オピニオン Editorial

Articles at Lifeissues:

『愛されなかった』人の時代は来るか

「悲しみよこんにちわ」というフランス作家フランソワーズ・サガンの小説があるが、人生の悲しみは出来る限り少ない方がいい。悲しい体験、経験が多いと、その人の言動にどうしても歪みが出てくる。人は悲しさに対して無傷であり得ないからだ。

私たちが失ったもの

当方は最近、2冊の小説を読んだ。1つは村上春樹著「海辺のカフカ」、もう1つは小川洋子著「博士の愛した数式」だ。 いずれも一気に読めた。「海辺のカフカ」では幼少時代の記憶を失う一方、猫と会話できる「ナカタさん」に、「 博士の愛した数式」では、交通事故で記憶が80分しか保たなくなった主人公の数学者の言動に、非常に感動を覚えた。「 ナカタさん」も「数学者」も社会から取り残された環境下で生きている。物語では、行方不明となった猫を探す「 ナカタさん」や、一日中、数式を考え、数学の懸賞金問題の解明に耽る「老数学者」の生き方、 その言動に他の登場人物が次第に惹かれていく様子が巧みに描かれている。

「主張」と「責任」から見る人物評価

当方は若い時に日本を後にし、欧州に住みだしたせいか、 いわゆる日本の戦争文学や歴史小説を読む機会がまったくなかった。ところが、 帰国していた知人が日本から買ってきた本をたまたま借りることができた。書名は大岡昇平の「ながい旅」(角川文庫)だ 。

難民と人々の出会いのスケッチ

オーストリア最大の難民収容所トライスキルヒェに入ったアフガニスタンの青年は、「難民が多くて、 テント生活を強いられているが、3度の食を与えられ、薬ももらえる。オーストリア政府には感謝している。 なんといってもここは安全だからね」(オーストリア国営放送ニュース番組で)と答えていた。

「利口ならば人は利他的になれる」

独週刊誌シュピーゲル最新号(8月1日号)にオーストラリアのメルボルン出身の哲学者ピーター・シンガー氏( Peter Singer)とのインタビュー記事が掲載されていた。同氏はその中で Altruism(利他主義、独Altruismus )の新しい定義を語っている。

同時代の人々への「連帯感」

どの人もある「時代」に生まれ、そこで活動し、去っていく。同時代の人々が1人、2人と去っていくのを聞くと、 一種の寂しさと共に、「自分が生きてきた時代はその幕を閉じようとしている」と痛烈に感じる。

“美しい貧困者”はどこにいるのか

資本家に搾取されている労働者の解放を標榜し、資本主義に挑戦した共産主義は“赤い貴族”を生み出し、 独裁政権を構築した後、自壊していったが、貧しさ、貧困の解放を標榜する思想や運動が生まれる時、革命を迎える。「 貧困は時限爆弾だ」と評した社会学者がいたが、その爆弾を抱えながら登場したのがローマ法王フランシスコだ。 南米出身のローマ法王は前法王べネディクト16世ら歴代のローマ法王とはその出自が違っていた。「貧者の聖人」、 アッシジの聖人、フランチェスコ(1182〜1226年)を法王の名前に選び、奢侈な生活を戒め、 バチカン法王庁の改革を訴えている。

聖トーマスに学ぶ「疑い」の哲学

聖トーマスをご存知だろうか。キリスト教会ではイエスの使徒の一人、 トーマスは疑い深い人間のシンボルのように受け取られてきた。「ヨハネによる福音書」によると、 トーマスは復活したイエスに出会った時、イエスが本物かを先ず確認しようとした。 イエスのわき腹の傷に自分の手を差し込んで、その身体を確かめている。イエスはトーマスの求めに応じたが、「 見ないで信じる者は、さいわいである」と述べている。だから、教会で疑い深い信者がいたら、「 君は聖トーマスのようだね」といってからかう。

焼香を拒む韓国人の“病んだ情”

“隠れキリシタン”という表現に倣うとすれば、当方は“隠れ韓国ファン”だ。 日本の多くの文化遺産が朝鮮半島経由で日本に入ってきたことを知っている。 朝鮮民族と日本民族には同一性と相違点があることも学んできた。それでも「これはどうしたことか」 と思わざるを得ない出来事が16日、韓国メディアで報じられていたのだ。その話をする。

