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バイオエシックスニュース

さい帯の幹細胞を使った薬、国内初治験…東大など今月から
今回の治験は、急性のGVHDの患者で、通常のステロイド治療で改善しない重症患者6〜12人が対象。妊婦の同意を得て、出産時に提供されたさい帯を使用する。さい帯に多く含まれる幹細胞には組織を修復する作用があり、培養して作った注射薬を投与して安全性などを確かめる。肝臓や腸などの炎症を抑える効果が期待できるという。治験の期間は2019年度末までの予定

子どもは検査結果に反して障害児だった… 「新型出生前診断」開始5年、私がいま思うこと
自分が健常者として生きてきた道が、我が子に当てはまらないと知った時、親は、これまで培ってきたものとは全く違う価値観をゼロから作り上げることになります。障害の受容とは、長い年月をかけて子どもを育てていく過程で、親が築いてきた自身の価値観を一度リセットし、再構築していく作業だと感じています。

ゲノム編集でDNA消失、新技術の信頼ゆらぐ 英チーム
科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」に17日、発表した。チームは今回、マウスのES細胞(胚(はい)性幹細胞)やヒトの網膜細胞を使ってキャス9でゲノム編集を実施。すると、編集を狙ったDNAの塩基配列の周辺で、狙いとは別に数千塩基分の配列が消えたり、ほかの塩基配列が組み込まれたりしていた。

出生前診断で陽性なら9割中絶、高齢出産で増える「ダウン症」どう向き合う?
生まれてくる命とどう向き合うべきか。「それを夫婦で話し合うのは、不妊治療を始める段階では遅い。結婚してすぐ、できれば結婚を決める前に、きちんと情報を集めて知識を身につけ、考えておくことが大切です」

iPS細胞から作製の血小板、献血と同等の実用品質に
チームは、体内で血小板がつくられる際の血液の流れを解析。その結果、一定の流れではない「乱流」が生じていることがわかった。iPS細胞からつくった血小板のもととなる細胞を液体中で培養する際、同様の乱流を再現し、加えてみると、献血と同等の品質の血小板ができたという。

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バイオエシックスの本

いのちの福音

人工妊娠中絶や安楽死など人間のいのちを軽んじる行為が合法化されようとしている現代社会の中で、神のかたどりである人間のいのちを尊重し、守り、愛することの大切さを、聖書や教会の伝統的な倫理観に基づいて訴えています。
[カトリック中央協議会出版部]

第二バチカン公会議公文書全集

キリスト教生活を信者のうちに日々豊かなものにし,変更可能な諸制度を現代の必要によりよく順応させ,キリストを信じるすべての人の一致に寄与することすぺてを促進し,また,すべての人を散会のふところに招き入れるために役立つ,すべてのことを強化しようと望む聖なる公会議は、典礼の刷新と促進について配慮することも特にその使命であると確信する。
[サン パウロ]

読んでください

あるシングルマザーのうぬぼれ

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
先日、テレビのチャンネルを変えていたら、精子バンクを利用して子供を産んだアメリカの、あるシングルマザー( 未婚の母)のインタビュー番組が目に入った。まず驚いたのは、精子バンクという商売が繁盛していること。 さらに驚いたことに、そのシングルマザーは言ったのである。「精子バンクを使えば後腐れがない。 自分独りで自由に子育てができる」と。後腐れとは何たる暴言、独りで育てるとは何たるうぬぼれ。一言、 世に警告を発せざるを得ない気分になった次第。

なぜ、裁判を起こしたのか?

Matsunaga Tadashi マツナガ タダシ
みなさん、プロレス好きですか?僕は子どものころから大好きで、今はさすがに見ませんが、 高校生まではプロレス小僧でした。

追悼の意を込めて

Ebihara Hiromi エビハラ ヒロミ
相模原での悲惨な事件。

犯人に対する怒りとか、 被害者に対する悲しみとか、 障害者だって一生懸命生きてるんだとか、 いらない命なんてないとか、 なんやかんやいろんな声が上がっています。

生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレター

McCartin, Paul マッカーティン・ポ−ル
ニューヨーク・タイムズ紙が伝えたところによれば、米国およびカナダで栽培されているGM作物は、全体として見ると、 収量増にも化学農薬の使用量減にも結びついていない。

「遺伝子診断と差別」生まれる苦しみ

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
芥川竜之介作『河童』は昭和2年に書かれた。物語は痴呆症の主人公によって語られる。「けれどもお産をするとなると、 父親は電話でもかけるように母親の生殖器に口をつけ、お前はこの世界へ生まれて来るかどうか、 よく考えた上で返事をしろ、と大きな声で尋ねる・・・すると細君の腹の中の子は多少気兼ねでもしていると見え、 こう小声に返事をした。僕は生まれたくはありません。第一僕のお父さんの遺伝は・・・」。

新出生前診断〜中絶〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
先週の金曜日(11月22日付)の毎日新聞のトップページに、「新出生前診断『陽性』53人が中絶」 という記事が載っていました。

