日本 プロライフ ムーブメント

難民はただの人間ではない

化学の学生だったブルンジからの難民は、母国での暴力と政治的な迫害を逃れ、ケニアの難民キャンプに行き着きました。 5年前、彼は難民キャンプで石鹸を作り始めました。 多くの人がコロナウイルスとの戦いで主要な武器となった石鹸を探しているので、Covid-19パンデミックは彼のビジネスを後押ししました。ウイルスを遠ざける一つ方法は、頻繁に手を洗うことです。この男性が英国BBC放送局に話しかけた時、彼は「誰もが石鹸を必要としているが、誰もがそれを買う余裕があるわけではない。それで、利益よりも人々を守ることが重要だったので、価格を下げた」と述べました。 さらに、「パンデミックが始まったときの需要を満たすために生産量を75%増やす必要があったので、Covid-19は私のビジネスに適していました。しかし、高齢者などの脆弱な人々に無料の石鹸を与えるようにしました」と話しました。

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難民と人々の出会いのスケッチ

オーストリア最大の難民収容所トライスキルヒェに入ったアフガニスタンの青年は、「難民が多くて、 テント生活を強いられているが、3度の食を与えられ、薬ももらえる。オーストリア政府には感謝している。 なんといってもここは安全だからね」(オーストリア国営放送ニュース番組で)と答えていた。 

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21世紀の難民たち

今月20日は「世界難民の日」(WorldRefugeeDay)だ。それに先立ち、 ジュネーブに本部を置く国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が18日、2011年の年報、「グルーバル・トレンド」を公表したが、それによると、昨年1年間で約83万人が新たに難民となり、域内難民を含めると難民総数は約437万人で前年度(425万人)と比較すると微増した。2000年以降最も多い。ちなみに、世界の難民総数は4250万人で前年度4370万人より減少した(難民約1542万人、域内避難民約2640万人)。その主因は約320万人の域内避難民(IDPs)が故郷に戻ったからだ。 

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