病む心知る人ぞのみ 週のはじめに考える

中日新聞
2017-07-17

政治も人も信じられない−。若い世代の嘆きの声が聞こえてきます。でもそんな今だからこそ紹介したい。東北の小さな町に、こんな、すごい人がいた。

柔道と相撲で鍛えた偉丈夫が、ひときわ大きく見えました。

一九七三年四月、宮城県唐桑町(現気仙沼市)の町長選挙。立会演説会場に充てられた中学校の講堂は、満員でした。

新人同士の一騎打ち。相手は前助役です。「会社顧問」の肩書で立候補したその人は、凜(りん)として背筋を伸ばし、朗々と訴えました。

「私は長年の間、みなさまの想像もできない病苦と戦い抜いて参りました。そうして社会復帰の先頭に立ちました。政治の根本的な考え方は、真ん中より下に視点を置くということであります。不幸せな人、病める人に視点を置いた政治、それが鈴木重雄の政治姿勢であります」(荒武賢一朗「東北からみえる近世・近現代」より)

全文は下記

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017071602000094.html

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