「どの人生にも『意味』がある」

オーストリアの精神科医、心理学者、ヴィクトール・フランクル( Viktor Emil Frankl,1905〜1997年)が生まれて今月26日で110年目を迎えた。ジークムンド・フロイト(1856 〜1939年)、アルフレッド・アドラー(1870〜1937年)に次いで“第3ウィーン学派”と呼ばれ、ナチスの強制収容所の体験をもとに書いた著書「 夜と霧」は日本を含む世界で翻訳さ れ、世界的ベストセラーとなった。独自の実存的心理分析( Existential Analysis )に基づく「ロゴセラピー」は世界的に大きな影響を与えている。 その心理学者の功績と生き方を紹介した世界初の博物館が26日、フランクルが戦後長く住ん でいたウィーンの住居でオープンされた。

「憎しみは自らを亡ぼす病だ」

アンマン取材目的の一つに日本語でも出版されている「それでも、私は憎まない」の著者、パレスチナ人医師、 現トロント大学准教授のイゼルディン・アブエライシュ氏とインタビューすることにあった。

「憎まない生き方」は現代の福音

ヨルダン取材からウィーンに帰国して以来激しい下痢に悩まされてきたが、 ようやく峠を越えた感じでキーボートを押す指にも力が入ってきた。 そこでアンマン取材中に考えてきたテーマについて忘れないうちに書いてみた。

「祈る人」が直面する試練

イスラエルの3人の青年が拉致され、後日、死体で発見されたというニュースが報じられた。 イスラム過激派組織ハマス側は関与を否定したが、イスラエル側は「ハマスの仕業」として報復を宣言した。その直後、 今度は1人のパレスチナ人の青年の死体が見つかった。イスラエル側は「パレスチナ人青年殺害とは関係ない、 ハマスの軍事拠点を中心に軍事攻撃をしたが、民間人を衝撃の対象としていない」と弁明したが、パレスチナ側は「 イスラエル側の報復」と確信し、イスラエルへの批判を強めている。 パレスチナ側とイスラエルの紛争はここにきて暴発する危険性を高めてきた。

韓国とユダヤ民族はここが違う

「ユダヤ民族は非常に知恵ある」ということを最近痛感させられた。ユダヤ民族はナチス・ドイツ軍によって数百万人の同胞を失った。大戦終了後、ナチス・ハ ンターと呼ばれたサイモン・ヴィーゼンタール氏(1908〜2005年)は同胞を殺害した元ナチス責任者を世界の隅々まで探し回り、司法の場に引っ張っていった。その執念は想像を絶する。 その一方、毎年1月27日の「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」 (International Holocaust Remembrance Day)には、民族を救済してくれた「ユダヤ民族の救済者」を称えるイベントを開き、感謝を表明している。

いま、チェンジする人々

チェンジがポジティブに受け取られるようになってあまり時間が経っていない。 チェンジという言葉を選挙戦でキャッチフレーズとして愛用したオバマ米大統領の登場でチェンジも市民権を獲得した、 と受け取ることができるかもしれない。

万能細胞が蘇らせた「再生」への願い

世紀の大発見と呼ばれた万能細胞「STAP細胞」 を記述した論文に問題点があるとして理化学研究所の小保方晴子さんらがまとめ、 英科学誌ネイチャーに掲載された論文の撤回問題が話題となっている。門外漢の当方は、 論文の真偽問題で再生医学への期待が冷めないか、と心配している。

犠牲者が誇れる民族となろう

東日本大震災が起きて11日で3年目を迎えた。子供や親を亡くし、 住む家をも失った被災者にとってこの3年間はどうだったろうか。

「教会は正直でなければならない」

イタリア日刊紙イル・フォリオは1日、先月27日の枢機卿会議でのヴァルター・カスパー枢機卿( 前キリスト教一致推進評議会議長)の開会スピーチの全文を掲載した。テーマは教会の夫婦・家庭牧会への新しい捉え方だ 。フランシスコ法王はスピーチを高く評価したという。同内容は今年10月の世界司教会議で協議される「夫婦と家庭」 に関する基本テキストと見なされている。

