◆新しいいのち
主の復活、おめでとうございます。
イエスさまは私たちを罪から救うために復活されました。その復活の命は、今すでに私たちの内で輝き始めています。もしイエスさまの復活がなければ、私たちの信仰は空しいものです。しかし復活によって、私たちは新しい命へと変えられました。たとえ地上の生涯が終わっても、神と共に永遠に生きる者とされたのです。
◆世界を変える
現代社会では、いまも多くの命が傷つけられ、人々は痛みや悲しみの中で苦しんでいます。この生きづらい世界を変えていかなければなりません。戦争やテロ、暴力を終わらせる必要があります。
「いつまで人は互いに傷つけ合うのか」
「神さま、なぜ平和を与えてくださらないのか」
――そう問いたくなることもあります。しかし、もしかすると平和をつくる責任は、私たち一人ひとりに託されているのかもしれません。
◆和解と一致
平和への道は、神が必ず備えてくださいます。私たちはそのことを信頼して、前へ歩み続けましょう。やがて答えが見えてきます。そのために、まず和解し、一致を目指しましょう。和解と一致こそが、世界を平和へと導く道だと信じています。
◆イエスと出会う
復活の朝、イエスは私たちの行く先に立っておられます。マグダラのマリアは復活したイエスを園丁だと思い、気づきませんでした。エマオの弟子たちも旅人の姿のイエスと話しながら、すぐには分かりませんでした。トマスは傷に触れるまで信じようとしませんでした。しかし、これら主イエスと出会った人は皆、心を変え、イエスに従う者となりました。
◆霊的直観
なぜ人は、復活のイエスをすぐに認識できないのでしょうか。イエスは今も生きておられるのに、私たちはなかなか目覚めません。しかし、主と出会った人はもう「あなたは誰ですか」とは問いません。復活のイエスは霊的に自由で、時間や空間を超えておられるからです。私たちも心を純粋にしてイエスと出会い、新しい人へと変えられていきましょう。
◆永遠のいのち
「今を生きる」ことは大きな恵みです。神の子イエスのうちに注がれた命は、私たちにも与えられています。復活の主と出会った私たちは、永遠のいのちを経験しました。もはや死も痛みも恐れる必要はありません。私たちは永遠に生きる者とされ、父なる神との永遠の交わりへ招かれています。そこから、私たちは新しい人生を歩み始めることができるのです。
Kashirajima,Hikaru(カシラジマ ヒカル)
頭島 光
カトリック西舞鶴教会
出典 司祭コラム 丹後教会巻頭言記事 2026年4月4日更新
Copyright ©2026年4月4日
2026年4月6日掲載許可取得