「痛みの海」

Novotny, Jerry (OMI) (ノボトニー・ジェリー )
2016年9月19日
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シリアでは、戦場から遠く離れた公の収容施設や臨時収容施設での抑留者の殺害を含め、大規模で組織的な暴力が行われている。

シリアに関する国連審議会は、621回のインタビューを基に、「見えないものは忘れられていく:シリア・アラブ共和国の収容所における死」という報告書を先日発表した。このドキュメンタリーでは、抑留者の殺害と虐待について検証している。

国連審議会は、シリア市民がどのように拘束され、非合法的に抑留され、人質に取られているかを説明している。目撃者の話では、一度に数万人が抑留されているとのことである。収容所の劣悪な環境により、収容されている人たちは生命の危機にさらされ、大量死につながっている。

国連審議会は、シリア政府が殺人、強姦、拷問、監禁などの非人道的行為を行い、罪を重ねていると断定している。戦争が始まってからこうした行為が行われていることから、こうした暴力は戦争犯罪である。

フランシスコ教皇は、シリア内戦を「至急」終結するよう求めている。教皇はシリアとその国民を巻き込んだ「痛みの海」を強く非難している。

この困難な要求に応えるために、カトリック教徒は他のクリスチャン教区と団結し、組織づくりを行わなくてはならない。国際的な人道団体や善意の人々との協力を模索する必要がある。抑留者はあなたの助けを求めている。

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