編集者: ノボトニー・ジェローム, OMI 2017年08月16日

社会のニュース

うつ・認知症克服へ、日米欧で脳科学を共同研究
日本はチンパンジーなどの霊長類の脳研究や、マウスなどの脳の遺伝子操作の技術で世界をリードしてきた。米国は患者の脳画像データの蓄積や分析が進んでいる。米国立衛生研究所(NIH)などの政府系研究機関と、ベンチャー企業をはじめとする民間との連携も盛んだ。欧州では、磁気共鳴画像(MRI)や陽電子放射断層撮影(PET)など、脳を観察する技術を使った装置の開発が進んでいる。

内在ウイルスを不活性化=ブタ臓器をヒトへ移植、前進&トベンチャー企業
イージェネシス社などは、DNA配列の削除や挿入、置換を精度高く行える「ゲノム編集」技術を使い、ブタ細胞核のゲノムに組み込まれたウイルスを不活性化した。この細胞核をあらかじめ核を抜いた卵子に入れてクローン胚を作り、雌ブタの胎内に移植することで、ウイルスが働かない子ブタを誕生させた。今後、ウイルスがないブタ系統の確立を目指す方針。

完全に"詰んだ"「貧困高齢者」が爆増する
生産年齢人口の減少が進むなかで、現役世代が高齢者を支えるという現在の年金制度は成り立たないだろう。政府は、高齢者の所得確保に向けた対策を、早急に進める必要がある。後手にまわれば、「職なし貯蓄なし年金なし」という三重苦の高齢者が大量発生することになる。

妊娠したのに胎児がいない…枯死卵の原因と子宮内容除去術について
枯死卵は妊娠に気づいてすぐの流産であり、喜ぶ間もなく悲しみに突き落とされる方が多いでしょう。ご自分を責めないでください。いつから次の妊娠を目指して良いかなど、担当医とよく相談してください。

非核叫ぶ友の分まで 長崎原爆の日 石川県の語り部松林フミ子さん(84)
姉を頼り、10代で石川に移り住んだ。ただ、待っていたのは被爆者への差別だった。周囲に反対された結婚を押しきり、長男を妊娠したときも義母から「被爆者からどんな子が生まれるか分からない」と中絶を勧められた。それでも子どもを産み、必死に育てた。

石川・加賀市「生命尊重の日条例」制定の背後に「中絶反対」運動 (大橋由香子)
こうして生命尊重派は、出産への不安を抱える女性に電話相談や健診・出産費の支援をすることで中絶を減らす活動(赤ちゃんポストや養子縁組も)をしてきた。と同時に、少子化対策の波にのって地方議会での「生命尊重の日」制定など政治的な活動にも力を注いでいるようだ。

子宮移植 社会全体で議論深めよ
また、これまでのわが国の生殖医療では代理母など第三者が関与する方法は認められていない。母親とはいえ、第三者が関わることになる。実現には社会的な合意も必要かもしれない。ただ、自分のお腹(なか)を痛めて出産することを望む患者にとって新しい生殖医療の選択肢の一つであることには間違いない。生まれてくる子どもの親子関係がはっきりするのは代理母と決定的に違う。

未成年移民、6万人超に 伊到着、過去3年半
イタリアは中東やアフリカから欧州を目指す難民や移民が押し寄せる「欧州の玄関口」となっており、内務省によると今年に入り約9万7千人が上陸した。そのうち約1万2600人が大人の同伴者がいないか、移動中に保護者とはぐれた未成年者だという。

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読んでください

New! 恐怖の逃亡に迫る人道的危機

Novotny, Jerry (OMI) ノボトニー・ジェリー
難民の苦境に関するニュースを日々読んでいると、故郷や国から逃げたくて逃亡している人はいないことがわかる。突然、逃亡を余儀なくされた人々が移動に必要な書類やビザを用意することは不可能である。その結果、徒歩やボートでの逃亡や密入国という危険な方法を選択する難民の数が増えている。

New! ボニファチオ・フィリップ神父様のお説教

Bonifacio,Philip ボニファチオ・フィリップ
2017年7月13日(木)10時 カトリック松戸教会で「胎内の子供たちとそのいのちを守る活動のため」 のミサが捧げられました。以下はその時の、カトリック松戸教会主任、ボニファチオ・フィリップ神父様のお説教です。

内部被曝問題研究会への思い

Hida Shuntarou ヒダ シュンタロウ
被曝後66年、原爆放射線の被害、特に内部被曝問題が医学、医療関係者の間で公式に論議されたことがあったのか、 どうか、あったとすれば、その結果、どのような結論になっているのか、寡聞にして筆者は聞いていない。

家庭と貧困をテーマに、教皇一般謁見

Vatican Radio broadcasts バチカン放送局
教皇フランシスコは、バチカンで6月3日、水曜恒例の一般謁見を行われた。謁見中、教皇は家庭をめぐるカテケーシス(教会の教えの解説)を継続しながら、 この日は家族を取り巻く様々な問題の一つとして「貧困」をテーマに取り上げられた。

重い障害をもった方の終末医療についての仮討論

Sugimoto, Tateo スギモト・タテオ
生まれてから40年、S君は一度も言語を持たず歩行も獲得しませんでした。両親の在宅で人生を送らせるという想いで30年間、山深い小さな村で育ちました

出生前診断、胎児エコー検査、生命倫理

Honda, Jirou ホンダ・ジロウ
エコー(超音波検査)技術が進歩し、胎児の様子が手に取るように見えてきた。
超音波検査の最大のメリットはレントゲンやCT検査、MRI検査などと違い、
人体に無害であるという点である。故に手軽に妊婦の経過観察に使用されている。それによって胎児の異常が「生まれる前に」診断可能となるという、さまざまな倫理的問題を内包した事態が生じてくるという話題であった。

自然な家族計画

Omlin, Cindy オムリン・シンディー
ロー対ウェード判決から二十五年経過しました。そして今、生命を囲む環境は最悪です。あの時点以来、米国では三千七百万人の赤ちゃんが合法的中絶手術で抹殺されています。幼児殺害と安楽死は社会から容認されつつあるようです。一九七三年のあの判決はこのような人間の生命軽視のきっかけになったのでしょうか?社会のこの崩壊ぶりの原因はさらに遡って、避妊を多くの人が容認していることにあると考える人たちも多いのです。

神はわたしたちの叫び声を聞いた

Editorial オピニオン
ローマ・カトリック教会最高指導者、ローマ法王べネディクト16世は先月25日、慣例のクリスマス・メッセージの中で 、「神はわたしたちの叫び声を聞かれた」と述べ、「救い主イエス・キリストの降臨はその証しである」と語った。