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安楽死ニュース

終末医療「家族とも対話」…厚労省、初の指針改定案
従来の指針では、治療やケアの方針について、患者と医師などが話し合い、患者本人の意思決定を基本とすることが示されていた。改定案では、患者の意思は病状などによって変化するとして、話し合いを繰り返すことが重要と強調。本人が意思表示できなくなることを想定し、話し合いには、家族らを含めることも重要とされた。患者本人が信頼できる特定の家族らをあらかじめ指名しておくことが望ましいとし、話し合うごとに内容を文書にまとめることも明記された。

人生最期の医療、繰り返し話し合うべき 指針改定へ
改定案は、この原則は変えずに病院だけでなく介護施設や自宅でも活用しやすくする。看護師や社会福祉士、介護支援専門員、介護福祉士らがチームに加わることを想定。どこで過ごしたいか、食べられなくなったときにどうしてほしいか。思いは病状の変化などにより変わっていく。このため、方針を決める話し合いを繰り返し行うことを求める。チームが適切な情報を提供し、話し合いの内容は文書にまとめる。

終末期患者と対話重ねて…厚労省、医療指針初の改定へ
ACPでは、意思表示が難しくなる前に、末期がんなどの患者が希望する治療内容やケア、過ごしたい場所などを事前に話し合う。患者本人の気持ちや病状の変化に応じて繰り返し話し合い、継続的に見直すことが特徴だ。家族も加わることで、患者本人が意思表示できなくなった時、代わりに意思決定で重要な役割を果たせるようになる。

延命治療続けるか 現場支える相談体制、独断避ける狙い
子どもは最終的に心不全で亡くなったが、薬の治療で不整脈は治まり、装置を外して一度はICUを出られた。「どうしても助からない場合、いつ積極的な治療を中止するか簡単に決められない。装置に頼り続けないと決断できたから、迷わずに治療できた」と竹内さんは振り返る。

「延命治療希望しない」が7割超 埼玉県医師会などの調査
終末期医療に詳しい埼玉医科大学の齋木実准教授は「どのような最期を迎えたいか、治療以外にも選択肢があることを本人が認識できる環境を作ることが重要だ」と話していました。

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安楽死の本

いのちの福音

人工妊娠中絶や安楽死など人間のいのちを軽んじる行為が合法化されようとしている現代社会の中で、神のかたどりである人間のいのちを尊重し、守り、愛することの大切さを、聖書や教会の伝統的な倫理観に基づいて訴えています。
[カトリック中央協議会出版部]

読んでください

小池百合子都知事への手紙

Ebihara Hiromi エビハラ ヒロミ
この度は、女性活躍推進大賞を賜り、大変恐縮しております。 普段、自分が活躍できているかどうかなど、まったく意識したこともなく、ご推薦いただけることになった時点でも、私の活動がこんなに評価いただけるとは夢にも思っておりませんでした。ありがとうございます。 重度の、進行性の障害を生まれ持った私の使命は、華々しく活躍するパラリンピック選手や、個性的な芸術活動をおこなったり、起業したりする障害者のようにスポットライトを浴びて社会に広く知られるようなことのない、もっと重度の障害者の、社会における存在価値を、確立することだと思っています。

追悼の意を込めて

Ebihara Hiromi エビハラ ヒロミ
相模原での悲惨な事件。

犯人に対する怒りとか、 被害者に対する悲しみとか、 障害者だって一生懸命生きてるんだとか、 いらない命なんてないとか、 なんやかんやいろんな声が上がっています。

ホスピスケア

Oota Minoru オオタ ミノル
昨日は司祭たちの集会で、岡崎ホスピスケアの代表の二名の女性が講話をしてくださいました。

「痴呆症とお彼岸介護」老いる苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
前回紹介した物語『河童』の主人公は痴呆症だった。痴呆症、それは高齢化が進んだ現代、年老いての主な苦しみの代表だ。四門出遊伝説によると、お釈迦様 は東の門から出ていって一人の老人に遇った。その老人は老衰のあらゆるさまをあらわし、脈絡はふくれ、歯はかけ、 皺だらけで、杖をついてよろめき、手足がふるえていた。当時は、まだ痴呆症は主要な老苦でなかったようだ。

目に見えないトレンド:状況が生命の質を決める

Novotny, Jerry (OMI) ノボトニー・ジェリー
死の文化となれば、法律は手段を選ばないだろう。法律では、胎児、末期患者、 高齢者などが使い捨ての物体として扱われている。そんな法律の下では、状況によって生命の質、 生きて愛情あるケアを受ける価値のある人、あるいはその価値がない人が決められる。最近では、ケーシー・ ケイスンの問題に関わる騒乱と混乱がある。裁判所は食事と水を与え、終末期のケアを行うことと「生命維持」 との違いについて国民に間違った考えを信じ込ませている。これでも控えめに言っているのだから、恐ろしいことである。

延命は必ず必要なのか?

Novotny, Jerry (OMI) ノボトニー・ジェリー
延命は必ず必要なのか?答えは、はっきり言うと「ノー」である。「蘇生禁止」命令が認められる時代が来るかもしれない 。手術をやめて人工呼吸器を取り外す、あるいは治療の中止が医学的に適切とされる時代が来るかもしれない。

ベルギーの安楽死法は悪魔の囁き?