「日本の信者は教会の教えに無関心」

世界のローマ・カトリック教会の司教会議はローマ法王フランシスコの要請を受け、「家庭と教会の性モラル」(避妊、 同性婚、離婚などの諸問題)に関して信者たちにアンケート調査を実施したが、 日本のカトリック信者を対象に同様の調査が行われ、このほどその結果が明らかになった( 世界各国司教会議が実施した信者へのアンケート結果は今年10月5日からバチカンで開催予定の世界代表司教会議で協議 される)。

ベルギーの安楽死法は悪魔の囁き?

ブリュッセルのベルギー議会(下院)で13日、18歳未満の未成年者への安楽死を認める法案が賛成86票、反対44票 、棄権12票で採択された。同国上院は昨年11月、既に採択済みだ。フィリップ国王の署名を受けてから成立する。

お母さんが願う「平和」とは何か

読者の皆さんは壺井栄の小説「二十四の瞳」を覚えておられるだろうか。最近、木下恵介監督の映画「二十四の瞳」 を観る機会があった。

やなせたかしさんは死んでいない

漫画家のやなせたかしさん(94)が13日、心不全のため亡くなったというニュースが入ってきた。やなせさんの漫画「アンパンマン」のビデオを楽しんで観てきた一人として寂しい思いがしたが、それは束の間で、「やなせたかしさんは亡くなっていない」という確信に満ちた思いが湧いてきた。アンパンマンを描いたやなせさんはわたしたちの前からは去ったが、生きている。

君は「多様性」の果てに何を見るか

南米3カ国訪問中のローマ法王フランシスコは11日、パラグアイの首都アスンシオンの市民集会で、「 社会の発展には多様性が不可欠だ」という趣旨の話をしたという。同集会には同性愛者グループが招かれていた。   フランシスコ法王の「多様性」は同性愛者を支持する意味で使用されたのではないという。だから、法王の発言を取って、 カトリック教会が同性愛者を承認したとは受け取れない。しかし、 フランシスコ法王は同性愛者が招かれていることを知ったうえで、「社会の多様性」 という言葉を意識的に選んだことは間違いないだろう。

「貧しさ」の同伴者について

世界に約12億人の信者を有するローマ・ カトリック教会最高指導者ローマ法王に南米出身のフランシスコ法王が就任して以来、教会では「貧しい者」 へ関心が高まり、「質素」な生活が評価され、逆に豊かさ、華美さは守勢を余儀なくされている。

「魂は何か」問う車椅子の心理学者

ゲオルク・フラベルガー氏(Georg Fraberger)はウィーン市にある欧州最大総合病院AKHの整形外科に勤務する心理学者だ。フラベルガー 氏が自身の経験や生い立ちを書いた著書「肉 体なく、魂で」(Ohne Leib. Mit Seele)を発表した。同氏は1973年、ウィーンで腕と脚がなく生まれた。その後、通常の学校を通い、 心理学を学び、心理学者として患者のケアを担当している。39歳。4人の子供がいる。

同性婚の問題と「生命のサークル」

欧米諸国で同性婚を公認する動きが加速している。その背景には、「人権の尊重」がある。 これまで蔑視されてきた同性愛者にも同等の権利を付与すべきだという基本的な主張だ。

人は偶然の所産ではない

ローマ法王べネディクト16世は6日、一般謁見で「人間は偶然や非理性に運命付けられた存在ではなく、知性と自由によって生きていく存在だ。その創造秩 序の中で人間は神の筆跡を認知できる。聖書は自然科学の教本ではなく、世界の基本と人間の存在を問いかけている。全ての存在の最終原因、最終基本は非理性的、非自由、非知性的ではなく、自由、認識、知性、そして愛に基づいていることが分かる」「信仰的な人間は自然の中で神の筆跡を読み取ることが出来るが、 創造主の特性を正しく理解するためには神の啓示が必要だ。

愛は死よりも強い!

