「いのちへのまなざし」を読みましよう。
もう皆様にもミサなどで紹介しています、「いのちへのまなざし」を是非お読みください。
Continue reading重要な問題について明確に考える
もう皆様にもミサなどで紹介しています、「いのちへのまなざし」を是非お読みください。
Continue reading50年以上前から、西洋社会では、歌や詩、あるいは映画を通じて愛を称えてきた。にもかかわらず、我々は愛が崩壊する様子を目の当たりにしてきたし、それは今も続いている。どうしてだろうか?我々人間はなぜもっと愛情深くなれないのだろうか?我々はなぜ人の歌、たとえばジョン・レノンの歌に語られているような平和や普遍の正義を手にすることができないのだろうか?その理由として、以前と比べて我々の愛情が薄れていることが考えられる。今日の我々の状況を正確に描写した寓話を紹介しよう。
Continue reading臨死体験した人や死者と話したことのあるたくさんの人の理解によると、現世から来世への通過は、現世の時間の数秒から数年に相当します。この通過状態の人々は度々生きている人からの助けを求めています。この中には中絶された赤ちゃん、流産した赤ちゃん、死産した赤ちゃん、生まれた後亡くなった赤ちゃんもいます。この話でジョアン・フランシスはこの状態が真実であるという彼女の体験とその子どもたちのために祈る必要と結果を述べ伝えています。フランシス夫人はオーストラリア・メルボルンのカトリック信者の主婦です。
Continue readingニューヨーク・タイムズ紙が伝えたところによれば、米国およびカナダで栽培されているGM作物は、全体として見ると、 収量増にも化学農薬の使用量減にも結びついていない。
Continue readingGM食品の摂取により、私たち自身のDNAも変化することが、科学的に証明されている。
Continue readingこれまで何世紀にもわたり、作物の収穫量を増やそうと交配が繰り返されてきましたが、その目的はつねに、 食用の種子や実を増やすことでした。しかし、
Continue readingカナダの大規模農夫であるシュマイザー氏は遺伝子組み換えでない菜種を蒔いた。知らないうちに遺伝子組み換え菜種に変わった。近くの農場の遺伝子組み換え菜種の花粉が(風によって?)飛ばされてきてシュマイザー氏の菜種を汚染したという事だろう。
Continue readingみなさん、プロレス好きですか?僕は子どものころから大好きで、今はさすがに見ませんが、 高校生まではプロレス小僧でした。
Continue reading今日はお昼にお客様がありました。僕のホームページの「小児がんに挑む」に出て来るりかちゃんのママです。 りかちゃんママとは、りかちゃんの闘病中に延々といろいろな話しをしましたが、闘病が終わった今も、 不思議な事に話すことが山ほどあります。で、今日はちょっと硬い話しを。
Continue reading相模原で知的障害者を19人も刺し殺すという大変いたましい事件が起きました。殺された人数の多さも衝撃的ですが、 事件の本質は何と言っても犯人の動機にあります。「障害者は死んでくれた方がいい」 このような歪んだ考え方が19人もの大量殺人につながったと思います。
Continue reading今から12年前のことです。 僕の目の前に現れた女の子はおしゃまで利発で目のくりくりした可愛い子でした。今、考えてみると、 年齢は現在の僕の長女とほぼ同じではないでしょうか?顔まで何やら似ている気もします。
Continue reading一 般 原 則 キリスト教社会では、長い歴史を通して、人は、「結婚」した「一夫一婦」のカップルの「性的関係」 の結果生まれるのが当然で、他のケースは非倫理的なものとして捉えられて来ました。ところが、現在、 ある社会で認知されているものには、「結婚していない」女性から生まれたり、「一夫多妻」の環境の中で生まれたり、 人工的受胎(人工授精・体外受精等)に見られるように「性的関係なし」に生まれたりしているケースがあります。 これらのケースは、皆、非倫理的と断罪すべきことでしょうか。まず、この点に関して考えてみましょう。
Continue reading〈ねらい〉セックスに関しては理性どおりにいかないことがかなりあるということを認識させると共に、セックスの本当の意味と目的について理解を深めさせる
Continue reading<ねらい>人間の尊厳性の「理由」について考えさせる。 <資 料>親の形見の例になりそうな、時計、財布等の小物。旧約聖書の「創世記」。
Continue reading大分前のことになりますが、神奈川県のとある病院で、中絶された胎児の遺体を一般のゴミとして処理していたという事件がありました。胎児の体を者としてではなく物として処したということなのでしょうか、ここには胎児への尊敬などなかったようです。こんな事件が起こる度にひどいと思います。しかし、問われるべきは処理前のいのちある胎児、母胎への配慮のなさなのかもしれないと思いました。
Continue readingあなたが浜辺に居ると想像して下さい。子ども達が親の監視の中で、水をぱちゃぱちゃと飛ばして遊んでいます。ティーンエイジャー達は日光浴をしています。何人かの若者はバレーボールをしています。
Continue readingヒトはいつからヒトなのか?この質問に対し、最新の科学に基づいてできる限り正確な答えを出したいと思う。現代の生物学では、祖先は物質的連鎖の連続によって子孫を残すことが明らかになっている。すなわち、男性の細胞(精子)によって女性の細胞(卵子)が受精することで、その種に新しい生命が誕生する。生命は非常に長い歴史を持っているが、各々の生命は、とても貴重な出来事、すなわち受精の瞬間から始まっている。
