思い出そう ムーミン 週のはじめに考える

中日新聞
2018-08-06

丸くてかわいらしいムーミン。作品が描く童話の底辺には、北欧の人たちが大切にしている寛容の考え方があります。今、思い出したい心です。

「来館者第一号は日本人でした」

フィンランドに昨年六月オープンしたムーミン美術館のミーナ・ホンカサーロ学芸員が開口一番、こう説明してくれました。

ムーミンシリーズの作者トーベ・マリカ・ヤンソンさんはこの国に一九一四年に生まれました。そこに開館した美術館=写真=は、関連作品が展示され多くの日本人が訪れる“聖地”になっているようです。

作品に通底する思いがあります。それは分け隔てなく他者を受け入れるという感受性です。ヤンソンさん自身はスウェーデン語を母語としたフィンランド人です。フィンランド語を使う人が大勢の社会では少数派です。

だから弱い立場の人たちに視線が向く。作品には多くの種族が登場しますが、仲良しです。戦争を経験し、より一層その思いが作品に込められた気がします。

全文は下記

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2018080502000108.html

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