まだ花もつぼみの15歳のとき、私は妊娠しました。子どもの父親とは、知り合って3か月ほどでした。 ただ一回の最初の性体験で身ごもってしまいました。妊娠したと気づいたときには、もう彼とは付き合っていませんでした 。

「相違点」から「共通点」への飛躍

ウィーン市庁舎前のクリスマス市場が先月17日、オープンしたことは既に報じたが、同市のメトロ新聞「ホイテ」 が今月5日報じたところによると、欧州最 大のクリスマス市場を管理している人がイスラム教徒だという。ホイテは写真付きでその人物を紹介していた。 イスラム教ではイエスの生誕日のクリスマスを祝 わないが、同イスラム教徒は「キリスト者の祝賀を共に祝いたい」という心情から2005年以来、市庁舎前の市場を管理 、運営してきたという。

カトリック教会と「万能細胞」

山中伸弥・京都大教授のノーベル生理学・医学賞受賞について、世界に約12億人の信者を有するローマ・ カトリック教会の総本山バチカン法王庁はおおむね歓迎する一方、「人間のクローン化への道が開かれる」 として懸念を表明する声も少なくない。

21世紀の難民たち

今月20日は「世界難民の日」(WorldRefugeeDay)だ。それに先立ち、ジュネーブに本部を置く国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が18日2011年の年報、「グルーバル・トレンド」を公表したが、それによると、昨年1年間で約83万人が新たに難民となり、域内難民を含めると難民総数は約437万人で前年度(425万人)と比較すると微増した。2000年以降最も多い。ちなみに、世界の難民総数は4250万人で前年度4370万人より減少した(難民約1542万人、域内避難民約2640万人)。その主因は約320万人の域内避難民(IDPs)が故郷に戻ったからだ。

「自殺予防」をスーダンから学ぼう

今月10日は世界保健機関(WHO)の「世界自殺予防デー」に当たる。世界では1日平均、約3000人が自殺している。

神はわたしたちの叫び声を聞いた

ローマ・カトリック教会最高指導者、ローマ法王べネディクト16世は先月25日、慣例のクリスマス・メッセージの中で 、「神はわたしたちの叫び声を聞かれた」と述べ、「救い主イエス・キリストの降臨はその証しである」と語った。

“デザイン・ベビー”と優生思想

PID問題だけではない。どんな最新技術や医療技術が開発されたとしても、当然のことだが、その受益者というべき人間がそれらをどのように利用するかで結果は大きく変わる。技術そのものが「生命の倫理」を蹂躙するわけではない。その技術を利用する人間が蹂躙するのだ。

当方が出会った中東の女性たち

当方は先日、シリアの女性に会う機会があった。まだ若いが弁護士として活躍している女性だ。食事をしながら話していると、彼女は突然、「私は11歳の時、結婚させられたのよ。相手は22歳の男性。両方の親たちが了解のもと、婚姻を約束したの。自分は勉強がしたかったので、学校に行き、それから米国に逃げていった。そこで勉強して弁護士になったのよ」という。

「ノルレボ錠0.75mg」の医薬品製造販売承認に関する意見

2010年11月10日付で厚生労働省医薬食品局審査管理課が実施した、緊急避妊薬「ノルレボ錠0.75mg」の医薬品製造販売承認に関するパブリックコメント(意見募集)(注1)に対して、日本カトリック司教協議会常任司教委員会(委員長:池長 潤 カトリック大阪大司教)は、12月2日、意見公募に応じ、意見楓セを行いました(注2)。

教皇ベネディクト十六世の待降節第 - 主日前晩の祈り講話

11月27日(土)午後6時から、サンピエトロ大聖堂で、教皇ベネディクト十六世は「待降節第 - 主日前晩の祈り」および「出生前のいのちのための前晩の祈り」を司式しました。以下は前晩の祈りにおける教皇の講話の全訳です(原文イタリア語)。「出生前のいのちのための前晩の祈り」は教皇の呼びかけでこの年初めて全世界のカトリック教会で行われました。

