NHKドラマ「マドンナ・ヴェルデ」を少しだけ鑑賞して

Honda, Jirou (ホンダ・ジロウ)
心臓血管外科医・本田二郎
『温心、涼脳 Warm Heart、Cool Head』
2011年5月3日掲載
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許可を得て複製

つい先ほど、「マドンナ・ヴェルデ」というNHKドラマを30分ほど見た。連続ドラマで、どうやら代理出産に関する重いテーマのドラマらしい。断片的な鑑賞で、一応ホームページであらすじを確認した。

個人的な(あくまで個人的な感想)を言えば、気持ちの悪いお話でした。これはもうポリシーとか学問的な立場以前の、きわめて生理的な感情に左右されるもので、私的には無理なお話。単に、傲慢で自己中の母娘と、娘の夫のわけのわからない認識に満ちた「ありえない」お話でした。酷評して申し訳ありませんが、あくまでも個人的な感想なので、そのつもりで一読して下さい。

この評価は倫理観云々以前の問題で、それこそ学会が認めている、いないの話ではありません。ただただ、生理的に私はこの母親も産婦人科の娘も、その夫も完全理解不能。あり得ない世界です。長塚京三の反応が極めて現実的でまともで、なんだか松坂慶子に怒鳴られてかわいそうになりました。

さて、この手の話で完全に無視されているのは、その子どもです。私は正直、この子どもに生まれてきたくありません。その子どもの(将来の)気持ち、心理カウンセリングは極めて重大で、皆そこから目を背けています。いったい、生まれてくる子どもの将来を母親や祖母が真剣に考えているでしょうか。甚だ疑問です。

一番損をするのは子ども自身です。正直、このドラマは母娘の傲慢で自己中心的なSFドラマにしか映りませんでした。

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