医師として僧侶として

Tanaka Masahiro タナカ マサヒロ
私は寺で医療を行っている。それで全日本仏教会から推薦を受け、ローマ教皇庁医療国際会議に計4回招待された。 そこで仏教の立場を発表するとともに、他宗教の状況を知る機会を得た。この会議では、 毎回異なる重要な医療関連のテーマについて、 広い分野から30名くらいの専門家が講演を行う。実質的には医療に従事するカトリック宗教者の勉強会といえる。 ローマ教皇庁関連の医療機関は世界中に10万8千もある。会議は3日間で、 約80ヵ国から800人くらいが参加している。

福音のすすめ〜聖家族〜

Shimazaki, Hiroki シマザキ・ヒロキ
主の降誕を祝った、次の1 2 月の主日は、聖家族の祭日となっています。今年の場合、主の降誕の二日後にあたる今日、お祝いすることになります。 ここで、聖家族とは何かということを、皆さん、おわかりかとは思いますが、復習のつもりで聴いてください。 聖家族と呼ばれるのは、イエスとその母マリア、そして養父のヨセフのことです。なぜ、聖家族と呼ばれるのかというと、 神の独り子であるキリスト・イエスが神から人間として派遣されてこの世に来たときの家族だからです。 もう一つ付け加えると、キリストは、神そのものであると同時に人間でもあります。つまり、 同時に神と人間の両方を持ちあわせているということです。ですから、 神を子どもとして与えられたヨセフ一家が聖家族と呼ばれるようになったのです。そして、この聖家族が、 わたしたちの家族のモデル、見本となります。そこで、今日は、家族について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレター

McCartin, Paul マッカーティン・ポ−ル
GM食品の摂取により、私たち自身のDNAも変化することが、科学的に証明されている。

荻野久作博士 (世界の荻野) 3

Suzuki, Atsushi スズキ・アツシ
排卵痛を訴える女性はそれほど多くない。おハナやドイツの女性に当てはまっても、すべての女性に当てはまるとはかぎらない。次回の月経が排卵時期を決定するという結論を出すにはまだ早かった。荻野の推論が正しいかどうかの検証が必要だった。

偉くなった私たち

Genyu Sokyu ゲンユウ ソウキュウ
昔から、子どもが生まれる直前の夫の様子は、サマにならないものと決まっていた。痛みも実感もないのに、 まもなく自分の境遇にとてつもない変化が起こる。これほど落ち着かない時間が男の人生に他にあるだろうか。

臓器提供は人間愛の行為

Itonaga, Shinnichi イトナガ・シンイチ
さる7月13日、参議院本会議において、臓器移植法改正案(いわゆるA 案)が可決され、成立した。これによって、わが国では脳死が一律に人の死とされ、また本人の意思が不明な場合は、 家族の書面による同意があれば、臓器移植が可能となり、15歳未満の臓器摘出と移植も容認されることになる。

「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」(中間報告書)についての意見

Editorial オピニオン
「人間の生命は、その存在の最初の瞬間から、すなわち接合子が形成された瞬間から、肉体と精神とからなる全体性を備えた一人の人間として、倫理的に無条件の尊重を要求する。。。また、ヒト胚の研究に関連して、2003年7月にあらためて次のような声明が公表されている。「初期のヒト胚は、子宮着床前であっても、人間のいのちをもつ、個体としての人間であることに変わりはなく、またそれは、自立的有機体として、十分に発達して人間の胎児になることに向けて成長していくものである。したがって、この胚を破壊することは重大な道徳違反である。なぜなら、それは罪のない人間存在を意図的に抹殺することだからである。

胎児は人間です

Ishii, Yasuto イシイ・ヤスト
中絶をやめさせるには、胎児が人間であるということを、どうしても納得させる必要があります。他のこと、たとえば「かわいそう」とか「その後ずっと罪悪感になやまされますよ」など、いろいろ言ったところで、それは実行後に生じるものであって、実行前のものにはどうも説得力がないと、いつも感じています。そこで誰かそういうことを力強く証明してくれないものかと、いつもまっているのですが、なかなか実現しません。

偉くなった私たち

Genyu Sokyu ゲンユウ ソウキュウ
昔から、子どもが生まれる直前の夫の様子は、サマにならないものと決まっていた。痛みも実感もないのに、 まもなく自分の境遇にとてつもない変化が起こる。これほど落ち着かない時間が男の人生に他にあるだろうか。

いのちの始まりと連続体の確立

Kischer, C. Ward C. ウォード・キッシャー
いのちの始まりとその連続体の確立は、生物学者(発生学者)にとって理解が難しい事実ではない。残念ながら、これらの事実は、政治的な見解に都合がいいように再解釈、再定義されてきた。したがって、ヒト発生学は、社会法律的・政治的な声明として書き直される危険に面している。

法的、医学的、倫理的、社会的問題としてのクローニング

Irving, Dianne アーヴィング・ダイアンヌ
人間クローニングの直接産物は人間です。その反対の主張は科学的に間違っています。

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