スペインの中絶法は社会の自殺だ

よほど頭にきているのだろう。法王庁生命アカデミーのイグナシオ・カッラスコ・デ・パウラ新会長はスペインの人工中絶法を批判し、「まったく無能な法」と評したのだ。少々荒っぽい表現だが、新会長の「怒り心頭」といった胸の内が伝わってくる。人工中絶法によると、16歳以上の女性の場合、妊娠14週目まで両親の許可なく中絶ができる。同国カトリック教会は「テロ行為だ」として批判している。新会長が懸念するのは、スペインのリベラルな中絶法が南米諸国にも影響を及ぼすのではないかということだ。ブルゴス教区のフランシスコ・ギル・へリン大司教(Francisco Gill Hellin))は国民に中絶法への抵抗運動を呼びかけているほどだ。

ピルを服用して10年後、英国人女性が血栓で死亡

LifeSiteNews.comは、28才のイギリス婦人が10年間経口避妊薬ピル服用後、重症な静脈血栓で亡くなったと報じています。彼女、ジェナ モリスは、住み込みのフィアンセ、ルーク ホーソンと結婚しようとしていた行員で、腎臓結石を患っていると彼女に告げた医師に仕事場から家へ具合が悪くなって連れ戻された。彼女の脚に出来た凝血が肺に広まった時、彼女は急死しました。

欧州で08年、286万件の中絶

数字は一見、冷たいが、現実を容赦なく表示する手段だ。スペインの「家族問題研究所」が3日、ブリュッセルで発表したところによると、欧州連合(EU)の27カ国で2008年度、286万件の中絶が行われたという。中絶が欧州の死因トップというから恐ろしい。

アメージング・グレース

私は、24歳で、未婚。最近、初めての性交渉を持ちました。 私は、クリスチャン・ホームで成長して、自分の性的な関係について、もうすっかり恥ずかしくて不安でした。 そして、すぐに妊娠しました。

日本の選挙分析で、低下する出生率と急速に高齢化する人口が見落とされている

2009年8月31日: 日曜日に行われた日本の歴史的選挙で、政府与党の自民党は、第二次世界大戦後、2回だけパワーを失いました。 衆議院の480議席のうち308を獲得して、野党民主党員が圧勝しました。

プロ・ライフ集会 2万人のカトリックの若者が首都ワシントンに集う予定

10代から20代のカトリックの若者たち2万人以上が、全米各地から首都ワシントンの最大のスポーツ・アリーナに集う。米国で妊娠中絶を合法化した1973年の最高裁判決Roe v. Wade(ロウ対ウェイド)の記念日に、毎年恒例のいのちの集会と青年ミサを開催するため。

ニュージーランドの製薬会社 モーニング・アフター・ピルの妊娠中絶作用を認める

ニュージーランドのモーニング・アフター・ピルを製造する会社は、同薬が妊娠初期の数週間に中絶作用を及ぼす可能性のあることを認めた。

危険だらけの若者の性

性感染症の“津波”に呑み込まれる若者たちは、この切迫した問題に立ち向かうために助けを必要としている。小児科医であり、また母親であり、著作活動も行うマーガレット・ミーカー氏は、子どもを持つ親や十代の若者たちにアドバイスを提供している。

人クローン胚の作成・利用を容認する

人クローン胚の作成・利用は、たとえ人クローン個体産生が禁止され、その目的が研究・治療に限定されていても、大きな倫理的問題を含みます。なぜなら、人クローン胚の作成は、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)の作成に伴うヒト胚の滅失・破壊をめざし、人の道具化へと道を開くものだからです

「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」(中間報告書)についての意見

「人間の生命は、その存在の最初の瞬間から、すなわち接合子が形成された瞬間から、肉体と精神とからなる全体性を備えた一人の人間として、倫理的に無条件の尊重を要求する。。。また、ヒト胚の研究に関連して、2003年7月にあらためて次のような声明が公表されている。「初期のヒト胚は、子宮着床前であっても、人間のいのちをもつ、個体としての人間であることに変わりはなく、またそれは、自立的有機体として、十分に発達して人間の胎児になることに向けて成長していくものである。したがって、この胚を破壊することは重大な道徳違反である。なぜなら、それは罪のない人間存在を意図的に抹殺することだからである。

