言葉を奪われた患者の魂、世界文学に 石牟礼さん死去

朝日新聞デジタル【上原佳久】
2018-02-11

水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子さん(90)が10日、亡くなった。

「苦海浄土」が出版された1969年は、水俣病患者がチッソに損害賠償を求めて熊本地裁に初めて訴えた年でもあった。

「うちは、こげん体になってしもうてから、いっそうじいちゃん(夫のこと)がもぞか(いとしい)とばい」(第三章「ゆき女きき書」)、「わしも長か命じゃござっせん。長か命じゃなかが、わが命惜しむわけじゃなかが、杢(もく)がためにゃ生きとろうごてござす」(第四章「天の魚」)、「あねさん、魚は天のくれらすもんでござす。天のくれらすもんを、ただで、わが要ると思うしことって、その日を暮らす。これより上の栄華のどこにゆけばあろうかい」(第四章「天の魚」)。

全文は下記

https://www.asahi.com/articles/ASL286DNFL28TIPE032.html

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