日本 プロライフ ムーブメント

「いのちだいじに」—いのちの行進  #3

3つの「祈りのうちわ」をあおぎながら、きょう「いのちの行進」

きょう、猛暑の中、「いのちの東京銀座大行進」がおこなわれます。みんなが元気で笑顔で歩きつづけられますように。うちわがあれば少しは暑さも凌げるでしょう。10回目のターンに向かう今年のマーチは3種のうちわを用意しました。デモ用プラカードの代わりですが、「祈りのうちわ」です。まず、はじめの祈りはお詫びから。赤ちゃんに「ごめんなさい」を言いましょう。最も小さい者の一人である赤ちゃんのために、いつもわたしたちは「しなかったこと」(マタイ25-45)だらけです。とくに胚の状態にある赤ちゃんのためには「しなかったこと」しかないでしょう。受精して「いのちの光」を放ちながら、棄てられる膨大な数の胚。ひたすら謝らなければなりません。損なわれた霊魂を少しでも救うために。

きっと子どもが持ちたくなる「祈りのうちわ」が「しりぞけサタン」です。最近世の中(とくにアメリカ)で悪目立ちするサタンに目に物見せてやりましょう。いのちの行進は、サタンやその他の悪魔を蹴散らしながら進みます。子どもは正直です。サタンを追い出す気満々です。子どもには少し難しいけれど、「教会はべシャンの名誉を回復しよう」と訴えた赤いうちわ。これも「祈りのうちわ」です。つねにルイ・パスツールの先を行く業績を残しつづけたにもかかわらず、最後はリール大学のカトリック学部長の座を追われたアントワーヌ・べシャン教授のために祈りましょう。150年ぶりにべシャンの名誉が回復されますように。教会に関わる一人一人が、べシャンが切り拓いた「いのちの科学」に目覚めますように。

きょう午後4時、予想気温35℃の炎天下、日比谷図書文化館前に集合し日比谷公園中幸門からスタートする「いのちの行進」。祈りのうちわをあおきがなら行進が目指す先には、「いのちの文化」、「いのちの科学」、そして「いのちの経済」が見えています。きょうが最初の一歩です。そこから現実を変える歩みが始まります。お祈りよろしくお願いします。

今日、2023年7月16日のいのちの行進 

14:00 – 17:00

スケジュール


14:00 – 14:30
Dr.Ligaya Acosta (Human Life International)
リガヤ・アコスタ博士(HLI)
『現代の課題に応えて』


14:30 – 15:00
Jason Morgan ジェイソン・モーガン(麗澤大学)
『アメリカの狂気について』


15:00 – 16:00
「いのちだいじに作戦」をめぐる討議


16:00 – 17:00
数寄屋橋交差点を歩くデモ行進※紺谷橋児童遊園で解散

場所

日比谷公園内
日比谷図書文化館/大ホール

Masaaki Ikeda(イケダ マサアキ)
池田正昭
「いのちの行進」(マーチ・フォア・ライフを改名)実行委員会 代表
クラウドファンディング アントワーヌ・べシャンの名誉を回復しよう 
出典 「いのちだいじに」2023年7月16日発行
2023年7月16日 掲載許可取得