中絶経験者の夫と恋人の為に

もしあなたが中絶した赤ちゃんの父親だったり、又は中絶経験のある女性と付き合っているなら、きっとあなたは度々、汲ォや挫折感がともなったり、解決が不可狽ニ思われる問題をいくつか抱えているだろう。まずあなたが知らねばならないのは、あなたは一人きりではないという事である。希望だってある。以下は、あなたの状況をどう扱うかについてのいくつかのステップである。

声を聞いて(真の思いやりある社会を求めて)

ケボキアンという名の今では職を失った病理学者が繰り返しマスコミを騒がせていた渦中に、私は存在しています。その医師は「哀れみ深い人」だということを読んだり聞いたりして知っていました。ところがそこには危険が潜んでいたのです。彼は、思いやりに満ちた行為の最たるものが死ぬ力のない人を手助けすることだと信じる社会の一員だったのです。あれだけ騒いだマスコミも助けを必要としている本人たちの声を取り上げることはありませんでした。

パーシャル・バース・アボーション:より詳しい考察

この方法は通常、妊娠20週から使われ始め、少なくとも24週まで「一般的に」行なわれています。そして、この方法はずっと遅く、9ヶ月に入ってもしばしば行なわれてきました。ロサンゼルス・タイムズ紙が1995年、6月16日のニュース記事の中で、この中絶方法を正確かつ簡潔に説明しています。

中絶と詩篇139

女性が妊娠するということは、神自身がその女性の中に子どもを形作っているのである。そうすることによって神は自分の栄光を啓示できる。だから出産前の発育を神の造りしものの「素晴らしい」証拠だといわれる。神は世界中のどこかで子どもが授かるといつもこのようにしているのである。夫婦には「事故」や「間違い」を起こすことがあっても、神には決してない。これらは我等の君主である主が新しい人間を創造し、真実の愛を知る機会を与え、神に従順であるように努力している結果にほかならない。

中絶後遺症候群の認識

精神的外傷後ストレスの最初の段階は否定です。人々は自分が問題を抱えていることを認めることを拒否したり、その問題を他のもののせいにしたりします。アンは彼女自身の初期の経験を次のように語っています。

モラルに反する研究の容認傾向を阻止する

ヒトの胚性幹細胞を使う研究は、倫理に反するだけでなく不必要なものでもあり、大衆の支持に値するものではない。一方、成体幹細胞に関する研究は、倫理的な問題がない上、胚性幹細胞の場合と同等の効果が期待できる。我々はだれもが病気を治す方法を見つけたいと考えている。しかしながら、その過程で無実のいのちを犠牲にすることは避けなければならない。

バース・コントロールと妊娠中絶

バース・コントロールとは、子どもを持つ時期を当事者自らが決定することです。

未婚の母のためのガイドライン

未婚の母のためのガイドラインのガイドライン(注意事項)は、未婚の母が将来、結婚するかもしれない人をより良く理解し始めた時、不安を抱かせないように手助けする目的で作られました。

幹細胞を巡る議論

1997年にクローン羊ドリーが誕生したことで、「クローン作成を巡る議論」が始まった。その議論は、今「幹細胞を巡る議論」へと発展している。数々の主張や紛らわしい専門用語が飛び交う中で当惑している人も多いだろう。しかしながら、アブード博士は次のように述べている。「生物学の学位がなくてもこれらの用語を理解することは助ェ可狽ナある。基本的な倫理は決して難解なものではない。」

離婚で人は幸せになれるのか

「離婚神話」というのが存在する。人が結婚してうまくいかない場合は2つの選択肢があり、そのまま別れず不幸でいるか、離婚してもっと幸せになるか。だが、研究者達による調査結果が、この仮定や古くからの慣習的考えに疑問を投げかけることになった。

泣いてもいいなんて知らなかった

その午後、三人の女の子が私のオフィスを訪ねてきた。三人とも中絶経験者だった。それぞれの話に私は心を痛めた。彼女達は全員自分の赤ちゃんの死を悲しんでいたのに、それに気が付いていなかったのである。彼女達の私への信頼を感じ、その子達をより愛しく思うようになった