Human Life International アジア・太平洋地区大会とHLI地区ディレクター リガヤ・アコスタさんを東京に向かえて

Sakura Izumi (サクラ イズミ)
佐倉 泉
許可を得て複製

日本プロライフ・ムーブメントのノボトニー神父様、大岡滋子さんに勧めていただき、昨年11月、Human Life Internationalのアジア・太平洋地区大会に参加する機会に恵まれました。

この地区大会は2年に一度開かれるものですが、今回はタイのバンコクで、教区の大きな研修施設が会場となりました。 主にアジア各国から、いのち・家庭を守る活動にさまざまな形で熱心に取り組む司祭、修道者、信徒が参加し、 何人もの司教も参加されました。

バチカンの生命アカデミーや教皇庁立大学の神父様方の講話、米国や世界の状況についての講演、 さまざまなテーマに分かれた分科会などが数日間にわたって行われる充実した学びの時でした。

プログラムにはミサ、ロザリオ、聖体礼拝の時があり、いのち・家庭を大切にする、世の中の流れにさからうために、 その原動力、愛の力をいただくことが欠かせないことを思い起こさせてくれました。かなり深刻な状況が世界各地にあり、 そういった話に耳を傾けるとき、神のいつくしみ、愛の勝利への信仰がなければ気持ちが挫けてしまうと感じました。

数百人の参加者が集う大会ですが、さまざまな文化をもつ参加者の温かな交流、分かち合いがあり、 豊かな人間味に満ちた雰囲気です。出身は違っても、いのちと家庭をいつくしむ心は同じだと強く感じます。 枢機卿から信徒まで、さまざまな分野の専門家から子どもまで、身分もさまざまですが、それだけに、 生きた教会の豊かな姿でもありました。枢機卿様や司教様たちの明るく温かい謙遜な姿が印象的でした。

この大会で出会ったHLIの方たちから、HLIの一つのミッションが各地の神学校で生命・ 家庭尊重のテーマで話をすることと聞き、また日本ではまだそれが実現していないと知りました。

このことから、プロライフ・ムーブメントのノボトニー神父様、大岡さんの助言を頂きながら、 紹介していただいた松戸教会の平塚幽香子さんと共にカトリック神学院の院長、中野裕明神父様にお会いし(その後、 中野神父様は鹿児島教区司教に任命されました)、神学院の7月の静修にHLIのアジア太平洋地区ディレクター、Dr. リガヤ・アコスタさんを招き、講話をしていただくことになりました。私が通う聖イグナチオ教会の仲間とも協力し、 教会でも講演会を行うことができました。

講演の内容は、特に日本では教会の中でもなかなか聞くことのできない、現代の切迫した問題について豊かな示唆、 情報を伝えてくれるものでした。神学院でも、教会でも好評でした。

教会では、小さな男の子を連れて、スタッフよりも早く会場に来た若いお母さんがいました。「 こんな講演会をずっと待っていた」と顔を輝かせて話してくれました。後でリガヤさんに聞いたところによると、 この若いお母さんは、自分は無神論者だと自己紹介したそうです。神は信じていないけれど、「 この子のおかげで私はプロライフです」と語ったそうです。この方一人のためだけでも、 講演会をしてよかったと思いました!

リガヤさんはサレジオ神学院の静修(サレジオ会には、ビザの身元保証や宿泊のことでもお世話になりました)、 麗澤大学でも講演を行い、7月16日に行われたマーチ・フォー・ライフに参加、東京での2週間、 プロライフに取り組む方々(プロライフ・ジャパンの池田さん、小さないのちを守る会の辻岡先生ほか)、マーチ・フォー ・ライフの参加者(海外からも)や講演会を聞きに来られた信徒、修道者、若者……多くの方と出会い、 大きな喜びのうちに日本での初めてのミッションを終えました。

“奇跡的に”5年間有効のビザをご主人のサンディさんとともにもらえたリガヤさんは、来年以降、 また日本に来たいと考えています。次回は若者のための集いをしたいと、今回参加したイグナチオ教会の若者、アディーさんと話し合っています。

イグナチオ教会での講演会の模様は、Youtubeで見ることができます(ビデオは2部に編集されています)。

PRO-LIFE Activism - Call of the Times / Part 1: PRO-LIFE Activism - Call of the Times「いのち」を選ぶために:今、呼ばれています

Part 2: PRO-LIFE Activism - Call of the Times / 「いのち」を選ぶために:今、呼ばれています

いのちを選ぶ幸せの道を、これからも皆で協力し広めていきましょう!

この記事の上へ