厚生労働省による緊急避妊薬「ノルレボ錠0.75mg」の医薬品製造販売 承認に関するパブリックコメント募集について
1、 本剤の承認について検討された医薬品第一部会の担当者の選定や資格要件が全く不明である。 本件は今後のいのちの誕生又は抹殺に大きく影響を及ぼす、極めて重大な案件である。決して薬理作用だけで検討されるものではなく、医師以外の有識者や宗教関係者を含む委員会で検討されなければならないはずである。また各委員は徹底的に清廉な倫理観を持つ者でなければならない。本剤は製造販売元が株式会社そーせい、発売元があすか製薬株式会社、販売が武田薬品工業株式会社となっているが、本剤の承認の審議に直接携わる医師及び厚労省担当者は、本人は勿論その家族においても、これら3社から何等かの形での金銭の受領があっては絶対にならない。抗インフルエンザ薬タミフルによる副作用調査の時には製薬会社から金品を受け取っていた医師は調査委員からはずされた事実がある。治験手数料、原稿料、研究費、講演料、交通宿泊代肩代わり、これ等が様々な形で行われていたかどうか、過去にさかのぼっての厳しいチェックを行うことこそ、全国民の健康を守り続ける厚労省の重要な責務である。今回の案件でもし行われていなければ、厚労省の重大な瑕疵となり、今回の審議は全て無効である。厚労省のどの担当官の責任において、何を基準として審議委員の選定を行ったのか至急公表すべきと思われる。
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