C. ウォード・キッシャー Kischer, C. Ward

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ヒト胚性幹細胞研究(hescr)の最新情報

胚は、受精から8週間目の終わりに適用される用語である。この期間に幹細胞が発生するのかどうかは誰にもわからない。これらは幹細胞でないと考えるのが妥当である。胎児という用語は、9週目の始めから妊娠期の終わりまでの発達に適用される。この期間に、一部の幹細胞が発生することは間違いない。ただし、それがいつどこで起こるかを証明する研究は行なわれていない。

プランBの問題

プランBは合成ホルモンで、レボノルゲストレルと呼ばれるプロゲスチンである。避妊用ピルとしては高い濃度で使用され、これにより、排卵、受精、着床が妨げられることがある。

メディアとヒト発生学

重大な問題が存在することは明らかである。一部の無知なライターは、自分が実際に提示すること以上を知っているように思っているが、一般大衆は、ヒト発生学についてほとんど知らない。こうしたライターが少しでも努力して、基本的な情報を集めるなら、問題の多くは解決されるだろう。政治アナリスト、政治家、倫理学者を探しても、問題解決にはならない。

前胚というものは存在しない

Howard W. Jones, Jr., M.Dは、「胚とは何か?」と題した論説をFertility and Sterility〔2002.77:658-659〕に発表した。それは、ヒト発生学という科学に対する冒涜である Jonesは、発生学という科学の言語を極めて奇妙で複雑な意味合いに操作し、解釈している。Jonesは、バージニア州ノーホークにJones Institute for Reproductive Medicineを設立した人物である。彼らは今、「幹細胞」を獲得するために、治療目的でのヒト胚のクローン作成を支持している。Jonesは、ヒト発生学の1つの理論を用いて自分の主張をバックアップしているのではない。これには、30年前から起こっているヒト発生学の崩壊が関係している。

いのちの始まりと連続体の確立

いのちの始まりとその連続体の確立は、生物学者(発生学者)にとって理解が難しい事実ではない。残念ながら、これらの事実は、政治的な見解に都合がいいように再解釈、再定義されてきた。したがって、ヒト発生学は、社会法律的・政治的な声明として書き直される危険に面している。

ヒト発生学の堕落

中絶、パーシャル・バース・アボーション、体外受精、ヒト胎児研究、ヒト胚研究、クローン作成および幹細胞研究はすべて、ヒト発生学における重要な問題である。ところが、1973年以降最高裁判所が扱った事例およびこうした問題に関する議会聴聞会のいずれにおいても、証人としてヒト発生学研究家は招集されず、ヒト発生学が参考にされることはなかった。

クローン形成、幹細胞研究および歴史上の類似例

幹細胞研究にヒト胚性細胞を使用すること、幹細胞を「治療的」クローン形成により入手するか、あるいは「余剰」胚から入手するかどうかについて、大衆の意見は必ずしも一致していない。これらのクローンおよび「余剰胚」は、初期胚と同等の価値を持っている。多くの科学者たちが、「治療的」クローン形成や「余剰」胚の使用を求めているが、彼らは、その結果生じ得る破滅的な事態を含めた一連の影響について、十分な配慮を欠いている。

幹細胞研究

「幹細胞」という言葉が、2種類の生物学的「可能性のある」状態の定義に使用されていることは確かである。しかし、その事実を気にとめる者はほとんどいない。