【朝礼にて】松田くるみ社長の話

Mizutani Morihito (ミズタニ モリヒト)
水谷 謹人
みやざき中央新聞編集長
出典  水谷もりひとブログ
2014年6月3日掲載
許可を得て複製

今日の朝礼は、松田くるみ社長の話でした。

ある読者の方からいただいたはがきにに書かれていたものを読んだのですが、めちゃくちゃ感動しましたので、 みなさんとシェアしたいと思います。

親指の働き1


手には5本の指がある。 その5本の中でどの指が中心であるか。 一番中央の、丈の高い、姿のよい中指のように思える。 しかし、中指に手の働きの自由自在がまかされているだろうか。

親指の姿は醜い。丈も短い。節も一つ足らない。 一番端の方にいて、お邪魔になっているような姿である。 生まれて以来、親指にはまだ一度も指輪をはめてもらったこともない。 親指はまことに粗末に扱われている。 それでも、親指を除外することはできない。

親指の働き2


 

ペンを持つにも、お茶を飲むにも、何をするにも4本の指が親指と組み合わされた時、はじめて自由自在が許される。 中指がなくても、小指がなくても、文字は書ける。お茶も飲める。他の4本の指は絶対にのけられない指ではない。 5本の中で絶対にのけられないのは親指である。 親指を除いて他の4本の指だけではなかなかお茶を飲めない。 扇子も開けられない。何でも稽古をすれば相当上手にはなれる。 しかし、親指を除いて扇子を開くことは100年稽古をしても不可能であろう。

親指の働き3


中心を失ってはならない。 親をのけものにしてはいけない。 子どものわがままで、親を粗末にして眼中におかない。 親をのけることはできるだろう。 だが、その時に自然の守りを失うことになる。 天の支えを失うことになる。

親指の働き4


親指と4本の指とは、指の腹を合わすことができる。 4本の指はお互い同士ではどうしても腹を合わせることができない。 ここにもまた天の啓示がある。

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