安楽死? 鎮静死? あなたはどう「生ききりたい」ですか?

YOMIURI ONLINE
2017-02-17

私が通っていた幼稚園はキリスト教の教えをベースにしていました。土曜日の朝に礼拝があり、毎回、先生が数分程度の話をしていました。今でも私の記憶に残っている話がひとつあります。それは……。

  人が生まれたときに、神様は 蝋燭 に火をともします。

  蝋燭には、太くて短いものや細くて長いもの、太くて長いものもあります。

  どれ一つとして同じものはありません。みな、1本1本違います。

  この蝋燭の火が消えるときが、神に召される日です。

私は無宗教ですが、この話はとても印象に残っていて、自分が治療のために入院している間も、自分や他の患者さんを見て、「ああ、あの話は案外本当かもしれない。自分の蝋燭はどんな形をしているのだろう?」と思ったものです。

安楽死、尊厳死、鎮静死。死の定義には様々なものがありますが、一般的に安楽死は薬物などを使って強制的に「死なせること」、尊厳死は治療を行わないで体力の落ちるまま自然に「死を迎える」こと、そして鎮静死とはどうしても取れない苦痛を除去するために「死を選ぶ鎮静薬を投与して死を迎える」ことを言います。

先ほどの蝋燭を例にすると、蝋燭の火を自分で「ふっ!」と吹き消すのが「安楽死」、風に吹かれて火が「すーっ」と消えていくのが「尊厳死」、最後の火の光を家族と見つめながら「そっと」消すのが「鎮静死」というようなイメージで私はいます。

全文は下記

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170206-OYTET50044/?catname=column_sayonar

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