日本 プロライフ ムーブメント

「今日、救いがこの家を訪れた」

「全能ゆえに、あなたはすべての人を憐れみ、回心させようとして、人々の罪を見過ごされる。あなたは存在するものすべてを愛し、お造りになったものを何ひとつ嫌われない。 」 (知恵の書 11:23-24). ここで神は、いつくしみの心でご自身が創造されたものを守る、命を愛するお方として讃えられています。罪人に対して神は「回心させようとして」見過ごしておられます。まず神が罪を見過ごし、そして悔い改めが続く、という順序は大切です。この順序は私たちの許し方と神の許し方の違いを明らかにしています。神のようでないために、私たちは悔い改めをまず求め、そして私たちは間違いを見過ごし、ふつうは悲しいことに条件つきで許すのです。

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2人の息子と帰郷

子供は父親に背いた時、どんなことをするでしょう?まず、父親を避けます。もしこれができなければ、特に母親など、第3者がいることを確認します。怒りに直面した時には、子供は無言作戦をとったり、これがうまく行かない場合には、あらかじめ準備しておいた答えを使います。ふつうは誰か別の人のせいにする、という方法です。一方で父親は子供が自分の非を認めれば、自分はすでに許しているんだよということを言うことができるのに、と思っています。この父親の態度を「許しの父親のたとえ話」として多くの人に親しまれている「放蕩息子」(ルカ 15:1-3;11-32) に見ます。

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聖家族:模範家族

中国の昔話の中に、ある賢明な先生が「人生であなたが最も満足を得られるものは何ですか?」と生徒に聞く場面がある。ある者は「それは幸せな結婚をすることです」と答え、またある者は「健康であることです」などと答えた。それ以外にもさまざまな意見が出たが、誰も正解を見つけられなかったので先生が答えた。「それは、正しい道筋を教えた後、自分自身の道を見つけ、しっかりとひとり立ちした我が子の姿を見ることです。」 

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