避妊 : 研究論文

中絶に直面する女性と医師:良心形成と道徳的選択における正しい科学の役割

Irving, Dianne アーヴィング・ダイアンヌ
中絶問題に直面する女性、医師、その他大勢の人たちに関わる、もっとも緊急でありながら無視され続けているジレンマは、ヒト受精卵に関する正しい基礎的科学知識へのアクセス、観察に基づいて、普通、人間は受精の瞬間に単細胞の受精卵として存在し始めることを証明する情報に不足しているということです。このような正しい情報がなければ、わたしたちには中絶、ヒト受精卵研究、ヒト受精卵幹細胞研究、クローニング、異種間キメラ、遺伝子配列変更の研究・治療、その他関連する医学・科学的問題に関して、良心を正しく形成し、倫理的に正しい決定をすることができなくなります。神の啓示ほどではないとしても、正しい科学に基づくことがこの種の問題について考察する際には出発点になります。

経口避妊薬:ピル
その作用と安全性

W., Paul ウェッケンブロック・ポール
「ピル」については、その発売が始まった1960年からこの方、常に議論され続けてきました。これらの強力な人工ステロイドについては医学的、社会学的、道徳的に、久しく研究されているのに、未だに混乱が存在しています。ピル市場での何十億ドルという収益とか、立法府やメディアに対する産児制限ビジネスの政治力のために、普通の人は真相を知らずじまいになっています。しかし、この問題に関しての研究とか、本も出版されていますし、常識ある人であれば気をつけるはずです。

避妊と人としての存在

DeMarco, Donald デマルコ・ドナルド
避妊は道徳的な問題です。それはまた宗教的な問題でもあります。しかし宗教を脇へ置いて、避妊の問題を純粋に自然のレベルで分析し論じることは可能です。道徳哲学者は、全ての人間が普通に自然のままに経験することに関心を持っています。

初期妊娠因子

DuPlants, Lloyd デュプランティス・ロイド
血清中のEPAは、生存能力のある胎芽の存在を示すものであることが分かりました。女性の体内におけるEPAの出現は、妊娠につながる性交の1〜2日内に観察されています。それと対照的に、探知可能な程度のベーター・ヒト・コリオニック・ゴナドトロフィンは黄体化ホルモンのピーク後8日目の母体血清に検出されます。それでもほとんどの女性の場合、それが検出可能な量になるのは黄体化ホルモンのピーク後9〜10日です。EPAは妊娠期間の大体最後の週まで母体内にありますが、必ず分娩の前には血清から検出されなくなります。

家族の価値と安全なセックス

Trujillo, Alfonso L トゥヒリ・アルフォンソ
カトリック教会は、AIDS予防の完全に有効かつ十分な手段としてコンドームを奨励しているプログラムを繰り返し批判してきた。世界いずれの地域の司教協議会もこのプログラムに関する懸念を表明している。南アフリカ、ボツワナ、スワジランドのカトリック司教協議会は、「無秩序に拡大するコンドームの使用奨励は、次の理由からHIV/AIDSと戦う我々にとって非道徳的で見当違いの武器であるとはっきり見なしている。*コンドームの使用は人間の尊厳に反する。*コンドームは愛という崇高な行為を身勝手な快楽追及の行為に変え、一方で責任を回避させる。*コンドームはHIV/AIDSの予防を保障しない。*コンドームはHIV/AIDS拡大の大きな理由の1つにさえ挙げられる。コンドームの品質の悪さや誤用の可能性は別としても、コンドームが一因となって自制する心や互いを尊重する心が薄れている。

女性の生殖生活早期における経口避妊薬ピル(OCP)の服用と妊娠中絶実行に関する世界の成り行き

Kahlenborn, Chris カレンボーン・クリス
アメリカはOCPの服用も妊娠中絶も両方早期に高い割合を占めており、私達はきっと乳癌の新しいケースの進展において最も高い危険のある国のうちのひとつです。その他の国々はどうでしょうか?他の国々における相当数の女性達は、乳癌の危険が増しています。特に、もし、若い人達が早期にOCPを服用したり、妊娠中絶を行った経験があったり、または現在服用したり妊娠中絶を行っていたり、あるいはこれから服用したり妊娠中絶をするつもりでいたりするなら高い危険性があります。女性がOCPを服用している国々では子宮頸部の癌の危険が増加していることを忘れてはいけません。

人間の性とコンドーム

Clowes, Brian クロウズ・ブライアン
本稿は、現在、世界で最も普及している避妊器具、すなわち男性用コンドームに関する最新の科学的情報を概説および要約したものである。この要約は多くの情報源が使われているが、特に医学ジャーナルを重視した。この要約は、コンドームについて、直接的かつ簡潔・簡明な事実を必要とする人々のリソースとなることを意図して提供される。

教会の教示とヒトの生殖

Shea, John B. シー・ジョン
教皇パウロVI世は、避妊という行為が、男性が女性を尊重する気持ちを失わせ、女性を自己の享楽の単なる手段としか見なさなくなると予見したことで、その洞察力がいかに優れていたかを歴史的に証明した。中絶や性感染症の爆発的な増加は、化学的避妊薬の合法化とその利用が拡大した結果、不特定の相手との性交が増えたことの証明である。また、教皇は、道徳的危機を無視した当局が、婚姻している男女にとって不正な手段によって社会問題を解決しようとする危険があることも警告している。その証拠は、現在、国連が支援している世界的な避妊と中絶の推進、中国政府による一人っ子政策に表れている

愛への挑戦

Smith, Janet スミス・ジャネット
回勅 -- フマネ・ヴィテ -- に向けられた敵意が余りにも大きいので、人工避妊が初代教会のころから論争点でなったと初めて聞いた人はあっけにとられるほどです。

現代世界の性認識

Smith, Janet スミス・ジャネット
現代社会が性的混乱によって苦しんでいるのはことさら目新しいニュースではありません。十代の妊娠、性病、離婚、エイズについて詳しくない人たちに、性の革命の結末を納得させようとして色々な統計を突きつける必要があるでしょうか?

避妊と中絶の関係

Smith, Janet スミス・ジャネット
中絶反対運動に関わっている人々の中には避妊と中絶を結びつけて考えたがらない人々が多くいます。そのような人々は、これらは別個の非常に異なった行為、つまりいのちが生まれるのを妨げる避妊と、すでに始まってしまったいのちを奪い取る中絶は全く違ったものだと主張しています。

避妊がいけないわけ

Smith, Janet スミス・ジャネット
わたしは避妊とそれに関連する性の問題に関する教会の教えについて話します。ご存じの通り、わたしたちは避妊法が人類の歴史始まって以来最高の発明であると考える文化の中に生きています。もし、車、コンピュータ、避妊ピルの中でどれか一つ断念しなければならないとすれば、どれを選ぶか答えに窮してしまう人は多いことでしょう。ピルはそれほどまでも現代生活に欠かせず、現代医学最大の発明であると思われています。それにもかかわらず、わたしたちの古めかしいカトリック教会はピルが人類の歴史で最悪の発明だと主張します。教会によれば、ピルこそわたしたちの歴史始まって以来最大の災難なのです。