Editorial オピニオン
ブリュッセルのベルギー議会(下院)で13日、18歳未満の未成年者への安楽死を認める法案が賛成86票、反対44票 、棄権12票で採択された。同国上院は昨年11月、既に採択済みだ。フィリップ国王の署名を受けてから成立する。

「命への奉仕者に」教皇とカトリック医師らとの出会い

Vatican Radio broadcasts バチカン放送局
堕胎によって生まれない子どもたち、病気や高齢の人々の顔には、イエス・キリストの顔が刻まれていると述べた教皇は、 命を大切にしない「切捨ての文化」への警告を発せられた。

教皇ベネディクト十六世の347回目の一般謁見演説

Documents,Official ドキュメント,公文書
ご存じのとおり、わたしは(拍手)――皆様の同情に感謝します―― 主が2005年4月19日にわたしにゆだねた奉仕職を辞任することを決断しました。わたしはこの決断を教会の善益のために完全な自由をもって行いました。それは長期にわたる祈りと、神のみ前での良心の糾明を経てのことでした。わたしはこの行為が重大なものであることをよく分かっていましたが、 必要な力をもってペトロの奉仕職を果たすことができないことも同じく自覚したからです。教会はキリストの教会です。だからキリストは教会がご自分の指導と配慮を欠くことを許しません。 わたしはこの確信に支えられ、照らされています。皆様がこれまで愛と祈 りをもってわたしに同伴してくださったことを感謝します。ありがとうございます。 この数日間はわたしにとって容易なものではありませんでしたが、わたしは ほとんどからだでも、祈りの力を感じました。この力は、教会への愛と、 皆様の祈りがわたしにもたらしてくれたものです。わたしのため、教会のため、次の教皇のために、引き続きお祈りください。主がわたしたちを導いてくださいます。

平和を実現する人々は幸いである

Documents,Official ドキュメント,公文書
4 共通善と平和を実現するための道は、何よりもまず、人間のいのちを尊重することです。ここで人間のいのちを、 受精から始まり、成長を経て、自然死に至るまでの、さまざまな次元を含めた意味で考えなければなりません。それゆえ、 真の意味で平和を実現する人は、あらゆる次元で――すなわち、個人的、共同体的、超越的な次元を含めた―― 人間のいのちを愛し、守り、推進する人です。完全ないのちは、平和の頂点です。平和を望む人は、 いのちへの危害や犯罪を容認することができません。 
人間のいのちの価値を十分に重んじず、その結果、たとえば人工妊娠中絶の自由化を支持する人は、このことを通して、 偽りの平和を追求することになることに気づかないかもしれません。人間の人格をおとしめることになる責任回避や、 さらには無防備で罪のない存在を殺害することは、決して幸福も平和ももたらしえません。実際、 出生前の生命をはじめとするもっとも弱い者の生存権を守らずに、平和や、諸民族の完全な発展や、 環境保護を実現することをどうして考えられるでしょうか。いのち、それもとくに初期のいのちを侵害することは、 発展と平和と環境に対して修復不能な損害を与えます。欺瞞的なしかたで、 偽りの権利ないし自由を法制化することも不正です。矮小化された、相対主義的な人間観と、 あいまいな表現の巧妙な使用に基づいて、人工妊娠中絶や安楽死を行う権利の主張を推進しようとするこのような法制化は 、根本的な生存権を脅かすからです。

終末期医療

Suzuki, Atsushi スズキ・アツシ
私たちは、生まれた瞬間から死を約束されている。生まれた瞬間から死刑宣告を受け、その執行を待っているようなものであるが、実際の死刑囚と違うのは、私たちはその事実から常に目をそむけ、死をタブー視していることある。

自殺防止にはキリスト教が一番

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
東日本大震災はあまりにも衝撃的であった。日本人がひたすら信じてきた「成長神話」も、それを支えてきた科学技術も、自然の猛威の前に無力を証明してしまった。この惨事を目のあたりにして、山積していた日本の課題が忘れ去られてしまった。

安楽死についての声明

Documents,Official ドキュメント,公文書
最近の安楽死を合法化しようという取り組みが、私たちの社会を重大な危機にさらしています。これらの動きには、自殺の方法を紹介する新しい出版物があったり、末期症状にある患者を家族や医師が殺したり、その患者の自殺を手助けしたりすることが広く話題になっているため、大勢の注意をひいています。ヘムロックソサエティが第一線で導いている、太平洋岸北西部にあるような目的は、殺人や自殺幇助に反対する州の法律を変え、医師が末期的症状にある患者に、過剰量の薬や致命的注射を与えることができるようにしようとするものです。

非常に危険な事態の進行

Valko, Nancy ヴァルコ・ナンシー
私たちは、身体障害者になるより死んだほうがましだとか、人の助けが必要な人々は自分にとっても他人にとっても重荷になるとかいう考え方が広まりつつあるのを阻止する必要があります。真の尊厳は私たち全員において固有のものであり、それは他人に依存していることによって失われるものではありません。つまり、私たちは何よりもまず、よきサマリア人の理想を取り戻す必要があるのです。

我々が警告を発していた死のクリニックが誕生する!

Panzer, Ron パンザ−・ロン
医学的殺人を「標準化する」動きはオランダだけでなく、世界的な機運になりつつある。通常の治療として以前から行われていた治療(アルツハイマー患者への食事の供給など)を高齢者や重度の障害を持つ患者に行わないことを正当化する研究を推進する流れがある。もうひとつ、認知症患者への提供が減少している治療として肺炎患者への抗生物質治療がある(すなわち肺炎患者を意図的に死なせようとしている)。

人間であることには重大な意味がある

Bowers, Theron バワーズ・セロン
人類社会のすべての構成員の固有の尊厳と平等で譲ることのできない権利とを承認することは、世界における自由、正義及び平和の基礎であるーー世界人権宣言前文(UDHR)

終末期医療

Suzuki, Atsushi スズキ・アツシ
私たちは、生まれた瞬間から死を約束されている。生まれた瞬間から死刑宣告を受け、その執行を待っているようなものであるが、実際の死刑囚と違うのは、私たちはその事実から常に目をそむけ、死をタブー視していることある。

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