948年に施行された優生保護法(現母体保護法)によって合法化された。その後、中絶の件数は急増し、1950年から2019年までの70年間に、3895万人の胎児が命を奪われた。これは、第2次世界大戦における日本の死者数310万人の12倍に匹敵する。

Continue reading

誰も語らなかったいのちの真実

中絶については、これまでに膨大な数の記事やスピーチ、ミーム、コメントなどが世に出されてきました。その数はあまりにも多く、正確な数を知ることはほぼ不可能でしょう。にもかかわらず、中絶という行為が「殺人行為である」と公の場ではっきりと言う人を見つけるのは難しいのが現実です。 そうしたあいまいで真実をぼかした議論が渦巻く中、ひとりの鋭い論者が核心に迫る発言をしました。テレビドラマ『ガールズ』における中絶のシーンを取り上げ、彼はこう語ったのです。

Continue reading

〜「学園」の記憶 〜戦後80年 戦争孤児に思いを馳せて

昭和20年8月15日 終戦から間もなく80年を迎えようとしています。 私が生まれた昭和26年は、未だ未だ戦争の傷跡が深く残っていました。 和歌山市塩屋の秋葉山のふもとには、戦災で親を亡くした子どもたちが暮らす「学園」と呼ばれていた施設がありました。

Continue reading

長崎大聖堂の第2の鐘が再び鳴り響く

バチカン通信社「フィデス・サービス」によると、長崎大聖堂(浦上天主堂)に2日、2つ目の鐘が納められた。80年前の原爆投下で破壊された元の鐘に代わるもので、8月9日午前11時4分、原爆投下時刻と同時刻に初めて鳴らされる。この鐘は米国のカトリック信者から寄贈されたという。レンガ造りの双塔が印象に残る浦上天主堂は1959年、原爆禍を乗り越えて再建された。

Continue reading

上野由岐子選手とアンパンマン

オリンピックもいよいよ大詰めを迎えました。コロナとの闘いの中、無観客試合がほとんどという史上まれにみる異例の大会でした。それでも、アスリートたちの活躍は感動を与えてくれるものが多く、ついつい引き込まれてしまったのではないでしょうか。数多くの印象的な試合の中で、女子ソフトのライバル米国を破っての優勝は格別でした。先発の39歳上野由岐子投手の粘投、20歳の若手リリーフ後藤希友投手の抑え、ともに見事でした。 13年ぶり連覇の立役者で優勝投手の上野由岐子さんは大のアンパンマンファンという記事が目に留まりました。彼女の部屋はアンパンマングッズで飾られているそうです。アンパンマンこそ<ソフトボールにおける大事な精神を象徴する>存在と考える彼女は、こんな発言をしています。

Continue reading

AI時代に読書立国を目指せ!?

愛読書の人間学を学ぶ月刊誌「致知6月号」のテーマは“”読書立国”。スマホが読書習慣を阻害し、町の本屋が減り続ける社会に対して警告を発している。 最近、当ブログで「致知」の記事の紹介が増えているが、専門家の方々の、日本国の将来に対する懸念事項に深く同意することが多いため、皆さんにも是非とも知っていただきたいとの思いからだ。 今回注目したのは、建築家安藤忠雄氏と、iPS細胞でノーベル賞受賞の山中伸弥氏の「読書は国の未来を開く」と、お茶の水大学名誉教授内田伸子氏と脳トレで有名な東北大学川島隆太氏の「AI時代に負けない生きる力を育む子育て」の記事だ。

Continue reading