日本 プロライフ ムーブメント

私は誰か?~遺伝子に書かれた名前~ 

 皆さん今日は。「服部剛のポエトリーシアター」も2ヶ月目になりますが、最初の1ヶ月も皆さんから興味深いコメントいただき、このブログが僕の描いていた(語らいの場)としてすでに育まれている事をとても嬉しく思います。ところで昨日は、有楽町の映画館へジョージ・ハリスンの伝記映画「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」を見にいきました。アイドル時代のビートルズがやがて成長する中でジョージがインドの宗教に導かれジョン・レノンにも影響を与え、ビートルズ解散後もジョージは音楽伝道師のような独自の道を歩んだのが印象に残りました。その映画を見たせいか?昨日から今日にかけて僕は「自己とは何か?」と心の中で密かに問いかけています。 

 このブログを開設して、日々皆さんへの手紙と文を書きながら「私は誰か?」という自己探求が始まっているのを感じる今日この頃です。さっきも晩御飯を食べながら嫁さんに話していたのですが、職場でも詩の集まりでも、その2つの公私を「公」と「私」に分ける事無く、どちらの場でも「服部剛になる」という感覚そのもので自分らしく生きる事により、自己探求の答を心に感じ始めています。先日のROKUROの詩人の皆さんと合評会を行い司会をして分かち合い、充実した時の自分、今日職場のデイサービスでレクレーションの司会を行い、お年寄りの皆さんと楽しく過ごした自分・・・つまりは誰もが生まれた時から「天につくられた世界に1人の作品」であり、実は1人の人の個性は生まれる前から遺伝子に書かれているのかもしれません。 

 ・・・そんな事を思い巡らせていると、いのちというものは不思議だし、鏡に映る自分という存在も不思議に思えて来ます。僕は鏡で自分の姿を見るとふと(私の魂は、この人生で服部剛という着ぐるみを着に来ている・・・)という感覚になる事があります。 

 僕が今「服部剛という人」を探求しているように、この手紙を読んでくれている あなた も、世界に1人の人であり、皆さんもそれぞれに「私は誰か?」というテーマを探求する中で、この場所でいろいろ語り合いながら、より充実する恵みの日々を歩まれるように・・・僕は心から願っています。 

 この人生という旅路はおそらく・・・1度きりのかけがえのない夢です。この人生という物語の舞台で「自分という役」を演じる為に誰もが生まれたのでしょう。そして「自分という人間」に興味を持たない人はいないでしょう。あなたが日常で(自分らしい)と感じる瞬間にヒントがあるかもしれません。 

 これから僕はこのブログのテーマの1つとして「私は誰?」「あなたは誰?」というテーマで皆さんと語らいながら、じっくりと時間をかけて、探求してゆきたいと思っています。あなたが(世界に1人のあなた)を生きることができますように・・・と読者の皆様を思いながら、僕は明日の舞台へと歩んでいきます。 

Go Hattori(ハットリ ゴウ)
服部 剛 
日本の詩人。
出典 「ポエトリー・シアター」
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