Continue readingローとウェイドの裁判では、ヒトがどの段階からヒトになるのかは実際のところ誰にもわからないため、その判断は個人に委ねるという判決が下された。この裁判以降、科学は目覚しい進歩を遂げている。本件では、1973年の時点と比較して、我々がヒトであることの始まりについていかに多くの知識を得たか説明したいと思う。
Continue reading(司会) 今日はローマから教皇庁家庭評議会局長のジャン・ラフィット司教様をお迎えしました。 本日の講演会のテーマは「子どもたちを私のもとに来させなさい。妨げてはならない」です。 司教様は、フランスのサントマリーで1952年にお生まれになり、現在58歳です。 1989年21年前に司祭に叙階され、2009年10月に教皇庁家庭評議会の局長に任命され、 12月12日に司教に叙階されました。カトリック信徒の団体である、エマヌエル共同体のメンバーでもおられます。
Continue readingイエスは、もし誰かが教会の教えさえも聞くことを拒否するなら、あなたが異教徒や収税役人を扱うごとくにその人を扱えと言われるとき、私たちに非常に厳しい警告を発せられているのです。言い換えれば、もし教会の教えを聞くことを拒否すれば、とても困ったことになるとイエスは私たちに言われたのです。ある特別な道徳的問題が一つあり、その問題に関しては、多くのカトリック教徒が教会の教えに即した考え方をしていない、又は行動をしていないことが調査によってわかっていますが、それは、実際かなり不幸なことなのです。
Continue readingこの地球の陸上、そして海中では刻一刻と新しい命がうまれ、はぐくまれている。 自然環境とその生きとし生ける命の大切さに関心が寄せられている今、 二つの生き物の雄が命の誕生にかかわる物語を皆さんと分かち合いたいと思います。
Continue readingいのちの始まりとその連続体の確立は、生物学者(発生学者)にとって理解が難しい事実ではない。残念ながら、これらの事実は、政治的な見解に都合がいいように再解釈、再定義されてきた。したがって、ヒト発生学は、社会法律的・政治的な声明として書き直される危険に面している。
Continue reading現代人が科学と技術の進歩に眩惑されるのも無理からぬことである。しかし、こういうときだからこそ、折に触れて現状を振り返り、科学技術の「進歩」が人類にとって後退を意味するものでないか自問することが必要である。
Continue reading二十世紀後半から遺伝子操作や細胞融合など、生命科学(ライフサイエンス)の発展に伴って、生命をどこまで人為的に操作すべきか.あるいは個人の生命の尊重などの問題が、従来の生命観では対処できなくなってきた。このような生命の倫理上の問題を扱う専門分野が、バイオエシックスである。これはギリシャ語のバイオス(bios=生命)とエシケ(ethike=倫理)からきた造語と、国際化新時代の外来語辞典で知った。
Continue reading門松80回目の正月を前にしてこの一文を綴っている。日本人の平均寿命を超える、 ずいぶんと長い人生をいただいたものである。戦前、戦中、戦後を経て今日まで、 めまぐるしく変わっていった時代に生きてきて、出遇った様々な人や出来事を感慨深く思い浮かべている。そして今年は、 どうしてか長い間忘れていた「年の始めの歌」を思い出した。
Continue reading先日、珍しい友人が突然訪ねてきてくれた。イエズス会の元管区長粟本昭夫神父である。80歳になる彼は、 東京からレンタカーでドライブしてきて、九州各地の殉教地や教会を巡礼しているのだという、老いても元気な神父である 。その夜は、隣に住んでいる同じくイエズス会員である「内観」の岡俊朗神父を交えて夕食を共にして語り合った。
Continue reading先日の定期診察で採血をしてくれた看護師は緑の衣服を着けていた。隣で採血していた看護師は真っ赤な服だった。 何か変な感じがして、思わず「もう白衣の天使ではないのですね。なんと呼んだらいいんでしょう?」とつぶやいたら、「 先日ある会合でカラフル天使と呼ばれました」という返事が返ってきた。「なるほど、そういえばそうですね」 と答えたものの、親しんできた看護婦さんから看護師さんに変わってまだ十分心の整理がつかないうちに、 白衣の天使がカラフル天使に変身する。長生きしているといろんなことに出会う。
Continue reading「エロスと甘え」とは奇妙な取り合わせだが、最近読んだ本の中でこの二つは「求める愛」という表現の中で一つにつながったのである。その本とは、一つは教皇ベネディクト16世の回勅『神は愛』(2005年・邦訳はカトリック中央協議会)であり、もう一つは土居健郎の『続「甘えの国」』(2001年、弘文堂)である。これは、独りでは生きられない人間本来の姿を理解するうえできわめて重要だと思うので、あえて話題にしたい。
Continue reading「日本の闇は深すぎるのでしょうか」という嘆きとも問いかけとも取れる言葉が先月のプログの書き込みにあった。 これを年の初めの話題にしたいと思う。
Continue reading熊本慈恵病院の「赤ちゃんポスト」の計画に大賛成である。赤ちゃん受難時代の朗報である。 厚生労働省はよくぞOKしたものである。
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